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~8月31日は 【野菜の日】~  タキイ種苗『2025年度 野菜に関する調査』

タキイ種苗株式会社

値段が高くても購入する野菜は レシピの幅の広さと使い切りやすさがポイント!

2025.08.06
タキイ種苗株式会社

  タキイ種苗株式会社(所在地:京都市)は、8月31日の 「野菜の日」を前に全国の20歳〜69歳の男女600人

(農業関連従事者、食料/飲料(酒類除く)の卸売・小売業従事者ソフトウェア・情報サービス業、調査業・広告代理業除く)を対象に、2009年から16年間毎年実施してきた 「野菜と家庭菜園に関する調査」を野菜に特化した 「野菜に関する調査」に改め、野菜を取りまく消費者の意識などを調査しました。

 

■好きな野菜1位は 「たまねぎ(55.5%)」が返り咲き

 好きな野菜は、1位 「たまねぎ(55.5%)」 2位 「トマト(54.8%)」 3位 「じゃがいも(53.3%)」と僅差ながらも、 「たまねぎ」が躍進し1位に返り咲いたが、例年1位でも7割を超える回答率は、今年は半数程度にとどまり、突出した品目が見られなかった。

 

■最も好きな野菜不動の1位 「トマト」は「味」だけではなく、 「栄養」 「食べやすさ」 「彩り」など魅力がいっぱい!

 最も好きな野菜は、 1位 「トマト(8.5%)」 2位 「さつまいも(7.2%)」 3位 「メロン(6.0%)」と今年も1位は 「トマト」で、その理由は 「味(68.6%)」だけではなく、  「食べやすいから(39.2%)」 「栄養があると思うから(45.1%)」 「料理に彩りを加えられるから(29.4%)」と魅力の幅が広い。

 

■野菜を食べる目的は 「健康のため(64.5%)」が最多で 「美味しいから(44.7%)」を超える

 野菜を食べる目的は、 「健康のため(64.5%)」が最も多く、次いで 「美味しいから(44.7%)」 「便通改善のため(20.3%)」 「美容のため(17.0%)」と多岐にわたるが、年代・性別において偏りが見られる。

 

■野菜を食べる際や購入する際、 「味」 「鮮度」 「栄養」より 「価格」を重視

 野菜を食べる際や購入する際に重視するポイントは、 「価格の安さ(49.3%)」が最も多く、 「美味しさ(38.5%)」 「新鮮さ(38.5%)」が同数で並び、 「栄養があること(31.5%)」と続く。

 

■よく購入する野菜1位の 「たまねぎ」は「使いきりやすさ」と「レシピの幅の広さ」も1位

 よく購入する野菜トップ3は、1位 「たまねぎ(54.5%)」2位 「キャベツ(51.2%)」3位 「にんじん(45.5%)」がランクイン。 「たまねぎ」は「使いきりやすさ」と「レシピの幅の広さ」が1位の万能野菜。

 

■値段が高くても購入する野菜は、よく購入する野菜と一致!  

 値段が高くても買う野菜のトップ5は、「よく購入する野菜」と一致しており、レシピの幅が広い野菜と使いきりやすい野菜は、値段が高くても買うのが実情。

 

【タキイ種苗 野菜に関するアンケート調査】

◆調査期間:2025年6月上旬  ◆調査方法:インターネット調査

◆調査対象者:全国の20~60代の男女  ◆有効回答数:600サンプル

※除外対象:1農業、2卸売・小売業(食料・飲料(酒類除く)、3ソフトウェア・情報サービス業、4調査業・広告代理業

※グラフはすべて%。本リリース上のスコアの構成比(%)は小数点第2位以下を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合もあります。

 

野菜ランキング 《大人編》

① 好きな野菜1位 「たまねぎ(55.5%)」 2位 「トマト(54.8%)」 3位 「じゃがいも(53.3%)」と「たまねぎ」が返り咲き

 複数回答であげられた好きな野菜は、1位 「たまねぎ(55.5%)」 2位 「トマト(54.8%)」 3位 「じゃがいも(53.3%)」と僅差ですが、昨年の1位 「トマト(71.8%)」 2位 「じゃがいも(69.0%)」 3位 「たまねぎ(68.7%)」と比較すると 「たまねぎ」が躍進し順位が入れ替わっています。トップ10では順位は入れ替わっているものの、2024年と同じ品目となっています。

