BUTCH COUNTDOWN RADIO
放送日:2023-02-17(金) 地域:博多区
とんかつ にしなか
- TEL
 - 092-432-1651
 
- 住所
 - 福岡市博多区博多駅南4丁目11-28 大島ビル103
 
- ジャンル
 - 和食 居酒屋
 
- オープン日
 - 2022年4月15日
 
- 席数
 - 13席
 
- 営業時間
 - 11:30~15:00(L.O. 14:30) / 
17:00~22:00(L.O. 21:30)
定休日:不定休 (週1くらい、水曜日が多い) 
- 調査日
 - ■2023年2月3日
■天候 晴れ
■時間 19時30分 
内容
今日ご紹介するのは、駅南やよい通り沿いにあるとんかつ屋さんです。									
外観は、以前のお店の面影が少し残っているので見過ごしそうになりますが、									
				上を見ると大きな看板が出ているので分かると思います。					
店内も、和風な内装でテーブル席のみです。									
この店は定食がメインですが、夜は一品料理もあって飲める、いわゆる「かつ飲み」ができるお店です。									
	「かつ飲み」は、揚げ物などをつまみにしながらお酒を楽しむスタイルで、								
				関東では多いのですが、福岡ではまだまだ少ないです。					
店主の原田さんは、寿司チェーン、バーなどを経て、串カツ店で8年ほど修業し、									
			その後、とんかつの勉強を経て、この店で独立。この道20年です。						
とんかつと言うと黒豚を使うお店が多いのですが、この店ではあえて黒豚を避け、白豚をチョイス。									
	日本中の様々な白豚を紹介していきたいということで、その第1弾で現在は熊本モンヴェールポークを扱っています。								
	ちなみに、熊本モンヴェールポークは、山奥の檜の森の中で澄んだ空気と湧き水で育てられたブランド豚です。								
	今後は、沖縄、山形、千葉などからも取り寄せる予定です。								
また、かつ飲みのポイントでもある一品料理は、黒板に書いてあり、だいたい15種類ほど並びます。									
もちろん、そのまま定食を頼んでも構いませんし、定食で飲んでも良いです。									
食べるだけでもよし、飲んでも良し、様々な使い方ができるお店です。
チェック
定食と一品メニューがある									
	定食メニューは、御飯、味噌汁なしでおかずだけにもできる(300円引き)								
ノーチャージ									
									
【塩ホルモン炒め】(650円)									
	かつではない一品メニューからオーダー。								
	モンヴェールポークのホルモンなどと、キャベツ、ニラを炒めたもの。								
	まず、豚ホルモンを炒めるのも珍しいし、生産地が分かっているホルモンも珍しい。								
	モンベルポークのホルモンは、大腸、小腸、胃袋で、それにヒレ肉のスジ部分も加えている。								
	ほんの少しの醤油と塩で味付けし、仕上げに胡麻を振っている。								
	プリプリした弾力のあるホルモンと、サクサクキャベツの食感がよく、味付けも酒飲みにぴったり。								
									
フライについて									
	パン粉は、富山県から取り寄せている焙煎式の耳なし生パン粉と、全粒粉の耳あり生パン粉をこの店でブレンド。								
	フライヤーには特別な機械を設置し、揚げ油はラード100%。								
	とんかつは1皿のボリュームがあり、厚みを出して柔らかさを味わってもらうため、1切れも大きくカットしている。								
	全体的に衣は薄く、ボリュームがあってももたれずに軽く食べられる感じ。								
	テーブルには、とんかつソース、フランス・ゲランドの天日塩、醤油、辛子、七味唐辛子、								
			付け合わせの千切りキャベツ用に玉葱系と柑橘系の2種類のドレッシングを置いている。						
		とんかつソースは、酸味とスパイシーさが出過ぎないようにブレンドしたもの。							
	また、ヒレかつやロースかつを頼むと、山葵が出てくる。								
									
