番組紹介

放送時間: (土) 11:30-11:55
出演者:

こはまもとこ(FM福岡)
香月千鶴(FM福岡)
ちん(ラジゴン水・木担当)

提供:サウンドピュアディオ

毎週多彩なゲスト(ミュージシャン/映画監督/俳優/文化人 etc.)を迎えて、音楽トークを中心に展開する25分番組。「音」を「楽しむ」と書く「音楽」をゲストと一緒に紐解くことで、より深く、広く、音を楽しむことができるハズ。そんな音楽にまつわる私たちの知的好奇心を刺激する番組です。
メールのあて先は、 oto@fmfukuoka.jp まで。

SOUND PUREDIO presents 音解 これからの放送予定

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10月21日 DEEN
10月28日 DEEN
11月04日 Official髭男dism

予定は諸般の事情により予告なく変更する場合もございます。予めご了承ください。

☆この後も続々注目のアーティストが登場。これからもどうぞご期待くださいね!

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毎回、素敵なゲストをお迎えして、その音世界を紐解いていくプログラム「SOUND PUREDIO presents 音解(おととき)」 。今週のお相手は香月千鶴です。
今回お迎えしたゲストはDEENの池森秀一さん。

1993年「このまま君だけを奪い去りたい」でメジャーデビュー。続く「瞳そらさないで」などミリオンヒットを連発。 以降、第一線の活躍を続け今年3月にデビュー25周年のアニバーサリーイヤーに突入したDEEN。

そんなベテランになってもスタジオにやってきた池森さんはいつもの通り。

少しはにかんだような優しい笑顔と丁寧なご挨拶で登場。
番組が始まればファンへの愛情と感謝を真摯に、時にユーモアをこめて、そして音楽の話になれば想いをちゃんと伝えようと考えて言葉を紡いでくれているのが手に取るようにわかるんです。一言で言うなら「誠実」。本当ににそうとしかいいようのない素敵な方です。

この回をradikoタイムフリーでもう一度聴く!→ http://bit.ly/DEEN_onair_1
(radikoタイムフリー、放送後1週間に限り放送エリア内(無料)とプレミアム会員の方が聞くことができます)

そんな池森さんに、25周年について尋ねるとすかさず「奇跡の連続でここまで来たので」とまたはにかんだような笑顔で答えてくれました。

それに続いて、お話してくれたデビュー曲「このまま君だけを奪い去りたい」のエピソードを聞くと本当に奇跡なんじゃないかしら?と思っちゃいます。

「最初は当時のプロデューサーから仮にちょっと歌ってみてって言われて。そしたらそれが CMに決まったという話になり、そこからメンバーが集まり、バンドという形でDEENが始まり...と、デビュー曲から奇跡の曲なんです」

と、笑います。

そこから25年。

今ではステージ上の3人はなんだかほのぼのして仲が良さそうだなあなんて思うのですが、もとを辿れば楽曲ありきで集まってきた、なんて聞くとなんだか不思議な気もしますね。

そんなDEENは今年8月に、29枚目のオリジナルアルバム『PARADE』をリリース!

先行シングル『君へのパレード』を含む書き下ろしの新曲9曲と、『少年』『ずっと伝えたかったI love you 』のセルフカヴァーを収録した1枚となっています。

今年春5月から9月にかけて47都道府県、50本のツアーを行いました。

「25周年の感謝を込めて自分たちが皆さんのもとへ感謝と続けてこれた喜びを音でパレードしながら伝えに行くよ。というテーマだったので、アルバム・タイトルも『パレード』にしたんですね」

実際、ツアーはどの会場もみんなで歌って大盛況。パレードは大成功でした。

そんなアルバムから池森さん自らピックアップした曲は、アルバムの最後を飾る『キズナ』です。

爽やかでピュアな言葉が詰まっているこのナンバー。
先程の47都道府県ツアーのタイトルが「Triangle 絆 Lap3」で、それじゃあ「絆」って曲書こうと言う経緯で作られたナンバーだそう。

「僕らも絆があったからこそ、ここまで続けられたし音楽を届けられるという意味でもあるんです」

そんな歌詞にはお三人のファンの皆さんと一緒に歩んできた熱い想いがこもっています。

「そもそも僕たちは曲ありきでスタートしてバンドになったという経由もあるので、そんな背景も折込み、そこから、それまでの3人それぞれの背景をそれぞれがボーカルを取って歌っています。

最後にサビの部分では、そんなバラバラだった自分たちがこうやって集まって強い絆でつながっているんだから、みんなも諦めたり壁を作ったりしないで夢に向かえば何か起こるかも よ?という曲になっています」

「君へのパレード♪ 」で応援してくれた皆のもとにでやってきて、みなさんとの強い「キズナ」でつながっていることへ万感の想いで感謝と皆の背中を優しく押しつつこのアルバムは終わります。

まさに節目の年にふさわしいアルバムで、ふさわしいラストナンバーになっているんですね。

そんなアルバムを携えて、今年は年末、毎年恒例のカウントダウンライブまで大忙しのようですよ。

DEEN LIVE JOY-COUNTDOWN SPECIAL ?ソロ!ソロ!!ソロ!!!?

