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ザ・メシュラン

放送日:2025-06-06(金) 地域:中央区平尾

炭焼 まるた

TEL
092-401-5505
住所
福岡市中央区平尾1-7-17 Premiage薬院南1F
ジャンル
和食
オープン日
2025年3月29日
席数
20席(カウンター12席)
営業時間
17:00~0:00(L.O. 23:30)

定休日:不定休
調査日
■2025年5月9日
■天候 晴れ
■時間 19時30分
URL
https://www.instagram.com/sumiyaki.maruta/

内容

今日ご紹介するのは、高宮通りから高架の方へ少し入った場所にある炭焼きのお店です。
ビルの1階、ガラス張りから見える店内は、コンクリートの躯体を活かしつつ、壁にはタイルを貼ったり、
ブロックと木材を組み合わせたカウンターだったり、とてもモダンな造りになっています。
店主の樋口さんは、「将来自分の店を持ちたい」と思い、
ファミレスチェーンに就職するも自分の考えとは違ったため退職。
創作フレンチ、居酒屋などで10年ほど経験を重ね、焼鳥に出会い、福岡を代表する人気店「八兵衛」へ。
ここで10年かけて炭焼きの技術を体得する一方で、独自のスタイルを模索、この店をオープンしました。
この道、20年。
この店のコンセプトは、関東スタイルの豚もつ焼きと、九州・福岡の焼き鳥文化の融合。
自分が好きな「豚もつ焼き」を福岡で広めたいということで、あえて豚をメインに据えました。
豚もつの仕入れなどは独自で開拓し、フレッシュな状態で安く仕入れることができ、
丁寧な下処理をすることで、くさみのない旨いもつを実現しています。
また、アラカルトで、「ちょい飲み」から「しっかり食べたい」までのニーズにも応えることができます。
住宅街にあり、あまり福岡にはない串物を楽しめるお店です。

チェック

アラカルトのみで、グランドメニューと「本日のおすすめ」がある
コースは今後作る予定

串物は、鶏肉もあるのだが、我々はあえて豚のみを注文した

【キャベツ】(200円)
座ると出てきて、これが席料の代わりとなる。
ザク切りしたキャベツに酢ダレのさっぱり仕上げで、串の脂をリセットする名脇役。
なんと、お代わり自由。

【レンコンキムチ】(380円)
ありそうでなかったメニュー。
蓮根は歯ごたえを残すように軽く下茹でし、ニンジンとキムチベースと和える。
キムチベースは、唐辛子や砂糖、イカ、アミエビ、生姜、ニンニクなどを使ったもの。
仕上げの味付けには、黒胡椒、白胡椒、一味、七味、胡麻油、醤油なども加える。
そんなに辛くなく、シャキシャキの歯ごたえもあって、箸休めにも良い。

【ガツぽん酢】(480円)
豚の胃袋「ガツ」を丁寧に下茹でし、茹でこぼしして臭みを取り除く。
それを柔らかくなるまで長時間炊いて、玉葱のスライスの上にのせ、小葱を散らし、ポン酢をかけて出てくる。
柚子胡椒を添えているので、お好みで。
さっぱりした味で、ガツの食感も良く、おつまみにはぴったりな一品。
手間を考えると破格。

串物
単品で16本あり、豚系が12種、鶏系は4種
セットの「おまかせ5種」(980円)、「おまかせ7種」(1,280円)がある。

【ねぎ塩バラ】(240円)
糸島産豚バラを香ばしく焼き、塩ダレと胡麻油で和えてレモンを絞った刻み葱をのせている。
ボリューム感があり、焼肉の「ネギ塩タン」っぽい感じで、美味しい。

【豚タン】(220円)
塩焼きし、仕上げに胡麻油をひと回ししたもの。
ボリュームもあって、サクサクとした歯ざわりと脂の甘みが、タン好きにはたまらない。

【ガツ】(220円)
塩焼きし、軽くポン酢をかけて、柚子胡椒を添えて出てくる。
香ばしさがあり、ポン酢の酸味と合わせることで、脂の旨味も引き出されている。

【豚ばらなんこつ】(220円)
豚バラ軟骨は脂を多く含んだ肉の中に細かい軟骨がたくさん入っている。
それを圧力鍋で柔らかく炊いて串に刺し、炭火で香ばしく焼いたもの。
酢ダレをかけ、柚子胡椒を添えて出てくる。
丁寧な下処理のお陰で、軟骨がとろける食感になっていて、美味しい。

【しろ】(220円)
豚の大腸「白モツ」を下茹でして串に刺し、特製ダレと絡めて強火で焼き上げたもの。
和芥子を添えているので、お好みで。
しっかり焼くことでできた焦げ目が香ばしく、和芥子を付けることで、味が締まる。

【豚サガリ】(220円)
豚の横隔膜の辺りにある部位を串に刺して塩焼き。
タテギ(韓国の辛味噌)を添えているので、お好みで。
ホルモンというより、肉肉しい感じで、ボリュームもあり、プチ焼肉のような味わい。

【豚ハツ】(190円)
豚の心臓を生から炭火でタレ焼きし、固くならない絶妙な火入れで出てきた。
山葵を添えているので、お好みで。
山葵を付けると、脂のしつこさを感じさせずにさっぱりとする。

「本日のおすすめ」
【鶏もも一枚焼き】(880円)
国産鶏もも肉を一枚まるごと炭焼きしたもの。
柚子胡椒とレモンを添えているので、お好みで。
火入れが巧みで、じっくりと火を通すことで、皮目はパリッと、中はふっくら仕上がっている。
ボリュームがあるので、価格に対しての満足感は非常に高い一品。

【牛サガリステーキ】(1,480円)
オーストラリア産の牛サガリを、常温に戻して炭火で焼いて香ばしさを出し、鉄板で仕上げる。
鉄板にはザク切りしたキャベツを敷き、その上にサガリをのせ、
玉葱醤油ベースのジャポネ風ソースをかけ、小葱を散らして出てくる。
サガリは、外が香ばしく中はレアな焼き上がりで、肉の旨味をしっかり感じ、
ソースの刺激が肉の脂とよく合う。

【炭焼 月見つくね】(1本430円)
つくねには、鶏と豚の合挽肉に粗切りのニラと玉葱を加えて成型し、串を刺してタレ焼き。
卵黄を添えて出てくるので、割って絡めながら食べると良い。
つくねはフワフワ系ではなく、肉肉しいしっかり食感で、味のまとまり具合が良い。
食べ応えがある。

■■攻略法■■
初めてだと、「おまかせ7種」(1,280円)がお得。その後に、好きな串を頼むと良い。

■■チョッチュ■■
焼鳥から始まり、難しい豚にチャレンジしているくらいすごいので、
炭焼きと言うのであれば、旬の野菜や魚介類などの炭焼きがあってもいいかなぁ。

■■オススメ店■■
樋口さん 早良区西新 「もつ焼き てしまや」

■■その他■■
客単価 :  飲んで食べて 3,500~4,000円

ビールは、生640円から、瓶680円から
ハイボールは480円から、サワーは480円から
焼酎は、グラス480円から
日本酒は、1合940円から
ワインは、グラス550円から

人気メニュー ベスト3
3位 : 【豚タン】(220円)
2位 : 【鶏もも】(190円)
1位 : 【豚バラ】(220円)

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