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シェフラー、ドイツOEM向け後輪ステアリングの生産を開始、開発・生産の内製比率を高めて新たな受注を獲得

シェフラージャパン株式会社

パワートレイン&シャシー部門は、第1四半期にドイツ自動車メーカー向けスマートステアリングシステムの量産を開始

顧客に近い生産拠点:欧州、中国、北米の複数の自動車メーカーの7車種向けに後輪ステアリングを量産

さらに3社から2027年までの量産プロジェクトを新たに受注

 開発・生産の内製比率UP:シェフラーの新たなパワーパックとセンサー技術により、開発・生産の内製化を推進

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202507222531-O3-F95y0Rwt
後輪ステアリングシステムはシェフラーの「Generate Motion」製品ファミリーに属しており、乗用車および小型商用車に採用されています。

 

シェフラーは、後輪ステアリングの新たな量産体制を立ち上げました。2025年第1四半期より、スロバキアのキズーチェ工場において、ドイツ自動車メーカー向けのメカトロニクス・ステアリングシステムの量産を開始しました。シェフラーAGパワートレイン&シャシー事業部CEOのマティアス・ツィンクは次のように述べています。「シェフラーの後輪ステアリングシステムは、未来のモビリティニーズに応える強力な製品です。数か月前に別の量産が立ち上がり、さらにステアリングシステムに関する新規受注も獲得しています。これは、当社の革新的なシャシー技術が、モーションテクノロジーのリーディングカンパニーを目指す当社の取組みの中でますます重要な役割を果たしていることを明確に示したものと言えます。」

 

顧客重視の製品開発および生産

ツィンクは次のように強調します。「シェフラーは世界55カ国250ヶ所におよぶ拠点を展開し、常にお客さまの近くで製品の開発および製造を行っています。当社の革新的なシャシー製品群の拡大もこの戦略に基づき進めています。」後輪ステアリングは、2022年末から世界中の自動車メーカー向けに量産が始まっており、現在、複数の自動車メーカーの7車種向けの製品が、欧州、中国、北米の3工場で生産されています。2027年までにさらに6車種への採用も決定しています。

 

開発・生産の内製比率を引き上げ

シェフラーのパワートレイン&シャシー部門では、昨年のヴィテスコ・テクノロジーズとの合併により製品ラインナップが補完・拡充され、非常に大きなメリットとなっています。「エレクトロニクスおよびセンサー技術に関してのこれまで知見の蓄積と、コンポーネントの拡充による開発・生産の内製比率の向上は、開発サイクルの短縮とシステム全体の技術力強化に直結しています。」と、シェフラーのシャシーシステム部門責任者の クレモン・フェルツは述べています。この内製比率引き上げの好例が後輪ステアリングです。インダクティブ変位センサーモジュールと、当社独自のパワーパックソリューションにより開発・生産の内製化を推し進めました。

 

コンパクト設計と高効率性

後輪ステアリングのコンパクトな設計は、2つの主要なシステムにより可能となっています。ひとつはプラネタリーローラーギアを採用した高精度なメカシステム、そしてもう1つはエレクトロニクス、電動モーター、ソフトウェアで構成されるパワーパックです。「シェフラーの後輪ステアリングシステムは、プラネタリーローラーギアによって、電動モーターの回転運動をプッシュロッドの操舵運動へと、競合製品と比較して低摩擦かつ非常に高効率に伝達でき、この独自技術が際立った差別化要因となっています」と、 クレモン ・フェルツは説明しています。

この高度な技術をもつメカトロニクス・ステアリングシステムは、コーナリング時の俊敏性を高め、高速走行時の車両安定性と安全性を向上させます。回転半径の大幅に小さくすることで、狭い場所での操作性が向上し駐車も容易になります。

 

ステアリングシステムが賞を受賞

北米の自動車業界専門誌により、シェフラーのシャシー製品が高く評価されました。今年4月、当社の高効率後輪ステアリングシステムが「Automotive News PACE Award 2025」を受賞しました。この賞は30年の歴史を持ち、革新性、技術的進歩、優れた業績においてリードする自動車サプライヤーに贈られるものです。

 

IAA Mobility 2025で展示

シェフラーは、ドイツのミュンヘンエキシビションセンターで開催される国際モーターショー「IAA Mobility 2025」において、後輪ステアリングシステム及びその他の革新的なシャシー技術を展示します。9月9日から12日までの開催期間中、当社はIAA Summit会場で「The Motion Technology Company」をスローガンに掲げ、ホールB3ブースB40にて、自動車用ソフトウェアから電動化技術、ドライブトレイン、シャシー、車体に至るまで、広範な領域に及ぶ革新的製品をご紹介します。

「IAA Mobility 2025」へのシェフラーの出展に関する詳細は、当社ウェブサイトをご覧ください。



 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202507222531-O2-guY2mYss
開発・生産の内製化推進:シェフラーの後輪ステアリングシステムに搭載されるセンサーは、すべてシェフラー社内で開発・製造しています。さらに現在では、同じく社内開発によるパワーパックソリューションもシステムに組み込まれています。

 

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202507222531-O1-qhe463I8
グローバルな生産ネットワーク:シェフラーは現在、欧州、中国、北米の各工場において、自動車メーカー向け後輪ステアリングシステムを製造しています。

 

写真:シェフラー

 

注)本プレスリリースは現地時間2025年7月9日にドイツ・ビュールにおいて英語で発行されたものの日本語訳です。原文の英文と日本語訳の間で解釈に相違が生じた場合には英文が優先します。

 

 

シェフラーグループ  – We pioneer motion

シェフラーグループは、75年以上にわたりモーションテクノロジーの分野で画期的な発明と開発を推進してきました。電動モビリティやCO₂排出削減効率の高い駆動システム、シャシーソリューション、そして再生可能エネルギーのための革新的なテクノロジー、製品、サービスにより、シェフラーグループは、モーションの効率性、インテリジェンス、持続可能性を高めるための、ライフサイクル全体にわたる信頼できるパートナーです。シェフラーは、モビリティエコシステムにおける包括的な製品とサービスの範囲を、ベアリングソリューションやあらゆる種類のリニアガイダンスシステムから修理および監視サービスに至るまで、8つの製品ファミリーに分けて示しています。シェフラーは、約120,000人の従業員と55か国に約250以上の拠点を持つ、世界最大級の同族会社でありドイツで最も革新的な企業の一つです。

 

 

シェフラー、ドイツOEM向け後輪ステアリングの生産を開始、開発・生産の内製比率を高めて新たな受注を獲得 | プレスリリース | シェフラージャパン


Schaeffler rear-wheel steering system


Global production network


Increased vertical integration_In house solution for sensors and power packs


プレスリリースPDF

https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M107134/202507222531/_prw_PR1fl_9I1cbX0H.pdf

プレスリリースURL

https://kyodonewsprwire.jp/release/202507222531

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