●稲葉あたるの気まぐれCDハンティング
ミュージックサロン選曲担当の稲葉あたるが、普段買っているCDを紹介する買い物日記です

第8回
久しぶりの更新です。ずいぶんブランク空いてすいません。
というわけで、ここ数ヶ月の収穫の中から、主なものをピックアップしてご紹介したいと思います。

最近、大きな収穫は「ザ・ドゥーワップ・ボックス」という4枚組CDですね。
10年ちょっと前に発売された当時の国内盤が欲しくて、ずーっと探してたんですが、ボーダーライン小倉店で遂に出会いました。見つけたときは、「ハッ」と声が出そうになったくらいで…。迷わず購入。権利の関係で収録されてない代表曲もありますが、それでも主に1948〜65年の重要なドゥーワップの曲がかなり入ってます。「最も美しいアメリカ黒人音楽のスタイルのひとつ」といわれるドゥーワップの魅力がこのセットで分かる、と言い切れるほどの4枚組です。国内盤は、すでに生産中止ですが、輸入盤では今でも入手可能なので、ドリーミーな気分に浸りたい人にオススメです。

もうひとつの大きな収穫は「ツェッペリン・クラシックス」ですね。
これは、有名アーティストがカヴァーした曲の原曲を集めたコンピレーションのシリーズのレッド・ツェッペリン版です。このシリーズ、他には、ビートルズ、ローリング・ストーンズ、エリック・クラプトン、ストレイ・キャッツ、エルヴィス・コステロ、などがあり、僕自身はほとんど集めていたのですが、どうしてもレッド・ツェッペリンのだけは長い間見つからなかったんです。それを、この7月上旬に、ベスト電器本店のベストホールで行われていた「CD大バザール」で発見!このコンピを聴くと、ツェッペリンがブルースをどう解釈してハードロックを確立したかが分かる興味深いコンピですね。

続いてジャズのCDを2枚ほど。
1枚目は、アーサー・ブライスというアルトサックス奏者の1979年作「レノックス・アヴェニュー・ブレイクダウン」。このアルバムの存在を、ある本で知ったのだが、その時すでに国内盤は生産中止になっていて、ずっと聴いてみたいと思っていた作品。それをジュークレコードで見つけて購入。これが…素晴らしい内容だったんですよ。彼の表現は狭い意味のジャズに留まるものでなく、広くブラックミュージックの流れで捉えるべきカッコよさがある。型に捉われないジャズファンはもちろん、ファンクやR&B、ヒップホップの聴き手にもカッコよく響くでしょう。

2枚目は、レニー・トリスターノというピアニストの、1955年に録音された「鬼才トリスターノ(原題:TRISTANO)」。厳格なピアノのタッチ、知的でクールな音の質感、それらがひんやりとした緊張感と奥深さにつながっている。
本当の意味でのクール・ジャズとは、こういうものかもしれないと思わせる作品。
あ、こんな暑い夏にはこういうジャズも試してみては。ちなみにこのCD、最近やり方を覚えたネットオークションで入手しました。

●THE DOO WOP BOX  Pヴァイン PCD−1063〜6
●ツェッペリン・クラシックス  Pヴァイン PCD−2538
●レノックス・アベニュー・ブレイクダウン/アーサー・ブライス  ソニー SRCS−7187
●鬼才トリスターノ/レニー・トリスターノ  ワーナー AMCY−1048


うわ、主だったものだけをピックアップしようと思ったのですが、やっぱり全部書き切れませんでした…。次回に続きます。


第7回
引き続き今回まで、ワタクシ、稲葉が選ぶ「2004年のベストCD」をご紹介します。皆さんがCDを買うときに、少しでもお役に立てば、と思います。今回は、2004年ベストCDの最後、「ベスト・シングル&ミニアルバム5」と「ベスト再発アルバム5」です。ちなみに以下のリストは順不同で、順位ではありません。