【牡蠣フライ】(1個220円)									
	もちろん「牡蠣フライ定食」(1320円)もあるが、我々はこちらを頼んだ。								
	広島産の大きな牡蠣をフライにし、自家製タルタルソース、レモンが一緒に出てくるので、お好みで。								
	サクサク軽い衣の中はふっくら仕上がり、美味しい。								
									
【海老フライ】(1尾450円)									
	大きな海老を使い、パン粉は二度付けしていないので、衣がフワっと仕上がっている。								
	自家製タルタルソース、レモンが一緒に出てくるので、お好みで。								
	海老が大きいので食べ応えがあり、塩も合う。								
									
【メンチかつ】(1個350円)									
	我々は2個頼んだら、取り分けやすいように半分にカットして、レモン、千切りキャベツを添えて出てきた。								
	ロース肉を少し粗目のミンチにして作った、豚100%のメンチカツ。								
	肉の味がしっかりしていて、肉汁が溢れてくる。								
									
【棒ひれかつ】(2100円)								
	定食だと2400円になる。								
	普通のヒレカツは1個450円だが、これは数量限定で1本の棒状のまま揚げたもの。								
	両端の細い部分を切り落とし、太い部分のみを使っていて、300gくらいのボリュームになる。								
	150度くらいの低温の油で10分くらいかけてじっくり揚げ、								
			仕上げに170度くらいの高温の油で1分ほど揚げ、余熱で4、5分火を通す。						
	それを食べやすい大きさにカットして、千切りキャベツ、レモン、山葵を添えて出てくる。								
	ジュワッと溢れる脂に甘みがあり、柔らかで美味しい。								
	もちろん自分ルールで食べても良いのだが、まずは山葵と塩で味わって欲しい。								
	できるのに20分くらいかかるので、余裕をもってオーダーするべし。								
									
【特選リブロース】(1900円)									
	定食だと2200円になる。								
	この店では、肩に近いロースを「特選リブロース」としている。								
	それを200gほどの塊で揚げてカットし、千切りキャベツ、レモン、山葵を添えて出てくる。								
	ロースの中では一番柔らかい部位だが、肉の味、脂の味もしっかりしていて、								
				ガツンとしたものを食べたい時には、コレを頼むべし。					
									
【特ロースかつ】(1900円)									
	定食だと2200円になる。								
	ロース芯がしっかりある腰やお腹辺りのロース。								
	それを200gほどの塊で揚げてカットし、千切りキャベツ、レモン、山葵を添えて出てくる。								
	脂身ものっていて、馴染みがある部位だが、厚切りしているので、とても食べ応えがある。								
	これも柔らかいが、かなり肉肉しい感じ。
■■攻略法■■								
どうしても食べたいものがある時は、予約できるので、するべし。特に「棒ひれかつ」「特選リブロース」「特ロースかつ」。								
かつは1皿のボリュームがあるので、様々な種類を食べたければ、我々のように数人で行ってシェアすると良い。									
お得な「チョイ呑みセット」を活用するべし。								
	ビールかハイボールに、小鉢2品(豚すじ大根など)、メンチカツで、1100円は安い。
	
■■チョッチュ■■							
「かつ飲み」用にでも、とんかつを頼んだら千切りキャベツが付いてきます。									
	ただ、千切りキャベツだけなので、それ以外の野菜を頼めたら嬉しいなぁ。								
フライはどれも1切れが大きいです。だから、もう少し大きな取り皿にしてもらえたら嬉しいなぁ。									
	食べる時などにこぼれるパン粉がテーブルに散らばってしまうので。	
■■オススメ店■■
原田さん 中央区平尾 「いい日とん勝」	
■■その他■■	
客単価 :お酒を飲んで良い肉を食べて 5000円くらい (夜も定食のみの方はいます)									
									
ビールは、瓶650円から。									
ハイボールは600円から、サワーは600円から。									
焼酎は、グラス440円から。									
									
人気かつメニュー ベスト3									
	3位 : 【かつ丼】(定食1320円、単品1120円、頭のみ「かつとじ」900円)								
	2位 : 【上ロースかつ】(定食1650円、単品1350円)150g								
	1位 : 【上ヒレかつ】(定食1650円、単品1350円)