2017/12/31(日) Zepp Tokyo
開場 21:15 開演 22:00


さらに来年3月、25周年のスペシャルライブが日本武道館で行われます。

25th Anniversary DEEN LIVE JOY Special 日本武道館2018

2018/03/10(土) 日本武道館
開場 17:00 開演 18:00

※詳しくは公式サイトでご確認ください。
DEEN OFFICIAL SITE (外部リンク)

3月10日は奇しくもDEENがデビューした日。
池森さん、ふふっと笑って「また奇跡が起こっちゃいました」。

本当にDEENは奇跡の連続。
まだまだ色んなお話が聞けそうです。

次週もひきつづき池森秀一さんをお迎えしてさらに深く、音楽の原点など聴いていきたいと思います。

来週もどうぞよろしく。


10月28日はひきつづきDEENの池森秀一さんをお迎えします。どうぞお楽しみに。

毎回、素敵なゲストをお迎えして、その音世界を紐解いていくプログラム「SOUND PUREDIO presents 音解(おととき)」 。今週のお相手はこはまもとこです。

今回は先週に引き続き三味線プレイヤー上妻宏光さんをお迎えして、さらに深く音世界を紐解いていきます。

この回をradikoタイムフリーでもう一度聴く!→ http://bit.ly/AGATSUMA_onair2
(radikoタイムフリー、放送後1週間に限り放送エリア内(無料)とプレミアム会員の方が聞くことができます)


昨年は上妻宏光 Newest Best「粋-sui-」をリリース。

三味線の伝統と革新を推し進めるべく、日本国内のみならず世界中で活躍している上妻宏光さんですが、 今年は中央アジアに位置するカザフスタンの首都、アスタナで開催された『2017年 アスタナ万博』で、日本館の公式プログラムとして「 JAPAN TRADITIONAL MUSIC "WAGAKKI" 」をプロデュース。

日本を代表する奏者や新進気鋭の和楽器奏者を加えた編成で、上妻宏光のボーダレスな音楽活動を象徴するような内容で大成功だったそうです。

「カザフスタンは実は日本とは縁が深い土地なんですよ」

万博が開催された首都アスタナは、1997年にそれまでの首都アルマトイから遷都されているのですが、その際に都市計画案を手掛けたのが、日本が誇る建築家 黒川紀章さんなのです。

全てが完成するのは2030年の予定だそうですが、そんなご縁もあって今回は現地のミュージシャンとのコラボレーションなども積極的に行ったそうです。

そんなこともあってか当日の反応はとても良かったそうで、上妻さんとしても大満足だったようですよ。

「国内では三味線の新しい表現方法を求めて戦い続けてきたので、なかなかうけいれられないところもあったんだけど、海外では基本的に三味線のイメージがないぶんむしろ日本よりすんなり受け入れてくれるような気がしますね」
と、また笑顔。  

さて、そんな上妻宏光さんの音世界をさらに紐解いていくべくご自身がピックアップしてくれた曲は上妻宏光さんと佐藤竹善さんの「木蓮の涙」。

もちろんスターダストレビューを代表する名曲中の名曲です。

お二人のバージョンは佐藤竹善さんのどこまでも伸びやかな美しいボーカルに上妻宏光さんの三味線の思いがけないくらい優しい音色が寄り添う美しいナンバーとなっています。

「もともとJ-POPなどは三味線がなかなか入っていけない所もあったのですが、今回はそこへのトライでもあるんです」と語る上妻さん。
そこには様々な苦労や工夫が。

「いわゆるJ-POPと伝統曲や民謡とでは根本的なコード感や進行なども随分違うので、普通の運指では対応できないところもたくさんあるんですね。 そこで馴染むように様々な工夫やいわゆるオブリ(助奏)などでもどう絡むと良いのか」かなり試行錯誤はあったそうです。

またこの曲中ではおなじみの力強く凛とした三味線の音色と共に、所々、ハっとするようなとても優しい音色に三味線の意外な魅力を発見もしますが上妻さんがタネ明かし。

通常はやらないのですが「三味線で通常使うバチを使わず、親指の腹で弦を弾いたりしています」。

なるほど、三味線のどうしてもエッジの立ったシャープな音を佐藤竹善さんの柔らかなボーカルとフィットさせるための工夫の一つなんですね。

最初から相性ピッタリに聞こえるこの楽曲の中にはこれほどの工夫とテクニックが施されているとはちょっと意外です。

さぞレコーディングも大変だったのでは、と思えば竹善さんとのレコーディングは本当にスムーズだったそうです。

「竹善さんとは事前に軽く打ち合わせをして、じゃあ実際に音を合わせてみて...OK?みたいな(笑)」

ええ?

必要なところで必要な音を出すっていうことがプロの音楽だと思うんですよ。自分がその音楽をきちんと把握して理解してコンビネーションを考えながら必要な音が出せれば、そんなにしっかりした打ち合わせは必要ないんですね。佐藤竹善さんとはそれができるのでとても相性はいいんですよね。」

そんな佐藤竹善さんとのツアーですが、来年福岡に来る予定もあるとか?
こちらも楽しみですね。

その前に来年年明けに東京で行われるコンサートにもご注目。

「同世代ぐらいを中心に集まってくれたんですけど 音楽もこんなにかっこいいんだぞというところを見せたいと思っています」 意欲満々。

「J-CULTURE FEST / にっぽん・和心・初詣」
上妻宏光 コンサート‐和心伝心‐其ノ四?若き和の賢者達?

2018 年1 月2 日(火) 東京国際フォーラム ホールC
上妻宏光・中 孝介<歌手>・朝倉さや<歌手>・大江戸助六太鼓<和太鼓音楽集団>・大塚宝<和太鼓アーティスト>・佐藤和哉<篠笛奏者>・藤原道山<尺八演奏家>・山井綱雄<シテ方金春流能楽師>※出演者五十音順

上妻宏光 三味線プレイヤー (外部リンク)


そんなわけで2週にわたってお届けしました上妻宏光さんとの音解。

飾らないキャラクターととっても楽しいお話で大満足の今回でしたが、上妻さんも楽しんでいただけたようで「次は佐藤竹善さんときますね」と笑顔で約束してくれました。

お待ちしています!