まずは、ベスト・シングル&ミニアルバム5です。
●LOVE&HONEY/倖田來未 【リズムゾーン RZCD45129】
●サンライズ/BENNIE K 【フォーライフ FLCF4023】
●happiness!!!/木村カエラ 【コロムビア COCA15701】
●かばん/aiko 【ポニーキャニオン PCCA02041】
●二人のムラサキ東京/キンモクセイと東京ジェンヌ 【BMG BVCR19617】


シングル、ミニアルバムは印象に残った作品の数はそう多くないけど、質は高かったと思う。相変わらず洋楽シングルの国内発売は少ないので、邦楽中心の選盤になりましたが。まず、発見という意味では、倖田來未の「LOVE&HONEY」に収録されてる「キューティー・ハニー」のカヴァーが最も印象的だった。アニメの主題歌という表面的なことに惑わされて見えにくくなっていた、この曲のカッコよさを再発見させてくれた見事なアレンジと歌。倖田のヴォーカルには元来、関西の土着性が含まれていて、それが彼女の個性なのだけど、その土着の魅力をこれまでで一番カッコよく響かせた曲だと思う。ちなみに、某雑誌でスガシカオさんもこのシングルを絶賛してました。
BENNIE Kは、昨年はミニアルバム「ザ・ベニーケー・ショウ」も、このシングルを含むアルバム「シンクロニシティー」も出た。どちらも確かによく出来ているけれど、俺はこれでBENNIE Kなりの音が確立されたとは、これっぽちも思っていない。
まだこんなもんじゃないはず。ただ、彼女たちなりの音を確立する大きな足がかりとして、この曲の意義は大きかったと思う。今後にさらに期待を込めて、という意味で選びました。
木村カエラのシングルは、単純にいい曲で、コードの変わり目が気持ちよい。しかも、声質が素晴らしく、歌い方が真っすぐで新鮮に響いた。ルックスだけの人じゃないね。
aikoはもう安定した曲のクオリティーを保っている。キンモクセイは、彼らほど筒美京平以降の歌謡曲の真髄を分かっているロックバンドはそういない、と思わせるに充分な仕上がりで、その持ち味が最も分かりやすく伝わるこの曲はよかった。
その他、選外としては、東京事変の「遭難」。アルバム「教育」も良いのだが、「遭難」は俺が個人的に好きな、彼女の魅力を端的に味わえるシングルだったので、印象が深かった。あとは、salyuの「VALON−1」もよかった。彼女の声には乾いた哀愁が
あって、俺の好きなタイプのヴォーカリストですね。

続いて、ベスト再発アルバム5です。
●ロックンロール/ジョン・レノン 【東芝EMI TOCP67500】
●飛翔/ローラ・ニーロ 【ソニー MHCP244】
●ゲット・ハッピー!!/エルヴィス・コステロ&ジ・アトラクションズ 【ビクター VICP62707】
●EACH TIME 20th Anniversary Edition/大滝詠一 【ソニー SRCL5002】
●READY! STEADY!! THE GOOD−BYE!!!/THE GOOD−BYE 【ビクター VICL61462〜3】


