白岳しろ presents 「飲んで、うまい 食べて、うまい」 12月12日 「おもてなし 髙嵜」
食べものとお酒の関係に注目する、「飲んで、うまい 食べて、うまい」
米焼酎は、究極の食中酒。
つまり、どんな食べ物とも相性が良いというわけです。
このコーナーでは、米焼酎と食べ物を合わせる、つまり、ペアリングを追求していきます。
今日も、福岡のお店で見つけてきた、米焼酎とのペアリングを紹介しますよ。
今週は、「おもてなし 髙嵜」です。
おもてなし 髙嵜
福岡市中央区大名1-2-20 ライオンズマンション大名1F
092-707-2058
17:00 - 23:00(L.O. 22:00)
店休日 日曜日
年末年始は、年内は12月24日まで、年明けは1月5日からの営業です
https://www.instagram.com/omotenasi_takasaki/
国体道路沿いにあるビルの1階にある2018年4月にオープンした和食のお店です。
道路から奥まった場所に入口があり、店内は、個室が2室とカウンターがありますが、とてもキレイに掃除をされていて、厨房機器もピカピカです。
店主の髙嵜さんは、大阪 北新地 「割烹まえだ」、熊本 「懐石料理 羅生門」、福岡の和食店「田佳倉」で修業した後、「博多コモンド」で料理長として腕を振っていました。この店では、これまでの経験を活かした料理を提供しています。
さあ、どんな料理と合わせたのでしょうか?
店主の髙嵜さんにお話しをお伺いしました。
「和食の確かな技に、洋のエッセンスを取り入れた五感で楽しむ料理」をコンセプトにしています。
料理は九州産の食材を中心に揃え、素材の味を殺さないよう「手間をかけすぎない手間」を大切にしています。
単品メニューも豊富にありますが、この店で大人気なのはコースです。
季節のおまかせコース
7,900円、9,900円、12,000円、16,000円、20,000円などがあります
中でも人気なのは、12,000円のコースです。
【12,000円コース】
内容の一例
「生湯葉 鼈甲餡かけ」
「刺身6種盛り合わせ」
「季節の焼魚3種盛り合わせ」か「オマール海老ガーリックバターソテー フランスパン添え」
「穴子と里芋の博多蒸し 葱餡かけ」
「国産牛ステーキ」
「アワビバターソテー 肝ソースかけ」
「お食事」
「デザート」
コースでも人気のものを単品でも提供しています
【オマール海老ガーリックバターソテー フランスパン添え】(4,900円)
オマール海老の身は、ガーリックバターでソテーし、頭を潰して作るビスクソースをかけています。
【アワビバターソテー 肝ソースかけ】(4,900円)
この店のスペシャリテになります。
生のアワビを蒸し、肝は裏ごしして酒、バルサミコ、マヨネーズなどで仕上げた独自の濃厚肝ソースを添えたものです。
和と洋が混ざり合う、唯一無二の一皿です。
それでは、米焼酎とのペアリングをご紹介しましょう。
【穴子と里芋の博多蒸し 葱餡かけ】(1,800円)
穴子を薄煮でふっくらと炊き、里芋は柔らかく炊いた後に裏ごし。
穴子と里芋を交互に重ね、流し缶に入れて蒸し上げます。
出来上がった物を食べやすい大きさにカットし、片栗粉を薄くまぶし、軽く揚げて香りと食感をプラスします。
お椀に盛り付け、葱ソースをとろりとかけて出てきます。
この葱ソースは、油で揚げて香ばしさと甘みを引き出し、油抜きしたあと、鰹出汁でじっくり炊いて旨味を抽出し、とろみを付け餡に仕立てます。
プリプリの車海老、焼き海苔、豆苗、山葵を添えていました。
まず、博多帯をイメージした穴子と里芋の層の一体感が見事です。
里芋のねっとり感と穴子のふわりとした身質のコントラストが良く、葱餡が甘く香り高く、全体を包み込んでくれます。
車海老のプリッとした食感が良いアクセントになり、山葵で全体が引き締まり、キレのある後味になります。
とにかく手間が惜しみなくかけられた一皿で、冬の旨味がぎゅっと詰まっていて、身体がホッと温まります。
これに合わせたのは、「白岳しろ水割り」です。
ブルゴーニュ型のカーブで、香りがふわりと立ちのぼる薄口の陶器で提供されました。
繊細な餡、穴子の優しい旨味を壊さず、余韻を残しながらきれいに流していきます。
米焼酎のクセのないクリアさが、葱の甘さや里芋のまろやかさをより引き立てます。
【糸島野菜のせいろ蒸し】(1,500円)
使う野菜は季節替わりですが、大体8種類ほどになります。
この日は、里芋、千両なす、ゴボウ、ニンジン、ヤングコーン、ジャガイモ、スナップエンドウ、豆苗、ブロッコリー、蓮根でした。
全ての野菜は、炊き方、火入れ、味の濃度を素材に合うようにすべて変え、別々で味付けして、最後に蒸籠で合わせて蒸し上げます。
まるで宝石箱のように彩り豊かで、料亭の八寸のような美しさがあります。
ひとつひとつの火入れが絶妙で、断面も美しく、味を入れているので、ちょっと冷めても美味しいです。
里芋はねっとりを楽しめ、千両なすは揚げたもので、口に入れた瞬間に溶けます.。
ジャガイモも一度揚げることで味をしっかり含ませていました。
蓮根はシャキッと、芯を残しすぎず柔らかすぎずの絶妙な火入れなど、全てが別々の味付けで、食べ飽きない工夫に驚きます。
まさに家庭では絶対に再現できないプロの蒸し物です。
これに合わせたのは、「白岳しろ水割り」です。
野菜それぞれの味わいと香りを邪魔せず、味が濃いジャガイモにも、淡い里芋にも寄り添うという万能性を発揮していました。
逆にそれぞれの野菜の橋渡し役になっていると言ってもいいでしょう。
いかがですか?
キチンと仕事をした料理を楽しめるお店です。
カウンター5席の他に、4席・6席の個室が2部屋あり、繋げて12席も可能です。
これからの忘新年会や、お祝い、デートにもぴったりです。
単品でも楽しめますし、コースも是非ご利用ください。
白岳しろは、グラス700円です。
番組では、全ての応募者の中から抽選で3名様に、本格米焼酎「白岳KAORU星空ボトル」900mlをプレゼントしています。
1日の終わりのご褒美に、星空に思いをはせながら、華やかでフルーティーな吟醸香をぜひお楽しみください。
欲しい方は、メッセージを送る際に、住所、氏名、電話番号、そして、年齢をお忘れなく!
ご応募はこちら!
Eメール butch@fmfukuoka.jp
当選者は、番組エンディングで発表します。
来週も、福岡で見つけた米焼酎とペアリングした一品を紹介していきます。
お楽しみに。
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