 2023年、2024年と比較すると、 「好きな野菜は特にない(7.7%)」の構成比が高く、前2年は7割を超えていた1位の品目の回答率は2025年は半数程度にとどまっており、突出した品目がなかったことがわかります。

 

② 嫌いな野菜トップ5は例年通りの5品目 「ゴーヤ」 「セロリ」 「ケール」 「春菊」 「モロヘイヤ」がランクイン

 複数回答であげられた嫌いな野菜は、1位 「ゴーヤ(20.3%)」 2位 「セロリ(19.8%)」 3位 「ケール(14.7%)」と、前年3位の 「モロヘイヤ(16.3%)」が順位を下げる結果となりましたが、嫌いな野菜トップ5は2023年、2024年とも変わらず、味や匂いに癖のある5品目が常連となっています。トップ10では2024年入っていなかった 「トマト(7.0%)」が 「にんじん」に代わり10位にランクインしています。また、 「嫌いな野菜は特にない(39.5%)」は 「2023年(35.7%)」  「2024年(33.3%)」に比べて多くなっています。

 

③ 最も好きな野菜1位&最も嫌いな野菜3位は不動の 「トマト」

 単一回答であげられた最も好きな野菜は、 1位 「トマト(8.5%)」 2位 「さつまいも(7.2%)」 3位 「メロン(6.0%)」と2023年、2024年に続き 「トマト」が不動の1位となっています。また、昨年10位だった 「さつまいも」、ランク外だった 「メロン」が大きく順位を伸ばしています。

  最も嫌いな野菜は、1位 「セロリ(9.0%)」  「ゴーヤ(9.0%)」 3位 「トマト(4.7%)」と前2年と同じ結果になっています。 「トマト」は最も好きな野菜1位と最も嫌いな野菜の3位をキープしており、好きな人が多い反面、苦手意識が高い人も一定数いることがわかります。

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202507312981-O6-57hAm6Hq

 

④ 最も好きな野菜、不動の1位 「トマト」は「味」だけではなく、 「栄養」と 「食べやすさ」 「彩り」が魅力

 最も好きな野菜を選んだ理由は、全体では 「味が好きだから(70.6%)」が7割を超えてダントツの1位となっており、 「食感が好きだから(29.8%)」 「食べやすいから(27.3%)」が続きます。

 1位 「トマト」では 「食べやすいから(39.2%)」 「栄養があると思うから(45.1%)」 「料理に彩りを加えられるから(29.4%)」などが多数の項目で全体に比べて高い傾向が見られます。一方 「味が好きだから」が高い傾向にあるのは、2位 「さつまいも(86.0%)」3位 「メロン(91.7%)」となっており、 「さつまいも」は 「保存がきくから(14.0%)」も高い傾向がありますが、 「メロン」は「味が好きだから」以外の項目が全て低くなっています。複数回答の好きな野菜1位の 「たまねぎ」 3位 「じゃがいも」では、 「料理がしやすいから」 「保存がきくから」に高い傾向が見られます。さらに 「たまねぎ」は 「価格が安いから(18.8%)」も高くなっており、本年度の好きな野菜1位に躍進した理由には、最近の物価高騰の影響も含まれていると推察されます。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202507312981-O2-IVdUQikx

 

野菜ランキング 《子供編》

① 子供が好きな野菜トップ5は順位変動あり! 「スイカ」 「メロン」に代わり「とうもろこし」 「ブロッコリー」がランクイン

 複数回答であげられた子供が好きな野菜は、1位 「さつまいも(34.1%)」 2位 「トマト(33.8%)」 「とうもろこし(33.8%)」と、2023年、2024年と2年続いたトップ3が変動しました。同じく前2年の4位、5位であった 「スイカ」 「メロン」は、本年は7位、ランク外(11位)と順位を下げており、2023年ランク外、2024年8位の 「ブロッコリー」が5位にランクインしています。また、大人同様、 「好きな野菜は特にない(16.2%)」が 「2023年(7.6%)」 「2024年(13.0%)」に比べて高くなっています。

