2026年4月4日放送
「高齢女性が児童たちへの感謝の気持ちを伝えるために小学校へ宛てた手紙」
先日、下校途中の児童の皆さんに助けていただきました。
そのお礼をどうしてもお伝えしたくて、筆を執っています。
あの日、私は少し心細い思いで、横断歩道の信号が青に変わるのを待っていました。
最近は足腰が弱くなり、歩幅も小さくなってしまったため、
「信号が変わるまでに渡り切れるだろうか」という不安がいつも頭をよぎるのです。
案の定、青になったものの私の足は思うように進まず、焦っていたその時です。
一度は向こう側へ渡り終えていた貴校の児童さん数人が、わざわざ引き返して来てくれました。
そして、「一緒に渡ろう!」
そう言って、私の左右から手を引いてくれたのです。
その小さくて温かな手が、とても頼もしく感じました。
無事に渡り切ったところで、私が「ありがとう」と伝えると、
名前も名乗らずに元気に走って行きました。
一連の行動が何とも自然で、心がほっこりしたものです。
あの子たちの手の温もりと、清々しい笑顔を思い出すたび、今も胸が熱くなります。
素晴らしいお子さんたちを育てていらっしゃる先生方、
そして、やさしい心を持った子どもたち。
この街に皆さんがいてくれることを、心強く、幸せに思います。
どうかこの感謝の気持ちが、あの子たちに届きますように。
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