 

次回10月21日はDEENを迎えしてお送りします。どうぞお楽しみに。

毎回、素敵なゲストをお迎えして、その音世界を紐解いていくプログラム「SOUND PUREDIO presents 音解(おととき)」 。今週のお相手はこはまもとこです。

今回お迎えしたゲストは三味線プレイヤー上妻宏光さん。

6歳から津軽三味線を始め、子供の頃より数々の津軽三味線大会で優勝するなどメキメキと頭角を現し、その後、現在に至るまでジャンルや国を越え世界各国で三味線の可能性を追求し続ける上妻宏光さん。

スタジオにお迎えした上妻さんは黒のジャケットに白のパンツをスマートに着こなして爽やかに登場、一見、和楽器奏者の片鱗さえ感じられません。

最初にドライビングミュージックとしてピックアップしてくれたナンバーも、共演歴のあるMarcus Miller の当時最先端のHip-Hopやファンクに取り組んだ名盤「Tales」から「The Blues」としぶーいチョイス。

笑顔が素敵で楽しい上妻さん。

しかし、上妻さん自身が語ってくれる音楽の歴史は、日本古来の三味線の伝統を背負って、さらに三味線の新たな領域を切り開く、革新への熱いアツい情熱がほとばしっていました。

この回をradikoタイムフリーでもう一度聴く!→ http://bit.ly/AGATSUMA_1
(radikoタイムフリー、放送後1週間に限り放送エリア内(無料)とプレミアム会員の方が聞くことができます)

去年はベストアルバム 『-粋sui-』をリリース。

CMで志村けんさん、東京スカパラダイスオーケストラとの共演が話題になった『Paradise Has No Border』の三味線ヴァージョンや、市川海老蔵さんが主演で話題になったドラマ『石川五右衛門』の主題歌『月夜の影〜石川五右衛門のテーマ〜』などデビューから現在までの歴史を網羅したアルバム。

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一貫して三味線の表現領域を広げるべくチャレンジしてきた「その時々の思いと成果を1枚にまとめたアルバム」とご本人も語ってくれました。

実際、現在様々なシーンで見かけるようになった三味線のイメージや、三味線をメジャーの舞台に引き上げた上妻さんの功績はとても大きいものです。

今回は現在に連なるその原点を聞かせていただきました。なんとなんとそれは上妻さんが小学生の頃に遡ります。

幼少の頃から三味線を始め上妻さん。

小学生の頃にはテレビで生バンドをバックにアイドルが歌っている歌番組など観つつ、「ここに和楽器は入れないのかな?とか、大人が言う三味線のイメージはどうにか変えることはできないのかな、となーんとなく思っていたんですよ。」

そして17の頃に、大きなきっかけとなる宇崎竜童の竜童組の流れを組むバンド(六三四Musashi)に参加。和楽器ハードロックという新たな試みに取り組み、それをきっかけにその後のソロ、現在の活動にに至るまで様々なコラボレーションや国外での競演が増えていったのだそうです。

現在、海外ではEU、アフリカ等、世界30ヵ国以上で公演を行っており、ハービー・ハンコック、マーカス・ミラー、オマー・ハキム・Take6など錚々たるアーティストとの競演を果たしています。

どの現場でも日本のオリジナルな伝統楽器である三味線に、名うての一流のアーティスト達も最初は興味津々だそうです。

そんな中で番組ではマーカス・ミラーとのステージ上でのスリリングなプロとプロのぶつかり合いについてのエピソードなど話してくれましたよ。

そんな風に、現在のポップミュージックや伝統音楽以外の世界で三味線が広がり、世界に飛び出していくことを感じるたびに、自分の子供の頃からの夢がある意味かなったと思ってとても幸せ。と嬉しそうに話してくれました。

さてそんな上妻さん、年明けには若き和楽器奏者やシンガーを迎えてまたひとつ新たなチャレンジが行われます。

上妻宏光コンサート ?和心伝心? 其ノ四 ?若き和の賢者達?

日時 2018年 1月 2日(祝) 開場14:30 / 開演15:00
東京国際フォーラム ホールC
【ゲスト出演】朝倉さや<歌手>、中孝介<歌手>、大江戸助六太鼓<和太鼓音楽集団>、大塚 宝<和太鼓アーティスト>、佐藤和哉<篠笛奏者>、藤原道山<尺八演奏家>、山井綱雄<シテ方金春(こんぱる)流能楽師>

上妻宏光 Official Website (外部リンク)


さらに、来年には盟友、シンガーソングライター佐藤竹善さんと福岡でのライブも予定されているようですよ。こちらも楽しみ。

そんなところで今日は時間いっぱいとなりました。
まだまだ楽しいお話が聞けそう。

次回もひきつづき上妻宏光さんをお迎えして、さらに上妻さんの音楽のルーツなどについてお話を伺いしたいと思います。

どうぞお楽しみに。

 

次回も上妻宏光 さんをお迎えしてお送りします。どうぞお楽しみに。
次回10月14日の放送は12時30分からの放送となります。どうぞお間違えなく!

9月30日のゲストは、Kさんです。

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毎回、素敵なゲストをお迎えして、その音世界を紐解いていくプログラム「SOUND PUREDIO presents 音解(おととき)」 。今週のお相手はちん。です。

今回お迎えしたゲストはシンガーソングライター Kさん。

この回をradikoタイムフリーでもう一度聴く!→ http://bit.ly/K_onair
(radikoタイムフリー、放送後1週間に限り放送エリア内(無料)とプレミアム会員の方が聞くことができます)

2004年のデビュー以来、琴線に触れる美しいメロディ、甘い歌声と端正なルックスで魅了し続けてきたシンガーソングライターのKさん。

スタジオに現れたKさんは、最初からにこやかで爽やか、礼儀正しくて茶目っ気があって...と完璧!初めてあった人は必ずKさんのファンになるという噂も間違いないかんじ。

そして今日の音解では、そんなKさんの音作りに徹底的にこだわる超マニアックなアーティストの一面を垣間見ることができました。

車の中ではレコーディングした楽曲の最終チェックやリハの音源などを聞くことが多いと言うKさん。同じアーティストとして共感する所も多いというジャスティン・ビーバーのエド・シーランとの共作になる絶品のバラード 「Love Yourself 」からスタートしました。