未発表ライヴ盤であるローラの作品以外は、そう説明の必要もないであろう名盤なので、とにかく聴いてほしい、の一言で済ませたい(笑)。ジョンのアルバムはミックスをやり直し、リマスタリングもされているので、音の迫力が従来盤と格段に違って、新たな感動が
ある。
R&Bへの愛着を示したロックとしては傑作のひとつであろうコステロのアルバムは、未発表ヴァージョンなどが入ったボーナスディスクが付いた2枚組。アルバム本編に20曲、ボーナスディスクに30曲が収められている超おトク盤。ミスチルのファンもぜひ。
大滝さんの念入りなリマスタリングによって、これまでよりも広がりが出た「イーチ・タイム」も素晴らしい。同じ大滝さん関係では「はっぴいえんどBOX」もあったが、改めて聴いたときの「そういうことだったのか」と納得させられることが多かったので、こちらを。
かつて野村義男が率いていたザ・グッバイのベスト盤だが、ザ・グッバイをCDで改めて聴けることが、まず嬉しかった。単なるアイドルの道楽ではない、ザ・グッバイの優れた音楽性や魅力を再発見するきっかけとしては、うってつけのベスト盤。
そして、未発表ライヴ盤であるローラのアルバム。これはベトナム戦争が激しかった頃のライヴなのだけど、これが不思議と今の空気に合う。9・11以降の世界平和を願う気運と重なることも多いからだろう。
その他、選外としては、未発表ライヴであるボブ・ディランの「アット・フィルハーモニック・ホール」、サン・レコード時代の音源を集めたエルヴィス・プレスリーの「エルヴィス・アット・サン」、NRBQの名盤「アット・ヤンキー・スタジアム」、CMソングにもなって彼らのヒンヤリとしたサイケデリックさが心地よかったゾンビーズの名作「オデッセイ・アンド・オラクル」、トム・ウェイ
ツが音楽を担当したフランシス・コッポラ監督の映画「ワン・フロム・ザ・ハート」のサントラも素晴らしかった。
以上、3回に渡った「2004年ベストCD」でした…と言いながら、しばらくたって、「コレ選ぶの、忘れてたっ!」という作品も出てくるんだろうなぁ。ま、とにかく、次回からは、また買い物日記に戻ります。


第6回
今回も前回に引き続き、趣向を変えまして、ワタクシ、稲葉が選ぶ「2004年のベストCD10」を3回にわたってご紹介します。皆さんがCDを買うときに、少しでもお役に立てば、と思います。
今回は、ベストアルバム10(国内編)です。ちなみに以下のリストは順不同で、順位ではありません。

●LION/奥田民生 【ソニー SECL126】
●Brown Metallic/クレイジーケンバンド 【サブスタンス BSCL30029】
●imagine/MINMI 【ビクター VICL61476】
●SUPER ZOO!/カーネーション 【カッティングエッジ CTCR14387】
●アンテナ/くるり 【ビクター VICL61306】
●VIVA!6×4/松任谷由実 【東芝EMI TOCT25600】
●街男 街女/オリジナル・ラヴ 【ポニーキャニオン PCCA80031】
●夏雲ノイズ/スキマスイッチ 【オーガスタ レコード AUCK11004】
●La:Live Recordings From Sun 2004/UA 【ビクター VICL61516】
●SENTIMENTALovers/平井堅 【デフスター DFCL1170】


けっこう当たり前なセレクションのような気もしますが、日本の音楽界の2004年は新鮮な驚きを与えてくれた新人が少なかった、という、そういう年だったのでしょう、まぁ、個人的な見方ですが。

民生、カーネーション、オリジナル・ラヴ、ユーミンらの作品は、改めて自分のスタイルでやり続けることから生まれる説得力を聴き手に示してくれたようで、素晴らしかった。同じ意味で、平井堅がヴォーカルで一本筋を通す姿勢と、技巧に遊び心を絶妙に混ぜてオリジナリティーを出すクレイジーケンバンドには、改めて敬意を表したい気持ちになった。
音響派的アプローチの時期を過ぎ、バンドとしての音を純化させたくるりも愛聴したし、MINMIはアルバムもよかったが、ライヴも素晴らしかった。彼女は日本語の特性とレゲエに、本質的に共通点があるのをちゃんと分かっていて、日本人としてのプライドが歌や音に滲み出しているところに拍手を送りたい。
歌の説得力を軸に、自分の内側へ向かうベクトルと同時に、外側へのパワーも獲得した境地に達したUA、キレイにまとまっているようで、実はひねりが効いたポップスを作ったスキマスイッチも印象的だった。
その他、選外になって作品は、吉田美奈子さんがブラス隊をバックにセルフ・カヴァーをやった「VOICE IN THE WIND」、久々のオリジナル作品でも、いい意味でアクの強さは健在だった岡村靖幸の「Me−Imi」、くるりの岸田君やレイ・ハラカミとの共同作業で若々しさを感じた矢野顕子の「ホントのきもち」、もう流行などに流されない世界を確立したな、と思わせたEGO−WAPPIN’の「merry merry」、5年ぶりのフルアルバムだった朝日美穂の「ホリアテロリズム」、といったところですね。