 

② 子供が嫌いな野菜の代表格 「ピーマン(16.6%)」は7位にとどまり、 「トマト」はランク外

  複数回答であげられた子供が嫌いな野菜は、1位 「ゴーヤ(27.4%)」 2位 「セロリ(22.6%)」 3位 「春菊(21.3%)」と、1位と2位は3年連続となっています。大人のトップ10には入っていないが、子供が嫌いな野菜代表格で毎年ランクインする 「ピーマン(16.6%)」は7位にとどまり、2年連続10位の 「トマト」はランク外となりました。また、嫌いな野菜でも大人同様に、 「嫌いな野菜は特にない(32.1%)」が 「2023年(25.8%)」 「2024年(20.5%)」より高くなっています。

 

③ 子供が最も好きな野菜1位もやっぱり不動の 「トマト(13.2%)」!

 単一回答であげられた子供が最も好きな野菜は大人と同様、2023年、2024年に続き 「トマト」が不動の1位となっていますが、2023年、2024年にトップ5にランクインしていた 「メロン」 「じゃがいも」 「スイカ」が順位を落とし、 「さつまいも(6.4%)」 「ブロッコリー(6.1%)」 「きゅうり(5.1%)」と入れ替わっています。

 子供が最も嫌いな野菜は、 「ゴーヤ(11.1%)」 「ピーマン(7.1%)」 「とうがらし(6.8%)」が昨年と同様にトップ3となっていますが、前2年トップ5に入っていた 「トマト」に代わり 「なす(5.7%)」がランクインしています。

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202507312981-O8-rdR8qUa1

 

④ 親目線で見た子供が好きな野菜を選んだ理由には食育の観点も含まれる

 最も好きな野菜を選んだ理由は、全体では  「味が好きだから(67.7%)」が最も多く、 「食べやすいから(33.1%)」 「食感が好きだから(19.8%)」と続きます。

 1位 「トマト」は、 「家庭菜園で育てているから・育てたことがあるから(15.4%)」が全体に比べて高い傾向にあり、単に食べるだけではなく、一緒に育てている様子から子供が最も好きな野菜にあげている親が多いことが予想されます。2位 「とうもろこし」は、 「味が好きだから(86.7%)」が全体に比べて高くなっており、子供が素直に 「美味しい」と感じやすい、比較的甘い野菜に人気が集まっていることが推察されます。

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202507312981-O4-8Q2pZwW2

 

野菜摂取および購入に対する意識

① 野菜を食べる目的は 「健康のため(64.5%)」が最も多く、 「美味しいから(44.7%)」を超える

 野菜を食べる目的は、 「健康のため(64.5%)」が最も多く、 「美味しいから(44.7%)」 「便通改善のため(20.3%)」 「美容のため(17.0%)」と続きます。

 性年代別のクロス集計では、1位の 「健康のため」は 「男性60代(85.0%)」 「女性60代(75.0%)」と男女共に60代で高く、 「男性20代(45.0%)」 「女性20代(59.1%)」と20代で低くなっています。また、上位4つの理由において、 「女性60代」は全ての項目で高い傾向にあるのに対し、 「男性20代」は全ての項目で低くなっており対照的であると言えます。 「美容のため」は女性が高く、男性が低い傾向が顕著であり、 「ダイエット」は 「女性20代(20.5%)」 「30代女性(16.4%)」と若い女性に多い傾向があります。このように年代・性別によって野菜を食べる目的に偏りがあることがわかります。

 

② 野菜を食べる際や購入する際、 「味」 「鮮度」より 「価格の安さ」を重視 

 野菜を食べる際や購入する際に重視するポイントは、 「価格の安さ(49.3%)」が最も多く、 「美味しさ(38.5%)」 「新鮮さ(38.5%)」が同数で並び、 「栄養があること(31.5%)」と続きます。昨今の物価高騰により、野菜に対しても 「価格」を重視する傾向が強く、野菜を食べる目的で多くあげられた 「健康のため」 「美味しいから」に関係する 「美味しさ」や 「栄養があること」より、 「価格」を重視する人が依然として多くなっています。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202507312981-O10-1ebZGO5s