さてKさんといえばニューシングル、娘が生まれて結婚するまでの成長と父親の気持ちを桐箪笥の視点から描いた感動的なウェディングソング「桐箪笥のうた」が今、話題です。


自身も父親になったKさん。

「父親になるまで、こういう歌を歌ってみたいと思うことがなかった」と言います。

きっかけは、 結婚式での新婦から両親への感動的な手紙の朗読。

歌でもそんな親から子どもへの楽曲はたくさんあるけれど、 「親の側から子どもへ向けてのウェディングソングはないな」と思ったのが最初だそうです。

この歌ではKさん自身の、「父親である自分」と子供のことはもちろん、「子供である自分」と自分の親の事を考えながら書いたと言うこのナンバー。

「聞いてる方が一瞬でもそんなことを思いながら聞いてくれたら嬉しい」と語ってくれました。

一聴すると心に響く歌詞とシンプルで飾りのない童謡の様な美しいメロディが印象的なこの曲ですが、実はレコーディングはとても苦労したそう。

Kさんの楽曲制作は、いつも自宅で完全にデモを作成してほぼ出来上がった状態でスタジオに持ち込み、 そこから生の楽器に差し替えていく作業なのだそうですが、この「桐箪笥のうた」では 楽曲を1ヶ月ほどで仕上げたのが12月、スタジオで作業を開始して完成したのは何と4月 。その間、何度も何度もやり直し、バージョン12まで修正を重ねたそうです。

今回盟友であり師でもある寺岡呼人さんの手になる感動的な詩を生かすべく、とにかくシンプルなメロディーとアレンジを心がけました。逆にそれだけにとても難しかったそうです。

Kさんの言葉を借りれば「おしゃれでないメロディやアレンジで」「おしゃれなコードをできるだけ使わない」つまり、言い換えればごまかしが効かない、素朴で美しくまっすぐに胸に届く音楽を作ろうとしたと言うことですね。

それだけにテンポ1つにしても速すぎれば明るくなりすぎる、遅すぎれば暗くなる、ということでKさんが思う「絶妙なテンポ」を探ってひたすら作業を繰り返したとか。

そんな終わりのない試行錯誤を繰り返し、削ぎ落として削ぎ落として最後に残ったのは一筆書きの様な美しい楽曲。エヴァーグリーンな一曲が出来上がりました。
ひとつの楽曲を作るって本当に大変なんですね。

またカップリングの「遠雷」も合わせて注目。
この楽曲にまつわる意外なお話も。

最近は松任谷由実さんの昔のアルバムをよく聞いていると言うKさん。 70年代後半から80年にかけてのユーミンサウンドが大好きで、そのようなナンバーを意識したそうです。

ちんの個人的な感想ですが、Kさんも大好きな ジョージマイケルが最も輝いた時代のバラードに匹敵する歌声とメロディの素晴らしいナンバーだと思います。

さて、そんなKさんは、10月14日(土)に、長崎県の対馬で開催される『TSUSHIMA BORDER ISLAND FES 2017』への出演が決定しています。

TSUSHIMA BORDER ISLAND FES 2017

2017年10月14日(土)
会場:長崎 浅茅シーサイドパーク

TSUSHIMA BORDER ISLAND FES 2017(外部リンク)


対馬は生まれ育った韓国から一番近い場所で、個人的にも、そしていつも「日本と韓国の架け橋になりたい」と発言しているKさんとしては昔から興味があったそう。

今年始めて参加することになり、さっそく親御さんに「報告したらすごい喜んでくれたんですよねえ」ととても嬉しそうに話してくれました。

そんなKさんの音世界を紐解いた今回の「音解」。

曲の間も楽曲についてアツいアツい、そしてふかーい話は続いていて、スタッフからも思わず「その話、もったいないから番組で話して」なんて悲鳴まじりな声が上がる場面も。すみません、ちんもついつい楽しくなっちゃって。

思っていたよりもさらにさらに、音楽に対するひたむきな情熱に煽られてなんだかとても楽しい今回のKさんでした。

まだまだその音世界は深いようですが、それはまた次の機会に。

K オフィシャルサイト (外部リンク)

 

次回10月7日は上妻宏光 さんをお迎えしてお送りします。どうぞお楽しみに。

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毎回、素敵なゲストをお迎えして、その音世界を紐解いていくプログラム「SOUND PUREDIO presents 音解(おととき)」 。今週のお相手は香月千鶴です。

今回お迎えしたゲストは日本で唯一のヴォーカリスト&フリューゲルホーン・プレイヤー TOKUさん。

この回をradikoタイムフリーでもう一度聴く!→ http://bit.ly/TOKU_onair
(radikoタイムフリー、放送後1週間に限り放送エリア内(無料)とプレミアム会員の方が聞くことができます)

まずはフリューゲルホーンという楽器について皆さんはどれくらいご存知ですか?
写真でTOKUさんが手にしている楽器がフリューゲルホーン。トランペットとかコルネットによく似てますね。

「トランペットが吹ける人はフリューゲルホーンも吹けます。もっと柔らかい音がします。それだけ分かってもらえば十分」

とニッコリ笑うTOKUさん。
すかさず手にしたフリューゲルホーンを実際にかるーく吹いてくれました。

それだけでスタジオの空気が一変!
トランペットよりも太くて柔らかなあまーい音色にうっとりです。

実はTOKUさん、写真でおわかりのようにとっても男っぽい渋いルックスのお方なんですが、お話する声がまた良いんです。太くて柔らかな低音がよく響く素敵な声なんですよねえ。フリューゲルホーンにちょっと似てるような気も。

そんなTOKUさんの新しいアルバムが今年6月に発売された「SHAKE」です。

ジャズフィールドを主戦場とするTOKUさんならではのフランク・シナトラをカバーした前作から一転、豪華なゲストを迎えてデヴィッド・ボウイやザ・ローリング・ストーンズ、ドナルド・フェイゲンやレナード・コーエンといった名曲中の名曲カバーなど計12曲を収録。

