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日本能率協会、九州工業大学、Kyutech ARISEによる共同開発 九州発「DX推進力アセスメント」完成
一般社団法人日本能率協会
2025年5月16日
一般社団法人日本能率協会
国立大学法人九州工業大学
株式会社Kyutech ARISE
日本能率協会、九州工業大学、Kyutech ARISEによる共同開発
九州発「DX推進力アセスメント」完成
~三者で共同記者発表会を開催 不足するDX推進人材育成を促進へ~
一般社団法人日本能率協会 (東京都港区芝公園、会長:中村正己、以下:JMA)と国立大学法人九州工業大学(福岡県北九州市、学長:三谷康範、以下:九工大)、株式会社Kyutech ARISE(福岡県飯塚市、社長:嶺正二郎、以下:Kyutech ARISE)は、DX推進力の定性的評価を測る「DX推進力アセスメント」を開発いたしました。2025年5月15日(木)、福岡市内で三者共同の完成記者発表会を開催し、開発の経緯や本アセスメントの特長を伝えるとともに、「2025年の崖」といわれる、DX推進の取り組み不足による経済損失の危機に対して、九州発の新ツールで挑んでいく考えを示しました。「DX推進力アセスメント」は2025年内から提供を開始する予定です。
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▲当日の記者発表会の様子
■DX推進力アセスメントの特長
DX推進力アセスメントは、人材育成・組織変革の分野で80年以上の実績を持つJMA、DXに関する高度な学術知見と豊富な教育カリキュラムを保有する九工大・Kyutech ARISEの三者による「産学連携に関わる包括協力協定」に基いて、2024年8月から開発を本格的にスタートした“学術と実務を融合した実践的なアセスメント”となります。
受検者自身がDX推進担当者になった仮定で計6つの設問に記述式で回答し、「DXによる業務改善構想」 「ユーザー視点のDX技術活用」などの6つの次元(ディメンション)で多面的に評価します。記述式で回答することで、受検した【個人】と【組織】双方の強み・弱み、今後の成長のためのヒントを明確にすることができます。
また、診断結果に紐づいたJMAおよびKyutech ARISEによる研修やコンサルティングサポートを活用することで、実課題に即した、より効果の高い個人および組織全体の知識・スキル強化が実現できます。
【概 要】
設問数: 6問
想定する回答時間: 60~90分程度
設問形式: 記述式回答法 ※経済産業省の「デジタルスキル標準」にも準拠
【特 長】
➣ 企業変革を支援してきたJMA独自のノウハウと、最新のテクノロジーやビジネス環境を反映した設計。
➣ 「DXによる業務改善構想」「ユーザー視点のDX技術活用」など6つの次元(ディメンション)で多面的に評価。
➣ 診断結果を基にしてJMA、Kyutech ARISEの研修を活用することでの個人、組織全体の知識・スキルを強化。
➣ JMA、Kyutech ARISE による、DX・デジタル推進のコンサルティングサポートを受けることも可能。
➣ アセスメントの開発に於いては、脳科学者の茂木健一郎氏にもご助言をいただいている。
■三者代表者のコメント
富浦 渉 (一般社団法人日本能率協会 事業推進本部長)
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JMAでは、産業界のDX化への取り組みが加速している一方で、デジタルスキルを有する人材の不足が経営課題となっている現状を受けて、リスキリングを中心としたDX推進人材の支援に注力しております。今後も経済成長率の上昇が見込まれる九州エリアでの支援拡充は、地域経済の持続的な発展促進と地域社会の活力・魅力向上の足がかりとして、必要不可欠と考えます。本アセスメントを起点とした「診断・分析」と「教育・研修」が連動したDX人材育成システムを確立し、さらなる産業界の経営革新と発展を先導・支援してまいります。
安永 卓生(国立大学法人九州工業大学 副学長)
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九工大は、JMA・Kyutech ARISEと共同で、DX成熟度を測定する新アセスメントを開発しました。DXは単なるIT・情報システムの導入ではなく、ビジョンから逆算して課題を特定し、デジタル技術で事業と顧客価値を革新する継続的プロセスです。本評価は、個人・組織・ 企業の現在地を可視化し、DXマインドとコミュニケーション力を含む人材育成へ迅速なフィードバックを提供します。
九州エリアを起点とした、地域経済・雇用創出・競争力強化への貢献を期待しています。
嶺 正二郎(株式会社Kyutech ARISE 代表取締役社長)
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Kyutech ARISEとして、経営者や管理職がDXに取り組む際のレベル評価や認定制度を促進させることで、九州エリアの人材の質の向上と、企業の人材マネージメント強化を 促進したいと考えています。本アセスメントを活用し、客観的な評価基準を策定することで、 組織のDX推進力が一段と高まると確信しています。
意欲ある経営者・経営層やビジネスパーソンが学び合い、協創を促す場の提供を支援し、新たなビジネスや技術革新に繋がることも期待しています。
■茂木健一郎氏(脳科学者)からのコメント
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近年、人工知能の発展は目覚ましく、DXに積極的に取り組むことで、業務上の計算を自動化し、人間がより本質的で創造的な仕事に注力できる環境が整ってきています。DXが、人間力を伸ばすための必要条件、そして課題になっているのです。
このような時代に、会社全体として、また職場環境におけるDXの取り組みの現状を診断することは、自分たちの良さを活かすために重要な「メタ認知」を提供します。
人間の脳の可能性が一気に展開する新しい時代に備えて、ぜひDX推進力のアセスメントを実施していただけたらと思います。
<茂木健一郎氏(脳科学者)プロフィール>
1962年東京生まれ。ソニーコンピュータサイエンス研究所上級研究員、東京大学大学院特任教授、屋久島おおぞら高校校長、(株)Kyutech ARISE顧問。東京大学理学部物理学科、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て現在に至る。
専門は脳科学、認知科学。「クオリア(感覚の持つ質感)」をキーワードとして脳と心の関係を研究、近年「人間の脳とAIのアラインメント」についての研究に注力中。
■協会概要
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■大学概要
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■会社概要
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プレスリリースPDF
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プレスリリースURL
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