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ザ・メシュラン

放送日:2026-01-09(金) 地域:中央区

ビストロ鉄板焼しんじゅ亭

TEL
092-522-1718
住所
福岡市中央区古小烏町70-2 野田ビル 1F
ジャンル
洋食
オープン日
2014年9月10日
席数
29席(カウンター3席)
営業時間
ランチタイム(月・木・日のみ) 
11:00~15:00(L.O.14:00) / 
ディナータイム 17:00~23:00(L.O22:00)

定休日:火曜日
調査日
■2025年12月19日
■天候 くもり
■時間 19時30分
URL
https://www.instagram.com/sinzyu2014/

内容

今日ご紹介するのは、地下鉄薬院大通駅から徒歩5分ほどの城南線沿いにある鉄板焼きのお店です。
オレンジ色の壁に木製の扉。その上には分かりやすく看板も出ています。
店内は、入ってすぐの場所に目の前で料理を作るところを楽しめるカウンター席、
カウンターの後ろと店の奥にはテーブル席もあります。
我々が取材に行った時がクリスマスシーズンだったので、店内も賑やかな飾り付けが至る所にありました。
オーナーシェフの高山さんは、中華料理からスタートし、調理師学校で基礎を学び、
ドイツで3年半、スペインで1年、ホテルではなく、現地のレストランで実践的な鉄板料理を学びました。
帰国後、福岡の「きんさい屋」で3年ほど修業し、ステーキハウスなどを経て独立。
2014年にこの店をオープンしました。この道28年。
この店は、しっかりと肉や魚を食べたい方から、家族や仲間と気軽に鉄板料理を楽しみたい方まで応えられるよう、
創作系のビストロ鉄板料理から、お好み焼き、ステーキまでメニューは非常に幅広く、
しかも、「高級鉄板焼きでもなく、お好み焼き屋でもない」中間価格帯の設定なので、
「鉄板焼きのファミレス的存在」と言いたくなるほど、誰と来ても使いやすい懐の深さがあります。
また、シェフの海外経験が長いため、バジル、トリュフ、バルサミコなど、
洋のエッセンスを自然に鉄板料理へ落とし込む感覚が随所に見られます。
野菜は糸島産を中心に旬のものを、魚介類は漁師から直接仕入れるものもあります。
鉄板焼きの食べたいものを食べたい人と食べたいときに頂ける、地元でも大人気のお店です。

チェック

アラカルトとコース、手軽な晩酌セットがある
アラカルトは、グランドメニューと日替わりのおすすめメニューがある
コースは2時間飲み放題付5,500円から。1名様から可、前日までの予約
ノーチャージ

【九条ねぎのチーズ焼き】(850円)
広島の「ねぎ焼」をアレンジした一品。
鉄板の上で、小麦粉の生地をクレープ状に極薄く焼く。
九条ねぎは小口切りし、生地の上に山盛りのせる。
別の場所で焼いて脂と香ばしさを引き出した豚バラスライスをねぎの上にのせ、
卵を割って広げ、刻んだチーズを散らし、程よく溶けたら、生地をひっくり返して重ねる。
熱した丸いステーキ皿に移し、ごく控えめにオタフクソースを塗って、青海苔を振り、出てくる。
ソースの物足りなさを感じる人は、テーブルに置いているので自分で調整すれば良い。
広島の「ねぎ焼」だと、生地の上にこんもりと葱がのっていることが多いが、
生地の下に入れることで、蒸す効果もあり、じんわりを熱を通すことで甘味を引き出している。
チーズはコクを添える役回りに徹していて、重たさのない和風クレープのような印象。
最初の一皿にぴったり。

【広島産カキの鉄板焼き(5個)】(1,800円)
ガーリック、クリームとバターが選べて、我々は一番人気のバターを選んだ。
広島産の大ぶりな剥き身の牡蠣を、余計なことはせず、鉄板でバターとともに焼く王道スタイル。
塩胡椒もごく控えめで、牡蠣の持つ旨味と甘味、プルプル感を壊さない火入れに徹している。
皿にフレンチドレッシングをかけたベビーリーフと共に盛り付け、愛媛県産レモンを添えていた。
噛むと溢れる牡蠣の旨味が堪らない、冬場に食べたいど真ん中の鉄板料理。
添えていたレモンも酸味が立ちすぎず、牡蠣の甘味を引き締めてくれる。

【旬野菜の鉄板焼き】(1,200円)
「これが一番出ます」という言葉通り、店を象徴する一品。
その日に仕入れた旬の野菜は、下処理を最小限にし、生から鉄板へのせ、
それぞれの水分量や火の入り方を見極めながら焼き上げていく。
この日は、玉葱、パプリカ、ズッキーニ、甘長唐辛子、ブロッコリ、金時人参、黄色人参、セロリ、
菜の花、ジャンボインゲン、インゲン、スナップエンドウ、南瓜、蕪、茄子、薩摩芋など15種類以上。
鉄板の上での味付けは、塩胡椒のみで一度まとめ、皿に盛りつけた後、
バター、フレンチドレッシング、バジルソースを合わせた特製ソースを回しかけて仕上げる。
バターのコクはあるが重くならず、バジルが全体を爽やかにまとめる構成。
「野菜をたくさん食べた」という満足感がありながらも、後味は軽い。
鉄板焼きでここまで野菜が主役になる一皿は、意外と少ないかもしれない。

