FM 福岡 FUKUOKA

簡単!住みよい空間づくり!!

インテリアコーディネーター・空間デザイナー
大脇ちひろさん

今回は、簡単に洗練された印象にできる5つのポイント、教えて頂きました。

①色の取り入れ方 その1
部屋に取り入れる色のルール。取り入れるのは3つの色です。
・ベースカラー(床・壁・天井)  空間の70パーセント  オフホワイトやグレーなど
・アソートカラー(家具・カーテン)空間の25パーセント  空間の印象を決める色
・アクセントカラー(小物・クッション) 空間の5パーセント アクセントとなる色。

②色の取り入れ方 その2
色彩心理(色が人間の心に与える影響)の考え方。
空間をどう見せたいか?は色が深くかかわってきます。
・暖色(赤、橙、黄は 温かく感じる、時間がゆっくり過ぎると感じる・進出色)
・寒色(青、青緑は寒く感じる、時間が短く感じる・後退色)


③照明計画
あかりの計画は、インテリアに深い影響があります。
・あかりの色を分ける、食事、くつろぎのあかりは、オレンジっぽい暖色系の色
 「電球色」、勉強や朝は青っぽい寒色系の色「昼光色・昼白色」
・1室に1灯ではなく、複数の照明器具をおくと雰囲気が出ます。「一室多灯」


④フォーカルポイントを作ります
フォーカルポイントとは、自ずと目のいくポイントです。
アートを飾ったり、植物を置いたり、壁面を一部色や素材を変えたりする。
ポイントは「目線の高さに合わせて」飾る事です。自然と目が行くエリアを作ります。
絵やポスターは、140センチから150センチの高さに作品の中心を合わせると良いです。
ちなみに平均的な目線の高さだそうです。


⑤ファブリックで印象を変える
 
カーテン、クッションなどを季節で気軽に変えて、部屋の印象を変える。
 カーテンは面積が大きいので、部屋の印象を決定づける、重要なアイテムと
 なります。透け感のあるレースカーテンと厚手のドレープカーテンの2種類があります。
 窓のサイズに合ったものを付けましょう。

 部屋を明るく見せたいのであれば、白やベージュのカーテン、壁などになじむもの。
 個性派にしたいのであれば柄入りカーテンもよいかも。


インテリアには、「こうでないといけない」と言う決まりはない。センスがないからと
諦める必要もない。ルールを知って、自分の好きなものに触れて過ごす空間が一番いいと
考えます。