FM 福岡 FUKUOKA

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第575回

番組審議会

開催日:2022年7月19日
場所:FM福岡 本社会議室
出席者:中村萬里 委員長、中村圭介 副委員長、水谷純子 委員、犬塚英夫 委員、石松里子 委員 以上5名
    (社側)中靍英喜 代表取締役社長 他4

第575回 FM福岡 番組審議会は、7月19日(火)午後4時から エフエム福岡 会議室で行われました。出席は中村 萬里委員長をはじめ5名の委員の皆さん。
エフエム福岡からは、中靍英喜 代表取締役社長 以下4人の社員が参加しました。

審議対象となった番組は、2月27日(日)19時30分~20時に放送した飲酒運転撲滅ラジオドラマ「果たせぬ、あのころの夢は・・・」です。
平成23年2月9日、粕屋町において男子高校生2人の尊い命が失われた飲酒運転事故から今年で11年が経ちました。飲酒運転事故の悲惨さを再認識し、県民の撲滅意識の向上を図るため、この事故で大切な同級生を失ったエフエム福岡の愛智望美アナウンサーの実体験を元にラジオドラマを制作。
愛智アナウンサーが、当時の心境や、事故から11年経った今、改めて感じることなど、愛智自身も出演しお届けしました。

審議では、
「FM福岡ならではの企画で、独自性が高く、ラジオドラマという形式も新鮮で意欲的な取り組みだ。切実に聴き入った。」
「日曜の19時30分のOA時間もじっくり耳を傾けるには適していた。」「飲酒運転根絶のメッセージが深く刻まれた。」
「ストーリー展開、構成も練りこまれていて、被害者側に起きる様々な出来事などが丁寧に描かれ、飲酒運転の理不尽さなどが、まるで、身の回りに起きた出来事かのように伝わってきた。」「楽曲も自然で良かった。」など概ね高い評価をいただきました。
その中で、「心理描写など、セリフや説明が多かった。もっとリスナーが想像できる“間”“空白”の取り方が必要だと思う。制作側も聴き手の想像力に期待してほしい。想像してもらうことがラジオドラマには必要なことだと思う。」「飲酒運転はしない、させない、許さない。が番組の結論であれば、問題提起にはならないのではないだろうか。エピソードではなく“解決”する手段を聴きたかった。」などのご意見をいただきました。

番組審議会事務局では、審議内容を関係者に回覧し、番組の向上に資しました。