さて、次回は、2004年ベストCDの最後、「ベスト・シングル&ミニアルバム5」と「再発アルバム5」です。


第5回
2005年初のCDハンティングのコーナーです。
いつもはワタクシ、稲葉の買ったCDを紹介していますが、年明け最初なので、少し趣向を変えまして、稲葉が選ぶ「2004年のベストCD10」を3回にわたってご紹介します。皆さんがCDを買うときに、少しでもお役に立てば、と思います。
まず今回は、ベストアルバム10(海外編)です。ちなみに以下のリストは順不同で、順位ではありません。

●リアル・ゴーン/トム・ウェイツ 【エピックソニー EICP422】
スマイル/ブライアン・ウィルソン 【ワーナー WPCR11916】
ミュージコロジー/プリンス 【ソニー SICP590】
カム・アウェイ・フロム・ミー/ネリー・マッカイ 【ソニー SICP637】
ストリート・サイン/オゾマトリ 【ビクター VICP62771】
シュヴァ・エン・ポー/シンク・オブ・ワン 【ボンバ BOM24002】
カレッジ・ドロップアウト/カニエ・ウェスト 【ユニバーサル UICD6084】
フランツ・フェルディナンド/フランツ・フェルディナンド 【エピックソニー EICP392】
フー・イズ・ディス・アメリカ?/アンティバラス 【Pウ゛ァイン PCD23524】
マインド、ボディ&ソウル/ジョス・ストーン 【東芝EMI VJCP68681】

こんな感じです。
トム・ウェイツ、ブライアン、プリンスのベテラン勢が力作を発表して、底力を思い知らせてくれたことは、とても嬉しかった。
特にトム・ウェイツは、ここ数年の彼の作品の中で一番の傑作だったし。

去年、初アルバムを出した人の中では、女性シンガーソングライターの新しい個性を感じさせたネリー・マッカイ、前作に続いて、歌の説得力で勝負したジョス・ストーン、ニューウェイヴやディスコを消化して、フットワークのいいロックを聴かせてくれたフランツ・フェルディナンド、スタイルに捉われすぎないヒップホップを作ったカニエ・ウェストが最も印象に残った。

アフロビートのアンティバラスは、サウンドの太さだけでなく、9・11以降のアメリカに対しての主張もちゃんと盛り込まれていて、素晴らしかったし、オゾマトリや、ベルギーのシンク・オブ・ワンの雑食性にも心惹かれた。
全体的としては、芯の太さに魅力を感じた1年だったかな。それは単に音の芯が太いというだけでなく、音楽に対する姿勢にも芯が通っている、という意味でもあるのだけど…。

その他、泣く泣く選外とした作品は、オールドスクール・ヒップホップが現在でも充分通じることをしぶとく示したビースティー・ボーイズの「トゥ・ザ・5ボローズ」、ブルースの影響が色濃いUKバンドの22−20sの「22−20s」、U2の「ハウ・トゥ・ディスマントル・アン・アトミック・ボム」も彼らのキャリアの中でも屈指の作品だと思うし、N.E.R.D.の「フライ・オア・ダイ」、デイヴィッド・バーンの「グロウン・バックワーズ」、アンソニー・ハミルトンの「カミン・フロム・ウェア・アイム・フロム」も素晴らしかった。

