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「朝の読書会」12月分の課題本を紹介します。

番組をお聴きの皆様、こんばんは。(もしかしたら、おはようございます?それとも、こんにちは?)
12月に入りましたね。
2023年もあと1か月。
そろそろ、年末恒例「今年の○○」や「2023年のベストセラー」みたいな話題も多くなるでしょう。
このコーナーを始めてから、特に「本」のベストセラーには注目するようになりました。
今後の課題本選定の参考にしたいなぁと思って、じっくり見てみようと思います。

さて、ここからが本題。
12月に入りましたので、(遅くなりましたが)課題本のご紹介をしたいと思います。
まず12月4日~8日の週は、
汐見夏衛 著 『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(スターツ出版文庫)


 SNSを中心に「とにかく泣ける」と話題になり、累計発行部数70万部突破の話題作。
 12月8日(金)からは、福原遥と水上恒司のW主演で映画化されます。


12月11日~15日の週は、秦建日子 著『サイレント・トーキョー And so this is Xmas(河出書房新社・河出文庫)

 篠原涼子主演で大ヒットした『アンフェア』シリーズの原作小説をはじめ、ドラマ『天体観測』や『ドラゴン桜』、映画『映画ネメシス

 黄金螺旋の謎』など、多くのドラマ・映画の脚本を手掛ける、小説家・脚本家・劇作家・演出家・映画監督の「秦建日子」が2016年に

 刊行した小説。19年に文庫化した際に上記のタイトルに改題。20年には『サイレント・トーキョー』として映画化されました。


12月18日~22日の週は、チャールズ・ディケンズ著 村岡花子訳『クリスマス・キャロル』(新潮文庫)


 コーナー初となる外国作品による課題本!

 『オリヴァー・ツイスト』や『デイヴィッド・コパフィールド』、『大いなる遺産』などを著した、ヴィクトリア朝時代のイギリスを

 代表する国民的作家「チャールズ・ディケンズ」が、1843年に刊行した作品で、何度も映画化やアニメ化、舞台化もされた不朽の名作。

 日本語訳も、多くの翻訳家によって行われているが、今回は『赤毛のアン』シリーズや『フランダースの犬』、『あしながおじさん』など

 多数の作品を翻訳し、NHK連続テレビ小説『花子とアン』のモデルとなった「村岡花子」さんの訳で読んでいきます。


という3作品をラインアップしました。

いかがでしょう?

特に、12月11日からの週と18日からの週は、時節柄、「クリスマス」をテーマにしていますが、対照的な作品を選んでみました。

ぜひ、読んだ感想を番組あてに送ってくださいね。

あと、年末年始の課題本については、改めてお知らせしますので、もう少しだけお待ちください。

それでは、今月も良い読書ライフを過ごしましょう!

それでは、また。


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