 

野菜摂取および購入の実態

① 野菜の取り入れ方は 「野菜を購入し、自宅で調理している(59.7%)」が最多 

 性年代別の野菜を取り入れている現状は、 「野菜を購入し、自宅で調理している」が 「男性60代(70.0%)」と20代以外の女性 「女性30代(72.6%)」  「女性40代(68.0%)」  「女性50代(80.0%)」  「女性60代(65.0%)」で多くなっています。 「自分で野菜を育てて、自宅で調理している」は、 「男性60代(10.0%)」 「女性60代(17.5%)」で高くなっています。一方で、加工品を利用している割合は男性に多く、  「あまり意識して食べていない」は 「男性20代(20.0%)」で高くなっています。一人暮らしが多い若い世代および男性が、調理して野菜を取り入れることが難しい一方、60代になると子育てが落ち着き家庭菜園を行う人が増え、自ら育てて野菜を取り入れる傾向が高くなっていると推察されます。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202507312981-O7-XgzA5VI8

 

② よく購入する野菜1位の 「たまねぎ」は「使いきりやすさ」も「レシピの幅の広さ」も1位

 よく購入する野菜トップ3は、1位 「たまねぎ(54.5%)」2位 「キャベツ(51.2%)」3位 「にんじん(45.5%)」となっています。一方で、 「使いきりやすいと感じる野菜」は1位 「たまねぎ(32.2%)」2位 「トマト(30.3%)」3位 「きゅうり(22.5%)」、 「使いきりにくいと感じる野菜」は1位 「キャベツ(15.8%)」2位 「白菜(12.3%)」3位 「大根(11.0%)」がそれぞれトップ3にランクインしています。 「レシピの幅が広いと感じる野菜」の1位 「たまねぎ(44.2%)」2位 「キャベツ(32.5%)」3位 「じゃがいも(31.7%)」に対し、 「調理の仕方がわからない野菜」は1位 「ケール(32.0%)」2位 「モロヘイヤ(20.3%)」3位 「ズッキーニ(14.8%)」となっています。よく購入する野菜の2位に、使いきりにくい野菜1位の 「キャベツ」がランクインしていることから、購入量に関しては、使いきりやすさよりレシピの幅の広さが影響していると推察されます。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202507312981-O9-7LcX8b8I

 

野菜の価格高騰について

① 例年に比べて野菜の値段が高いと感じる人は約7割

 2025年1月から現在において、例年に比べて野菜の値段が高いと思うかどうかでは、 「思う(68.7%)」と7割近くが野菜の値段が高いと感じており、  「思わない(5.8%)」は少数派となっています。

 一方、 「どちらとも言えない(16.2%)」 「分からない(9.3%)」を合わせた約4分の1の人が、明確にどちらか判断できない状況となっています。2025年から、米の価格高騰が話題になり、加工食品や調味料など野菜だけでなく食品の値上げが続く中、 例年に比べ「野菜」が特別高騰しているという感覚が薄れてきていると推察されます。

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202507312981-O3-I872AzPx

 

② 値段が高くても購入する野菜は、よく購入する野菜と一致!

 例年に比べて値段が高いと感じた野菜は、1位 「キャベツ(42.8%)」2位 「白菜(24.2%)」3位 「じゃがいも(22.3%)」となっており、 一時期メディアでも話題となった 「キャベツ」を多くの方が高いと感じていることがわかります。 

 一方、値段が高くても買う野菜のトップ5は、 1位 「たまねぎ(22.5%)」2位 「キャベツ(17.7%)」3位 「にんじん(16.2%)」4位 「トマト(15.2%)」5位 「じゃがいも(13.5%)」と、図14の 「よく購入する野菜」と一致しています。図12の 「野菜を食べる・購入する際に重視するポイント」では 「価格の安さ」が最多となっていましたが、実際に購入する野菜の品目の結果から、レシピの幅が広い野菜や使いきりやすい野菜は、値段が高くても買うということが推察されます。

 

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202507312981-O5-B71Qz3OA

 


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