次回は「ベスト・アルバム10[国内編]」です。
いや、しかし、10枚に絞るのは難しいですねぇ。

第4回
仕事中の昼間、急に空き時間ができた。11月最後の木曜日のこと。時間は3時間ほど。
「これはCD買いに行くしかないっ。 時間的に天神だったら行ける」と、すぐに出かけた。
このフットワークの速さは、ここ2週間ほどCDを買いに行ってなかった反動である。
とりあえず、タワーレコード天神店に向かう。
「何を買おうかなぁ」と考えながら、街の人波を見てると「あ〜俺、他の人が働いてる時間に買い物してんだなぁ」と思うと、イケナイことをしてるようで、少し楽しくなる。タワーレコードに着いて、R&Bのコーナーで、フロエトリーというフィラデルフィアの女性2人ユニットの、去年出たデビュー盤が目に留まる。そういえば、これ買いそびれたままだったな、と思ったら急に聴いてみたくなり購入。タワーレコードではこれくらいにして店を出る。が、しかし、なぜか気持ちに勢いがある。1枚買ったくらいでは、おさまりがつかない感じが…。予算に余裕があるせいかもしれない。とにかく、どこか違う店に。
というわけで、いつも行くボーダーライン天神店(イムズ6F)へ。ここでは、ゴダイゴの西遊記のサントラCDを発見。これは俺が生まれて初めて聴いたアルバムなのに未だにCDで買いなおしてなかった作品なので、これもいい機会だ、と購入。そして、ここでは、もう一枚、デヴィッド・フュージンスキーというギタリストのCDを買った。
彼はロック、ジャズ、ファンクをごちゃ混ぜにしてプレイするとてもカッコいいプレイヤー。
いやぁ、今回の買い物はいい収穫ばかりなので、だんだん調子に乗ってきて、「よしっ、もう1店だけ行くか」と盛り上がっていたところ、ボーダーライン隣りの山野楽器という楽器店に勤めてる後輩と、店の前で偶然会って、「うわ、稲葉さん、またCD買ってるんですかぁ?」と呆れ気味に言われた。…少し気持ちが萎えたので(笑)、結局、FM福岡に戻って、再び仕事に…。うん、でも楽しかったな。

今回の収穫
●フロエティック/フロエトリー 【ユニバーサル UICW-1037
●マジック・モンキー〈西遊記〉/ゴダイゴ 【コロムビア COCA-11090

●JAZZPUNK/David Fiuczynski 【FUZZLICIOUS MORSELS FUZZ 8898-2

第3回
11月14日、この日はいつもの休日より早起きして、母校、西南学院大学の大学祭でのイベント・ライヴに、BENNIE Kが出るので見に行った。時折、雨がぱらつく天気の中、かなり久しぶりに見る彼女たちのライヴは、以前よりキレが良く、好調であることを感じさせてくれた。俺の近くで見てた大学生らしき女の子たちが「キャー、カッコいい。1回見てみたかったんよねぇ」と言ってて、「BENNIE Kって知名度上がってんだなぁ、よかったな〜」と、デビュー当時から知ってる俺はライヴ終了後、清々しい気分で母校を後にし、久しぶりに、西新商店街にある「WEST SIDE」というCD店に。大学時代によく行っていた店である。ここでは、スティーリー・ダンの2枚組ベスト盤(リマスター)を購入。「都会的な音楽」と聞いて、俺が真っ先に思い浮かべるのがスティーリー・ダンなんですよね。
その後、西新をブラついていて、たまたま目に留まったリサイクルショップ(名前を忘れてしまった…)にフラッと入ってみた。CDも多少は置いてあって、眺めてると、ジャズ・ピアニスト、ホレス・シルヴァーの96年に出たアルバムを発見。しかも、安い。千円を切ってるっ。これはラッキーとばかりに即買い。
今回買ったのはこれだけですが、買った量よりも、自分がブレイク前から知ってたアーティストの好調ぶりを目の当たりにした後にする買い物は、単純に心地いいもんだね、ホントに。

今回の収穫
ショウビズ・キッズ:ザ・スティーリー・ダン・ストーリー/スティーリー・ダン 【ユニバーサル UICY-1043/4】
ザ・ハードバップ・グランドポップ/ホレス・シルヴァー 【ユニバーサル MVCI-9】