【博多湾産ソフトシュリンプのフリット】(2尾980円)
伊崎漁港の漁師さんから直接仕入れたサイズの大きな赤足海老。
脱皮するタイミングで獲れたものを生のまま仕入れ、店で急速冷凍しておく。
その海老に軽く粉をまぶし、揚げる。
付け合わせは塩とレモンのみ。
頭から尾まで丸ごと食べられ、殻の存在をほとんど感じないほど柔らかい。
海老の旨味をしっかり味わえる。
分かりやすく言うと、ソフトシェルクラブのエビ版。

【鶏もも 大葉モッツァレラチーズ焼き トマトソース】(1,300円)
桜姫鶏のもも肉を皮目からじっくり焼き、脂を落としながらカリッと仕上げる。
火が入ったら一口大にカットし、ちぎった大葉とモッツァレラチーズをのせて、ステーキパンで蓋をして蒸し焼き。
皿にトマトソースをのばし、その上に鶏もも肉をのせ、周囲にはバジルベースのサルサヴェルデ。
仕上げにマイクロハーブを散らして出てくる。
外は香ばしく、中はしっとりと仕上がり、胸肉ではなく、もも肉を使うことで、
食べ応えとジューシーさを絶妙のバランスで保っている。
彩りもきれい。

【ホタテとカブのソテー】(980円)
ホタテと蕪は、食感の違いをはっきり出すため、ほぼ同じサイズにカット。
蕪は生から鉄板で焼いて甘味を引き出し、ホタテは焼きすぎず、中心に水分を残す火入れ。
皿に季節感を演出する菜の花を敷き、蕪とホタテを盛り付け、
トリュフクリームソースをかけ、香りのアクセントにディルを添えて出てくる。
蕪とホタテのコントラストがよく、冬の蕪と春の菜の花の「出会いもの」のような和食的な感覚もある。
淡泊な蕪にインパクトの強いトリュフを合わせることで、ホタテに負けない味わいが生まれる。

【牛タンステーキ】(3,500円)
国産の牛タンを使用し、この日は岡山県産「なかむら牛」のタン元だった。
周囲を固めるように鉄板で焼き、食べやすい大きさにカット。
皿に盛り付け、パプリカ、ズッキーニ、甘長唐辛子など季節野菜のソテーと、
薬味の塩、レモン、茎山葵漬けを添えて出てきた。
シャキッとした歯切れが残る火入れで美味しい。
まずはシンプルに素材の旨味を味わってから薬味で変化をつけると良い。

【広島お好み焼き 最強トリプル焼き】(2,300円)
定番の豚肉に、海老、イカ、月見、ネギを加えた、この店のお好み焼きで一番豪華な一品。
薄く伸ばした生地の上にたっぷりの千切りキャベツ、もやしをのせ、具材は別で焼いてのせる。
麺は、お好み焼き専用の特別製法のもので、湯がき玉を鉄板に広げて焼き、
生地をひっくり返して麺の上にのせる。
熱した丸いステーキ皿に移し、控えめにオタフクソースを塗って、青海苔を振り、
刻んだ葱をたっぷりのせ、その上に目玉焼きをのせて出てくる。
麺は外側がカリッとしながらも、中はやや柔らかめで、生地との一体感がある。
贅沢な具材の使い方をしていて、どこを切っても何かが出てくるのは嬉しい。
キャベツやもやしが多いため、見た目よりも食べ疲れしない。

■■攻略法■■
少人数ならカウンターを狙うべし(最大5名まで可)。ライブ感がある。

■■チョッチュ■■
海外経験が豊富なので、もう一歩、洋の要素に踏み込んでも面白いんじゃないかなぁ。
例えば、プランチャ(スペイン鉄板)的な一皿とか、海外経験を感じるメニューだったり。

■■オススメ店■■
高山さん 中央区浄水通 「プレゾン」

■■その他■■
客単価 : 飲んで食べて 5,000円前後

ビールは、生650円から、瓶750円から
ハイボールは600円から、サワーは550円から
焼酎は、グラス550円から、ボトル3,500円から
日本酒は、1合750円から
ワインは、グラス700円から、ボトル4,000円から

人気メニュー ベスト3
3位 : 【ホタテの下平目巻き】(1,600円)
2位 : 【特選A5ランク黒毛和牛ランプステーキ】(3,500円)
1位 : 【旬野菜の鉄板焼き】(1,200円)

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