白岳しろ presents 「飲んで、うまい 食べて、うまい」 10月17日 「小料理 もゆる」
食べものとお酒の関係に注目する、「飲んで、うまい 食べて、うまい」
米焼酎は、究極の食中酒。
つまり、どんな食べ物とも相性が良いというわけです。
このコーナーでは、米焼酎と食べ物を合わせる、つまり、ペアリングを追求していきます。
今日も、福岡のお店で見つけてきた、米焼酎とのペアリングを紹介しますよ。
今週は、「小料理 もゆる」です。
小料理 もゆる
福岡市中央区薬院2丁目11-17
080-8373-4066
17:00 - 24:00(最終入店23:00)
不定休
https://www.instagram.com/koryouri_moyuru/
福岡中央病院(旧逓信病院)沿いの通りの新しいビルの1階にある小料理屋さんです。
ガラス張りから覗く店内は、カウンター席の他、奥には半個室のテーブル席もあります。
カウンター越しに手元が見えるよう厨房との段差をなくし、スタッフとお客様との会話が生まれたり、調理のライブ感をそのまま楽しめる造りもこだわりのひとつです。
店主の田原さんは、大学時代の飲食店アルバイトをきっかけに飲食業の道へ入り、大名の人気海鮮居酒屋『活うお居酒屋 ふじけん』で12年の修業を積み、店長を経て、この店を独立オープンしました。
さあ、どんな料理と合わせたのでしょうか?
店主の田原さんにお話しをお伺いしました。
「日々仕入れる旬の魚や野菜を、その日に一番おいしい形で出すこと」がテーマで、その言葉どおり、メニューは日替わりが中心です。
また、魚介類は単品メニューも多く、これはお客様が多くないとできない芸当。
いかに、この店が人気店なのかが分かるポイントです。
人気メニュー
日替わり鮮魚料理
毎日の仕入れで変わる旬の鮮魚が人気です。
刺身、煮付け、塩焼きなど、その日の魚の状態に合わせて、
お客様の要望を聞きつつ、最適な調理法で提供しています。
「今日は脂がのっているから塩焼きで」「白身がきれいだからお造りで」と、
田原さんの感覚と経験が光ります。
常連客の多くは、席につくとまず「今日の魚」を尋ねるのが定番になっています。
【あさりパン】(980円)
オリジナルメニューとして人気の一品。
あさりの出汁と身を贅沢に使った冷製ベシャメルソースを、
焼きたてのソフトフランスパンにのせて頂きます。
仕上げに実山椒パウダーを振っているので、山椒の香りと軽い刺激が、
あさりの旨味とクリーミーなコクを引き締め、食べる手が止まらなくなります。
おつまみでもあり、軽い食事にもなります。
それでは、米焼酎とのペアリングをご紹介しましょう。
【刺身盛り合わせ】(1人前 1,980円)
※写真は2人前になります
その日の仕入れにより内容は変わりますが、6、7種を1貫ずつ盛るのが基本です。
この日は、カンパチ(鹿児島)、シマアジ(五島)、鮪の赤身(長崎)、地蛸(相島)、天然真鯛(糸島・福吉漁港)、アカハタ(金崎漁港)、ヤリイカ(金崎漁港)という顔ぶれ。
魚はそれぞれの持ち味を生かす切り方をしていて、きゅうり、冥加、ワカメ、飾り切りしたニンジン、レモン、紅葉卸、山葵を添えて出てきましたが、とてもキレイです。
醤油、ポン酢があるので、お好みで。
田原さんおすすめのアカハタをポン酢と紅葉卸で食べると、少し厚めに切られた身はネットリと舌に絡み、噛むほどに上品な甘みが広がります。
ポン酢は角が取れていて、酸味がきつくありません。
シマアジは、醤油と山葵で頂きましたが、鮮度が良く程よい歯ごたえのあとに、脂の旨味を感じます。
鮪のワイルドな旨味、真鯛の清らかな旨味やヤリイカの甘味、地蛸のしなやかな弾力など、どの魚も素材の持ち味をしっかり活かしています。
これに合わせたのは、「白岳KAORUのちょい水」です。
ちょっと水を入れることで、白岳KAORU独特の吟醸香が広がりやすくなります。
口に含むと香りがふっと立ち上がり、魚の余韻を穏やかにまとめてくれます。
【鯨の醤油煮】(750円)※仕入れにより変動します
この日は、ナガスクジラのウネ、ヒャクヒロ、サエズリを使っていました。
それを、出汁と生姜でじっくり煮含めた一品です。
梅の花の形の器に、薄くスライスした大根を梅の花びらのように並べ、その中に鯨の醤油煮を盛り込んでいて、こちらもとてもキレイです。
仕上げに、小葱を散らし、三味(唐辛子、陳皮、胡麻)を振っています。
鯨それぞれの部位の違いを楽しめ、濃いめの味付けですが、三味が味を引き締めます。
口直しに大根スライスを食べると、口の中がさっぱりします。
これに合わせたのは、「白岳KAORUのちょい水」です。
濃いめの味付けですが、白岳KAORUを合わせると、香りの余韻がふっと立ち上がり、重たさを感じさせません。
田原さん曰く、「焼酎のために生まれたような料理」なので、合わないはずがありません。
いかがですか?
居酒屋でも割烹でもなく、小料理屋ということで、新鮮な食材を使い、細かい配慮をされた職人技の料理を楽しめる大人なお店になっています。
見た目もキレイでキチンと仕事をした料理が、目の前で完成されていくのは圧巻です。
コースはありませんが、単品で色々楽しめます。
定番の一品料理はほとんどが700円前後で、魚の単品も1,000円前後であります。
また、半個室もあるので、ちょっとした集まり、記念日などにも便利です。
白岳KAORUは、グラス600円で、ソーダ割は650円です。
番組では、全ての応募者の中から抽選で3名様に、本格米焼酎「白岳KAORU星空ボトル」900mlをプレゼントしています。
1日の終わりのご褒美に、星空に思いをはせながら、華やかでフルーティーな吟醸香をぜひお楽しみください。
欲しい方は、メッセージを送る際に、住所、氏名、電話番号、そして、年齢をお忘れなく!
ご応募はこちら!
Eメール butch@fmfukuoka.jp
当選者は、番組エンディングで発表します。
来週も、福岡で見つけた米焼酎とペアリングした一品を紹介していきます。
お楽しみに。
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