その顔ぶれはSUGIZO、Yasei Collective、AISHA、Zeebra、DABO、シシド・カフカ、土屋公平、石川俊介(聖飢魔II)、ゴスペラーズ、多和田えみ、大黒摩季、NAOTOとジャンルを超えて第一線のアーティストがズラリ。

どのメンバーもTOKUさんとは旧知の仲でその交友関係の幅広さにも驚きますが「そんなみんなとSHAKEしたかった」そう。中でもアルバムのオープニングを飾る「Opening (let the music play you) featuring Everybody」は全員での超豪華なセッションで「誰よりも自分が一番楽しんでいたんじゃないかな」と楽しそうに話してくれました。

さて、今日TOKUさんが自らピックアップしてくれた曲は、この夢のような競演のクライマックスを飾るナンバー「Purple Rain featuring SUGIZO」です。

ご存知プリンスの名曲中の名曲。

「プリンスは今の時代のJB」と絶賛するTOKUさん。
常にその時代を代表するジャンルを超えたアーティストと競演してきて、時代を超えるとても優れてオープンな音楽を奏でていたプリンスへの一方ならぬ敬意を感じているようです。

まさにこのアルバムでカバーするにふさわしいアーティストでありナンバーということなのですが、SUGIZOさんを迎えてカバーすることになったきっかけは、プリンスが亡くなった次の月に遡ります。

SUGIZOさんとオーケストラを迎えて共演するイベントで「やっぱりプリンスへ捧げるカバーをやろう」と意見が合い急遽アレンジなど間に合わせて演奏したのが始まり。

その後も歌い続けていて「自分にとっては特別な曲」だそうです。

今回の収録はその集大成とも言えるものです。
実際に楽曲を聞いていただけるとわかっていただけると思うのですが、TOKUさんの歌声にもSUGIZOさんのギターにも参加した人すべての魂のこもった熱演に心打たれます。

テクニックや経験は超一流の方々ばかりだけに、なによりもこの楽曲に込められた思い、フィーリングこそが大切だと話してくれました。

そこにTOKUさんの音楽の真髄があるようです。

「音楽をプレイしようとしてない、音楽に自分をプレイさせてもらう。やっと最近そういうところにこれてきたかなと思うんですよ」

そんなTOKUさんのライブ、間近で実際のプレイをみたいですよねえ。

ニューアルバム「SHAKE」リリースツアー

2017年10月12日(木) 福岡 ROOMS
TOKU(vo,flh) 斉藤大輔(pf) 松下一弘(b) 日高潤也(ds) 吉田智(g)
OPEN 19:00 START 20:00

詳しくはTOKU-JAZZ.com TOKU Official Web (外部リンク)

「これからもジャズ、スタンダードをやりつつも、今回のように色んな音楽ジャンルの音楽、アーティストともSHAKEして(自分なりの音楽に)取り組んでいきたい」

まさにプリンスのように新しい音楽の地平を切り開こうという意欲に溢れた言葉をいただきました。

まだまだお話したいことがいっぱいだった今回のTOKUさんとの音解。

ダンディでストイック、一見ちょっと近寄りがたい大人の魅力たっぷりのTOKUさんですが、実は最初からユーモアたっぷりで時折「フフフ」っと少しうつむきがちに低い声で笑う様子がちょっとかわいい魅力的な方でした。

ライブぜひ見たいですねえ。
ありがとうございました。

次回9月30日はKさんをお迎えしてお送りします。どうぞお楽しみに。

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毎回、素敵なゲストをお迎えして、その音世界を紐解いていくプログラム「SOUND PUREDIO presents 音解(おととき)」 。今週のお相手はこはまもとこです。

今回お迎えしたゲストは先週に引き続きジャズピアニスト国府弘子さん。

今日の一曲目は国分さん自身の楽曲からドライブにピッタリの曲をピックアップ。  
アルバム『オータム・セレクション』から『ベアフット・ステッピン』でスタートです。

さて、今日の音解は国分さんの音楽遍歴。
現在のようにジャズピアニストとして活躍しながらも、クラシックからポップスまで広くジャンルを横断して活躍する原点について触れるお話になりました。

この回をradikoタイムフリーでもう一度聴く!→ http://bit.ly/KOKUBU_onair2
(radikoタイムフリー、放送後1週間に限り放送エリア内(無料)とプレミアム会員の方が聞くことができます)

現在はプレイヤーとしてはもちろん、『国府弘子のエンジョイ・ジャズピアノ』『ステップアップ・ジャズピアノ』といった譜面集を発売するなど「ヒロコ先生」として、ジャズやピアノの魅力を幅広い人たちに伝える活動にも力を入れています。

そこで質問。
「ジャズの譜面とは?」

なんとなくイメージではアドリブで何十分もプレイするイメージのジャズの譜面ってどういうもの?って思いませんか。

「確かに。ジャズは壊す音楽でもあるので譜面ってちょっと矛盾する存在ですよね」

実際、ジャズのライブではメロディの音符だけ、あるいはコードが並んだ楽譜1枚で延々アドリブの応酬を繰り広げられていたりしますね。

国分さんの譜面集は、詳細な譜例と解説でイントロ/エンディングの付け方にアレンジやアドリブまで、誰でも「ジャズっぽくなるには」を懇切丁寧に教えてくれます。

壊す音楽だからこそ、まず基本の基本を知らないと壊せません。

「ルールを破るにはルールを知らないとダメでしょう?」と笑顔。

これはクラシックからジャズの世界へ足を踏み入れた国分さんが、当初、自由な音楽であるがゆえにどうして良いかわからずに戸惑った日々の経験が生かされているそうです。

国分さんの楽譜集はそんな人達へのファーストステップとなれば。そんなエールが込められているようです。

そこから国分さんがクラシックからジャズの道を選んだ歴史をお聞きすることができました。

国立音楽大学ピアノ科でクラシックに打ち込んでいた国分さん。
漠然と音符のひとつひとつを忠実になぞり緊張感の中で演奏するクラシックの厳密さに少し息苦しさも覚えていたそう。

