白岳しろ presents 「飲んで、うまい 食べて、うまい」 5月8日

食べものとお酒の関係に注目する、「飲んで、うまい 食べて、うまい」

米焼酎は、究極の食中酒。
つまり、どんな食べ物とも相性が良いというわけです。
このコーナーでは、米焼酎と食べ物を合わせる、
つまり、ペアリングを追求していきます。

今日も、「家庭で作れる、米焼酎と合う一品メニュー」のレシピをご紹介します!!
今週は、中央区平尾にあるバルババのオーナーシェフ、
馬場さんに教えてもらった「お家でスペインバル」です。

今日のレシピは・・・・ 「エビとマッシュルームのアヒージョ」!!!
いわゆる、「オイル煮」です。
プロのコツ満載なので、よく聴いて下さい。

「エビとマッシュルームのアヒージョ」

◆材料
マッシュルーム
海老
白ワイン
ニンニク
ピュアオリーブオイル
エキストラバージンオイル

鷹の爪

◆調理道具
本来は、「カスエラ」というスペインの耐熱食器を使いますが、
ご家庭では、直火調理可能な小さめの土鍋、スキレットがオススメです。

◆作り方
1) マッシュルームを半分、または、大きければ4分の1にカットします。

2) 海老は殻をむき、背ワタを取り、白ワインでもんで臭みをとります。
水で洗い、ザルにとったら、キッチンペーパーで水分を拭き取ります。

3) ニンニクは、みじん切りします。
細かすぎるとすぐに焦げるので、ザクザクっとアラみじん切り。
2
片ほどで良いですが、パンチを効かせたければ増量してください。

4) 土鍋やスキレットに、マッシュルーム、海老、ニンニク、
材料が全て浸るくらいのオリーブオイルを入れます。
調理中のオイルはピュアオイルを使って下さい。
エキストラバージンオイルは、熱に弱く、香りが強すぎるので、
ここでは使いません。

5) 味は、塩で調整します。
アヒージョは、少し塩がききすぎなくらいが美味しくなります。

6) ニンニクがキツネ色になり、オイルがグツグツしたら、
白ワインを適量加えます。
白ワインは、香りを良くし、オイルを乳化させるためです。
ソースのような感じに仕上げることで、具材との絡みがよくなります。
勢いよく入れすぎるとフランベして火が上がることがあるので、
家庭では気をつけて少量ずつ加えて下さい。
また、土鍋やスキレットを少し揺すると、きれいに乳化します。

7) オイルが乳化したら、エキストラバージンオイルをひと回しします。

◆食べ方
グツグツ熱々の状態で食べるのがベストです。
パセリやバジル等のハーブ類を仕上げに盛り付けると、より風味がよくなります。
オイルにはトーストしたバケットを浸して食べるのが、スペイン流です!

◆バルババ流の応用
食べ終わって、土鍋に残ったオイルに卵を2個落とし、火をつけます。
半熟の目玉焼きができたら、火を止めて卵をかき混ぜ、
余熱でトロトロのスクランブルエッグを作ります。
すると、具材の旨みが染み出たオイルを卵が全部吸ってくれ、
美味しいスクランブルエッグができます。

パンに乗せて食べると最高です。
お店では、常連さんがアヒージョの後作りと言って頼んでいる方法です。
その他のアレンジとして、蟹味噌やアンチョビを入れても、
味が変わって面白いです。
また、鷹の爪の代わりに青唐辛子を刻んでいれると、辛いアヒージョになります。


いかがですか?
今回ご紹介した「エビとマッシュルームのアヒージョ」に合わせる
ベストペアリングの飲み方は・・・・

●海老とマッシュルームのアヒージョには、白岳しろのロックがいいかもしれませんが
オイルとの親和性を重視するなら、しろのお湯割りもあいます。

●にんにくをきかせたり、青唐辛子なんかを入れて辛いアヒージョにすると
しろのロック または、金しろのロックなんかがいいですね。
パンチが利いたものをガッチリと受け止めてくれます。


皆さんも色々試して、ベスト・ペアリングを発見して下さい。

来週も、米焼酎とペアリングする、家庭で作れる一品を紹介していきます。
お楽しみに。