FM 福岡 FUKUOKA

2026年10月31日放送
「お蕎麦屋さんの店主に宛てた40代女性の手紙」

突然のお手紙、失礼いたします。

以前、実家へ帰った際、母と一緒にお店へ伺った者です。

その頃、車椅子の母と食事に行けるお店を探していて、

近所に新しくお蕎麦屋さんができたことを知り、予約の電話をしました。

その際、「車椅子でも大丈夫ですか?」と尋ねた私に、「大丈夫ですよ」との返事。

当日、お店に着くと、二人の店員さんが外まで出てきてくださり、母を車椅子ごと店内まで運んでくれました。

それから一年ほど経ち、再び母と一緒にお店を訪れると、

以前はなかったスロープができているではありませんか。

「スロープを作ってくださったんですね」とお礼をすると、

店主さんは、「逆に気付かせてくれてありがとうございます」と仰ってくださり、とても驚きました。

たった一度の私たちの訪問をきっかけに、誰もが訪れやすいお店にしようと行動してくださったこと、

そして、それを私たちへの感謝の言葉で返してくださったこと。

車椅子の母と一緒にお蕎麦を食べられたこと以上に、

店主さんの優しさと温かさに触れられたことが、私にとって忘れられない思い出になりました。

あの日、母を店内まで運んでくださったお二人にも、改めてお礼をお伝えください。

本当にありがとうございました。