そんな時に出会ったのが、スティービーワンダーやハービーハンコックなどの音楽。

ジャズを中心とした一流のミュージシャンが参加する曲でのセッション、アドリブでの自由な音楽に感銘を受けてジャズへと少しづつ近づいていったんだそうです。

そうやって苦労の末、ジャズミュージシャンとなった当初の思い出深いエピソード。

演奏中に間違えてしまって一旦ストップし、また弾き直そうとした時に先輩ミュージシャンからこんなことを言われたんだそう。

「なにやり直してるの。引き返しちゃダメなんだよ。人生と一緒。間違えた音を3回弾きなさい。」

間違えたところからがスタート。3回繰り返せばお客さんも個性と思ってくれる。

笑いながら話してくれた国分さん。
だけど、この言葉にあることすべてが国分さんがジャズの道を楽しく歩む理由、ジャズという音楽の魅力の根本なんだろうな。と思いました。

そんな国府弘子さんの生演奏をぜひ。
来年1月、川井郁子さんコンサートに、ゲスト出演します。

川井郁子 コンサートツアー 2018LUNA ?千年の恋がたり? スペシャルゲスト:国府弘子

2018年01月28日(日) 黒崎ひびしんホール
開場14:30 開演15:00

問)093-621-4566 『黒崎ひびしんホール』まで

2週に渡ってお届けした国府弘子さんとの音解。
とってもチャーミングな国分さんの音楽と人生についてユーモアたっぷりに色んなお話を聞くことができました。

最後に皆さんへのメッセージ。
「みんな一緒にピアノの音色で幸せになりましょう」

ありがとうございました。

ジャズピアニスト国府弘子オフィシャルウェブサイト  (外部リンク)


 

次回9月23日はTOKUさんをお迎えしてお送りします。どうぞお楽しみに。

9月9日のゲストは国府弘子さんです。

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毎回、素敵なゲストをお迎えして、その音世界を紐解いていくプログラム「SOUND PUREDIO presents 音解(おととき)」 。今週のお相手はこはまもとこです。

今回お迎えしたゲストは国府弘子さん。

国立音楽大学ピアノ科在学中にジャズに目覚め、卒業後アメリカに渡りジャズ界の重鎮バリー・ハリスに師事。帰国後もピアノと作曲両面でジャンルや国境を越えて縦横無尽に大活躍。日米で20枚以上の作品をリリースしている国分さん。

スタジオにお迎えした国府弘子さんは、ほがらかでざっくばらん。それでいて懐が深くどんな質問でも小気味の良い答えを返してくださる、その潔さと優しさに思わず「姐さん」って呼びたくなるくらい。 とってもチャーミングな方でした。


この回をradikoタイムフリーでもう一度聴く!→ http://bit.ly/HirokoKokubo_onair
(radikoタイムフリー、放送後1週間に限り放送エリア内(無料)とプレミアム会員の方が聞くことができます)


今日の一曲目はなんと、いつも番組をサポートしていただいているサウンドピュアディオ井川社長のリクエストで国分弘子&天野清継の『シンプル・プレジャー』でスタートです。

サウンドピュアディオのカーオーディオのセッティングでは音の基準として国分弘子&天野清継の3枚のアルバムでチェックしていることが多いんだそう。

井川社長自ら登場して、国分さんのアルバムとサウンドについて熱くお話いただいて、これには国分さんも大喜びです。

そんな国分さんですが、先日、アクロス福岡で行われた『Jazz meets Classics国府弘子スペシャル・トリオ × クラシック・プレイヤーズ』も素晴らしいライブだったよう。

クラシックの大きな編成に国分さんのジャズトリオの合体で、国立音楽大学でクラシックを学んだ国分さんだからこそ可能になったクラシックとジャズの見事な融合。ご自身も大変充実感あふれるライブになったようです。

そんな自身のトリオやソロピアノ、オーケストラとの競演、さらにジャンルも国境も超えて大活躍の国分さん。

去年、ボーカリストの岩崎宏美さんとの共作アルバム『Piano Songs 岩崎宏美 & 国府弘子』をリリースして話題になりました。

実は最初は旧知の仲である岩崎宏美さんからのオファーだったそう。

「2人で全国の小さな会場を回らない?」
そんなお話に喜んで応えた国分さん。

「ちょっと騙されましたね」と笑います。「だって、どこも大ホールなんですもん。彼女にとっては小さかったのね」。

でも、その公演は本当に充実した国分さんにとっても素晴らしい体験だったようです。


『Piano Songs 岩崎宏美 & 国府弘子』を聞くとお二人が単なる「歌と伴奏」ではなく、岩崎宏美さんの素晴らしい歌と国府弘子さんのピアノが深く理解し合って融合した本当の意味での「歌とピアノ」の共演のアルバムであることでもよくわかります。

ここで制作の過程などをお聞きしたのですが、そんな中で国府弘子さんの音楽の真髄にちょっと触れることができました。

「まずは相手の音を聞くってことからはじまります。聞いて聞いて聞きまくって」十分理解したところで、それから自身の音とどう組み合わせるのがベストなのかを考えます。とのこと。

これにはこはまも思わず感激。ラジオのお仕事も音楽もまずは「聞くこと」から始まるのは共通なんですね。

「どうやったらうまくなりますか?って時々聞かれることがあるんですが、いつも『まずは相手の音を聞くことです』って答えますね」

ちなみに歌謡界の第一線で長年活躍してきた岩崎宏美さんとのコラボは「音楽として本当に面白くて勉強にもなった」そう。

そんな国府弘子さんがセレクトした一曲はアルバム「ピアノ一丁!」の一曲目「ピアノ一丁!のテーマ」。

この曲のポイントは「ペダルを踏まない」。

ピアノには足元ににサスティンペダルというのがあって、音の余韻をつけることができます。
演奏中は細かにサスティンペダルで響きのコントロールをするのですが、とりわけソロピアノはペダルを踏みっぱなしの場合が多いそう。エコーやリバーブのイメージでしょうか。
確かにピアノの伸びやかに広がる音のイメージですが、多くはこのペダルを踏んでいる状態なんですね。