第2回
10月最後の土曜日。この日は、下関でのsoweluの学園祭ライヴを見に行った。ま、そのついでに、途中下車して、久しぶりに小倉でCDでも買おうと計画。小倉にCD買いに行くとね・・・楽しいんだ、これが。まず、中古盤店の品揃えが福岡市内とは全然違うんです。福岡市内ではあまり中古店に出ないようなものが見つかる率も高いので、行く前には、ワクワクする。
小倉に行くと必ず立ち寄るのは、JR小倉駅構内ひまわり通りにあるボーダーライン小倉店と、リバーウォークの近くにある田口商店小倉店の2店。え〜、ところが、その日予想以上に寝過ごしてしまい、soweluライヴ開演時間を考えれば、ゆっくり小倉で買い物する時間もなさそうなので、駅から離れた田口商店に行くのは断念し、ボーダーラインのみに行くことに。
ここは特に、ブルースやソウルの黒人音楽やワールドミュージックの品揃えが白いんだけど、今回ワールドミュージックの収穫はなく、ソウルのコーナーでカーティス・メイフィールドの80年のアルバムを見つけた。そして、今回はロックのコーナーで欲しいものをいっぱい見つけたのですが、予算の都合で、ものすごく悩んだ挙句に3枚に絞る。中古って売れたら再入荷の保証がないので、店頭ですごく迷うのです。この日も、そうやって迷っている最中、偶然にも店に来た後輩から声をかけられた。「人生最大の決断みたいな顔して、迷ってましたね」と言われた(笑)。結局、先のカーティスのCDに加え、トラフィックとドアーズの、ともに67年作品のリマスター盤を購入。こうやって自宅のCDは増えていくのです・・・。

今回の収穫
サムシング・トゥ・ビリーヴ・イン/カーティス・メイフィールド 【ビクター VICP-60385】
ハートに火をつけて/ドアーズ 【ワーナー WPCR-11601】
ミスター・ファンタジー/トラフィック 【ユニバーサル PHCW-2701】

第1回
だいたい、特定のCDを買おうと思って店に行くことは、とても少ない。時間があれば、CDショップに行くことは習慣になっているので、大抵は店頭でいろんなCDをながめて、「これ前に買いそびれてたから」とか「今日はこういうのを聴きたい気分だ」とか「おっ、こんなCDが中古で売ってる」などという調子で、買うCDを決めることが多いんですね。で、10月半ばのある日も、気が向いたので、タワーレコード天神店へ。
ブルースのコーナーで、チャールズ・ブラウンのベスト盤「DRIFTIN’ BLUES:THE BEST OF CHARLES BROWN(輸入盤)」を発見!ウェストコースト・ブルースの代表的アーティストの全盛期1940年代のベスト。以前、ミュージックサロンで「ブルース特集」をやったとき、このCDがあったら・・・と思いながら、購入。
そのまま勢いで、イムズ5Fの中古CD店 ボーダーライン イムズ店に行ってみた。
ここでは、ヒップホップのピートロックの今年出たアルバム「ソウル・サヴァイヴァー2」と、結成から60年以上のキューバのグループ、オルケスタ・アラゴーンの2001年作「ルート・チャチャチャ」を購入。どちらも中古ではあまり見かけないので、今がチャンスとばかりに買ってしまった・・・でもやっぱり、この日一番の収穫は、チャールズ・ブラウンかなぁ。たまには、アメリカ南部の泥臭いブルースとは対照的な、都会的で甘口のウェスト・コースト・ブルースに浸って、「レイ・チャールズやジェームス・ブラウンも彼に影響を受けたんだなぁ」と思いを馳せてみたりもして・・・。

今回の収穫
DRIFTIN' BLUES:THE BEST OF CHARLES BROWN/CHARLES BROWN 【Collectables Records COL-5631】
ソウル・サヴァイヴァー2 /ピート・ロック 【ウルトラウ゛ァイウ゛RR0032CDJ】
ルート・チャチャチャ/オルケスタ・アラゴーン 【オルターポップ CPMCD-5363】

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