匠の蔵~words of meister~の放送

愛collectionノア【創作和菓子 長崎】 匠:田上和代さん
2009年06月20日(土)オンエア
野菜や果物のみで作った創作和菓子の店を展開する和菓子店「愛collectionノア」の社長・田上和代さん。「もともとは料理好きの主婦でした」と言う田上さんは、約4年前に知人のアドバイスで和菓子店を始め、以来、「のあ畑」シリーズと名付けた、野菜餡を使った和菓子を製作、中でも7種の野菜餡を使用した「虹色羊羹(レインボー羊羹)」は、長崎県特産品新作展で最優秀賞を受賞する。「最初は30種類くらいの野菜餡を作ったのですが、それはもうパレットみたいに綺麗なんですよ。野菜の味を生かした餡子を作ろうとしたら、野菜が個性を出すというか、自然に野菜本来の綺麗な色までも出てきたんですよね」。一つに極端に長けているモノもあるが、往々にして素晴らしい素材というものは、いくつもの関連した長所がある。しかるべき人が、その一つにスイッチを入れてあげると、おのずと長所が次々に花開く。「ノアの商品には、着色料や添加物を一切使っていません。売る商品という形からスタートすれば、長持ちさせる為に添加物を使う必要があったのかも知れませんが、これは料理教室などの活動を通じ、家族に食べさせるモノという形からスタートした和菓子ですから、添加物を使うという発想自体がありませんでした。家庭で作る料理に添加物なんて入れないでしょう」。そんな「ノア」の商品のキャッチコピーは、“おかしなお菓子”。美しい色と可愛らしい形、自然の恵みから生まれる滋味深い味。食べる家族の笑顔が想像出来る。「私は常に大丈夫と思って仕事をしています。モットーというか、心配しても心配しなくても結果は変わらないような感じがしますので、常に大丈夫と思って、やれるだけの事をやろうと毎日ジタバタしているんですよね」。現在では直営店が2つ、販売店が3つと、常に前向きな姿勢で着実に活動の輪を広げている田上さん。今後もその輪はさらに大きく広がっていく事だろう。「このような良いお菓子が出来て、お菓子も喜んでいるような気がしますので、また野菜もこういう表現の仕方があるのかと喜んでいるような気がしますので、これからも沢山の方に、この和菓子たちを口にして頂きたいと思っています。ただ大量生産となって最初の作り方が変わってしまえば、全く違うお菓子になってしまいますので、そこだけは沢山の人の力を借りながら守っていこうと思います」。

| 前のページ |


| 前のページ |