FM 福岡 FUKUOKA

白岳しろ presents 「飲んで、うまい 食べて、うまい」 7月3日

食べものとお酒の関係に注目する、「飲んで、うまい 食べて、うまい」

米焼酎は、究極の食中酒。
つまり、どんな食べ物とも相性が良いというわけです。
このコーナーでは、米焼酎と食べ物を合わせる、
つまり、ペアリングを追求していきます。
今日から再び、福岡のお店で見つけてきた、米焼酎とのペアリングを紹介しますよ。
さあ、どんな料理と合わせたのでしょうか?

今週は、「中華そば ふくちゃん」です。

「中華そば ふくちゃん」



福岡市中央区清川2-1-34
092-775-9025
平日 18:00 - 27:00 (OS 26:30) / 日曜日 12:00 - 15:00 (OS 14:30)
※ただし、スープがなくなり次第終了
店休日 月曜日



FM福岡の裏手の那珂川沿いにある「飲める中華そば屋さん」です。
なんと、『ミシュランガイド福岡・佐賀・長崎 2019 特別版』にも掲載されています。
入り口は、大きな看板が出ているので、すぐに分かります。
店内は、木目をたくさん使っていて、手前にカウンター、奥にテーブル席があります。
さあ、どんな料理と合わせたのでしょうか?
店主の福田さんにお話をお伺いしました。

以前、中央区にあった「中華そば 信兵衛」というお店。
実は、福田さんのおじさんのお店で、3年ほど手伝っていて、「お店を継いでくれないか」と言われていましたが、別の夢があり、断りました。
しかし、この店の味が忘れられず、再現しようと思い、様々なラーメン店で修業ののち、2018年に、この店をオープンしました。

ラーメンは、「中華そば」と「支那そば」の2種類。
特徴は、豚骨、鶏ガラに香味野菜を加えて作った動物系スープと、
昆布、煮干し、鯖節などで作った和風ダシを合わせる「ダブルスープ」です。
「中華そば」は、魚介系の風味が引き立つよう、元ダレに薄口醤油を使い、「支那そば」は、醤油の香ばしさが出るよう、元ダレに濃口醬油を使っています。
ちなみに、うま味調味料は不使用で、キレの良いスープに仕上げています。
麺は、福岡の老舗製麺所「張源洋行(ちょうげんようこう)」の中太縮れ麺です。

おつまみでは、お一人様にも人気の「ザーサイ」(280円)、「ミミガー」(320円)をはじめ、男心をくすぐるような「銀杏オリーブオイル漬け」(280円)などもあります。

それでは、米焼酎とのペアリングをご紹介しましょう。

【ニラもやし】(480円)

もやしは一袋使い、ボイルして、お皿に盛り付け。
その上に別でボイルしたニラをのせ、周りにチャーシューのブロックを並べ、特製酢醤油をかけ、豆板醬を添えた一品。
酢があまり立っていないので食べやすく、あっさりしたサラダ感覚のおつまみです。
チャーシューは低温調理でしっとりと仕上げていて、これだけでもおつまみになります。
もやしも火の通し方が良く、いわゆる「モヤシ臭さ」がありません。

これに合わせたのが、白岳の水割りです。
あっさりした料理なので、クセのない白岳がとても合います。


【ピータン豆腐】(680円)

豆腐は半丁使っています。
その上に、細かく刻んだピータン、ザーサイ、チャーシュー、白葱をのせ、「支那そば」の元ダレをかけ、豆板醬を添えた一品。
レンゲを使って、全部を潰して混ぜて食べます。
ソフト豆腐を使っていますが、ほどよい柔らかさ。
タレはそれほど辛くなく、ピータン、ザーサイの塩気と豆腐が合います。

これに合わせたのが、白岳の水割りです。
程よい塩気がおつまみとしてぴったりで、白岳で口の中をリセットしてくれます。



いかがですか?
ちなみに「白岳」は、グラス420円、ボトルは2600円です。

来週も、福岡で見つけた米焼酎とペアリングした一品を紹介していきます。
お楽しみに。