FM 福岡 FUKUOKA

2026年5月16日放送
「もうすぐ定年を迎える単身赴任中の男性が妻へ宛てた手紙」

「最近の若者は」...これ古代エジプトの遺跡の壁画にも記されていたそうだが、

大人による若者への苦言は、いまもよく聞くだろう。

しかし、最近の若者は“まんざら”ではないぞと思ったので筆を取った。

それは先日のこと...帰宅中に歩道の点字ブロックの上に荷物を置いて喋っている中学生を目にし、

注意をしようかと迷っていたところ、後から来た友達が何気なく置き直したんだ。

感心な子がいるもんだと、それから自分は若者の行動を気にかけるようになった。

すると、ある日は高齢者の手をひいて横断歩道を渡るのをサポートする大学生、また違う日には、

公園のゴミ箱に自分のゴミを捨てる際、周囲に落ちていたゴミまで拾う小学生を目にして驚いた。

またバスや電車でも高齢者や赤ちゃんを抱えた女性に席を譲るのは、

自分のような元気な大人より、圧倒的に若者の方が多い気がする。

それはたまたまで、しかも若者が席を譲るのは当たり前だと思うかも知れない。

しかし、その当たり前を実践する行動力は、賞賛していいんじゃないだろうか。

自分がいままで気付いてなかっただけで、

世の中をちゃんと見ると、人を思いやる心をもった若者はたくさん育っているんだな。

いまは未来を嘆く暗い話題ばかりを目にするが、

そんな若者たちが大人になった日本の未来は明るいと、自分は信じている。

お互い「最近の大人は」...なんて若者に言われないように気を付けたいもんだな。