ところが、この曲ではあえてほぼペダルを踏まず、パーカッシブで打楽器のようなピアノを目指したそう。それって実はプレイヤーとして勇気がいることなんだそうですが、結果、ピアノ自身の音を粒立て、そして音と音の間の「間(ま)」に豊かな表情を与えています。

国分さん、そのためにピアノの椅子に正座してペダルを踏めないようにして始めたそう。
想像するとちょっとユーモラスですけど、結果、なんとも国分さん自身の人柄のよう心躍るようでいて、余分な装飾を配した鍵盤そのものの音は小気味よく、そして余白の美しさとでも言うべきとても奥深い一曲になりました。


さて、ここまでのお話で国府弘子さんの生演奏を改めて聞きたくなったあなた。来年1月、川井郁子さんコンサートに、ゲスト出演が決定しました。

2018年1月28日(日)北九州市の『黒崎ひびしんホール』で開催される川井郁子さんのコンサートに、ゲスト出演が決定です。

川井郁子 コンサートツアー 2018LUNA ?千年の恋がたり?
スペシャルゲスト:国府弘子

2018年01月28日(日) 黒崎ひびしんホール
開場14:30 開演15:00

問)093-621-4566 『黒崎ひびしんホール』まで

いくらお話しても尽きることのない国府弘子さんの素敵なお話。
来週もお迎えして、さらに国府弘子の音世界を紐解いていきたいと思います。

どうぞご期待下さいね。

ジャズピアニスト国府弘子オフィシャルウェブサイト  (外部リンク)


次回9月16日はひきつづき国分弘子さんをお迎えしてお送りします。どうぞお楽しみに。

9月2日のゲストはキュウソネコカミです。

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毎回、素敵なゲストをお迎えして、その音世界を紐解いていくプログラム「SOUND PUREDIO presents 音解(おととき)」 。今週のお相手はちん。です。

今回お迎えしたゲストはキュウソネコカミからヤマサキセイヤさんとヨコタシンノスケさん。

世間や自分たちを取り巻く周囲への不満、怒り、正論、妬み、悲しみ、そんな正直な気持ちを毒っ気たっぷりの笑える歌詞に込めてダンサブルなサウンド、そして圧倒的なパフォーマンスで熱狂的な共感を集め、今やライブハウスやフェスでも大人気、今やテレビやメディアでも注目のキュウソネコカミ。

スタジオにやってきたお二人は、礼儀正しく誠実な印象ですがどこかこちらの様子を少し伺うようなかんじ。キュウソっぽいなあとちょっとワクワクします。

この回をradikoタイムフリーでもう一度聴く!→ http://bit.ly/KYUSO_onair
(radikoタイムフリー、放送後1週間に限り放送エリア内(無料)とプレミアム会員の方が聞くことができます)

笑える歌詞やライブでお客さんの上を練り歩くパフォーマンスのコミカルな印象ばかりが先行しがちなキュウソネコカミですが、ご本人たちもサービス精神満点でテレもあってあーんまりそこら辺のお話を聞いたことがないような。

ってことで、今日は特に「キュウソの音楽」をしっかり聞き出したい!がちん。のテーマです。

最新シングルは8月23日に発売された「NO MORE 劣化実写化」です。

今日はとりわけこの一曲についてたっぷり話していただきました。

架空の原作マンガ「滅びのレッカ」を実写化したという設定のご本人出演のMVも話題ですが、「もうなんかホント多いと思いません?」とヤマサキさんがちょっぴり うんざりした様子で話してくれたように、昨今のおびただしい数のマンガやアニメの実写映画化に対して、自身もファンである立場からの嘆き、失意、悲しみからの怒りを叩きつけるナンバーです。

もともと原案は1年前くらいからあって、もともとはシングルにするつもりもなかったそう。

だけど「自分達らしいナンバー」だし「今出さんならいつ出すんや」という思いと、スタッフの協力もあってシングルとして発売したのだそうですよ。

さて、そこからキュウソの音世界の原点について話してくれました。

キュウソらしいダンスチューンとして音作りを行った今作。
そこで、キュウソサウンドの原点として「ニューレイブ」という言葉が飛び出しました。

クラクソンズ、ハドーケン!、レイト・オブ・ザ・ピアといった「ニューレイブムーブメント」はアナログシンセや電子音を多用したダンスに限りなく近づいたロックのジャンル。パッと現れてパッと消えたイメージですがその中身は今まさにメインになっている「踊れるロック」そのものです。

確かにキュウソは初期の頃からニューレイブやポストニューウェーブ的なサウンドがベースにあるようですね。今回はもう一度立ち返ってみたそうです。

一方で今回の楽曲では、経験則で踊りやすさ、引き算でのスムースな音作りは十分理解しているけれど、ヤマサキさんのパンチあふれる歌詞、メッセージを音楽として引き立てるために、あえて音作りは「無駄なものをいっぱい入れて過剰に」さらにリズムやテンポ、曲調さえも右に左に振り回して「時を止めてしまうようなクセの強い」楽曲にした。といいます。

流れるような音楽にはしたくない。これもキュウソネコカミの音づくりの基本にあるそう。

色々なお話を聞いて思うのは、当然のように単に毒があって笑える。だけではないんですね。
同様のバンドが多数ある中でキュウソネコカミが一つ抜け出て多くの人に共感されるのは、こういったヤマサキさんの言いたいことを全員で細かい工夫を凝らして「音楽としての強度」を高める作業の積み重ねであることがよくわかります。

もっとも、「途中でワルツ、セリフで、ハモリからドラムソロで強引に戻るって、絶対に他のバンドはしませんよねえ」とアツくヨコタさんが語ると、ヤマサキさんが一言「だってよくないもん(笑)」。
と、らしいやり取りも忘れませんが。

そんなキュウソネコカミのライブ。
先に発売された3枚組のライブアルバム
『キュウソネコカミ-THE LIVE-DMCC REAL ONEMAN TOUR 2016/2017 ボロボロ バキバキ クルットゥー』。

なんばHatch公演と全国37会場の音源が含まれている代表曲を網羅した53曲を聞けば、「ライブへの想いは強い」と自ら言い切るキュウソネコカミの音楽とライブならではの迫力を堪能することができます。

福岡のライブも間もなく。
今こそ観ておきたいですね。

キュウソネコカミ 「ヒッサツマエバ〜とぎなおし〜'17-18ツアー」

11月1日(水) 福岡 DRUM Be-1 ※ゲストあり
キュウソネコカミWEB (外部リンク)

なお「NO MORE 劣化実写化」のシングルにはこのライブの最速先行予約シリアルナンバーが封入!締切りは9月3日いっぱいです。お見逃しなく。

そんなわけで、今日はお二人から音楽としてのキュウソネコカミのお話が聞けましたがいかがだったでしょうか。
お二人も楽しんでくれたようですよ。
またいずれ続きを聞かせていただきたいですね。

最後にお二人のみなさんへのメッセージ。

「キュウソの音楽はパンチが効いているだけじゃなく意外と奥深いもんだと思ってるんでそこらへんを注目して聞いて欲しいです!(ヨコタさん)」
「皆さん、いいものは自分の目で探してください(ヤマサキさん)」


次回9月9日は国分弘子さんをお迎えしてお送りします。どうぞお楽しみに。

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毎回、素敵なゲストをお迎えして、その音世界を紐解いていくプログラム「SOUND PUREDIO presents 音解(おととき)」 。今週のお相手は香月千鶴です。

今回お迎えしたゲストはOKAMOTO'Sからオカモトショウさん。
#OKAMOTOS )

オカモトショウ、オカモトコウキ、ハマ・オカモト、オカモトレイジの4名。ラモーンズスタイルでみんな「オカモト」を名乗っています。

そんなユニークなプロフィールと共にメジャーデビューしたのが2009年。
以降、「ホンモノ」のロックとパフォーマンスで話題を集めその若さに似合わぬ音楽マニアっぷりで同世代のアーティストや業界各所からの支持も高いグループでもあります。

ライブでもその自由すぎる挙動をメンバーからいじられがちなショウさん。

スタジオに入ってきたショウさんはさりげないスタイルと相まってとっても素敵。
なんですが、ニコーと笑いつつ「どうもー」ってかんじで、すごーく肩の力が抜けて自然体です。
そして、なによりあふれる音楽愛を感じるゲストになりました。

 

この回をradikoタイムフリーでもう一度聴く!→ http://bit.ly/OKAMOTOS_onair
(radikoタイムフリー、放送後1週間に限り放送エリア内(無料)とプレミアム会員の方が聞くことができます)

8月2日に発売されたばかりで早速話題になっている7枚目のアルバムは「NO MORE MUSIC」。

ちょっとショッキングなタイトルです。
まだ若いショウさんですがそれでも順調にアルバムを重ねて7枚目。もともとは仮タイトルだったそうですが、忙しいスケジュールの間を縫って悪戦苦闘しつつ曲を作り続ける日々の中でフと思ったことがキッカケだそうです。

「(うまくいかないと)これって意味あんのかな?と思ったりして。一方で毎日ものすごい数の楽曲が送り出されて消えていく。新譜とかもうとても聞ききれないでしょ?」

音楽業界を取り巻く変化、リスナー側の音楽との距離感の変化。

そんな大きな時代の変化に逆説的に「もう音楽いらないんじゃね?」と問題定義したということなんですね。

そんなタイトルとは裏腹に、アルバムは思うがままにノーコンセプトで曲を重ねた結果、改めての『デビューアルバム』と言いきるストレートで迷いのないゴキゲンな1枚となりました。

そんな「NO MORE MUSIC」からショウさんがピックアップしてくれた曲は「Cold Summer」。

少し憂いを含んだ口笛と相まって西海岸のHip-Hopのようなトーンでスタートする印象的なこのナンバー。この口笛はショウさんが自宅で録音したデモのまま使用したそう。

Hip-Hop好きなショウさんとレイジさんの共作した作品です。

「ニューヨークのことを歌っているのにトラックはLAっぽい感じで、最後はUKロックになっていくみたいな、不思議なミクスチャーになってますね」と、笑うショウさん。

Hip-Hopとラウドのミクスチャーではない、新しいミクスチャーができたかも。と満足そうです。

そのアルバムを携えてこの秋から、『OKAMOTO'S TOUR 2017-2018 NO MORE MUSIC』がスタート。

◆OKAMOTO'S TOUR 2017-2018 NO MORE MUSIC

1月14日(日)福岡・福岡DRUM LOGOS
17:15 OPEN / 18:00 START

OKAMOTO'S OFFICIAL WEBSITE (外部リンク)

「去年やった全都道府県ツアーでだいぶタフになって、ライブ中もメンバー同士ライブを楽しめるような余裕も出てきて今とってもいい状態ですOKAMOTO'S」と笑顔で今回のライブについて話してくれました。

今もメンバー全員で機材を積んで西から東へと賑やかに移動しているそう。
そんなロックンロールバンドワゴンが福岡にやってくる日が楽しみですね。

オカモトショウさんをお迎えして音世界を紐解いた今日の音解。
一曲についてこんなにたっぷり喋ることはあまりなかったようで、とても満足してくれたようです。よかった!

ごきげんな様子でまた自然体でスタジオを後にしたショウさん。
次はライブでお会いしましょうね!


次回9月2日はキュウソネコカミをお迎えしてお送りします。どうぞお楽しみに。