FM 福岡 FUKUOKA

BUTCH COUNTDOWN RADIO

ザ・メシュラン

放送日:2026-02-06(金) 地域:中央区警固

Fe.

TEL
092-600-0599
住所
福岡市中央区警固1-6-5
ジャンル
洋食
オープン日
2025年12月3日
席数
12席(カウンターのみ)
営業時間
月・火・木・金曜日 17:00 - 23:00(O.S.22:00) / 
土曜・祝日 15:00 - 23:00(O.S.22:00)

定休日:水・日曜日
調査日
■2026年1月23日
■天候 晴れ
■時間 19時30分
URL
https://www.instagram.com/fe_fukuoka/

内容

今日ご紹介するのは、上人橋通りから少し入った場所にあるイタリア・レストランです。
お寺の北側の横道に入り、さらに北に入った建物の1階に、ランプが1つポツンとついていて、
木製の扉がありますが、良く見ないと分からない隠れ家の雰囲気があります。
店内は白壁に木目を活かしたカウンター、照明も程よい光のペンダントライトがぶら下がっています。
店名「Fe.」は「鉄」という意味ではなく、イタリア語の「Felicita(フェリチタ)=幸せ・幸福」から命名。
料理を通して、食べる人が幸せを感じるようにという想いを込めています。
シェフの永島さんは栃木県出身で、東京・恵比寿のイタリア料理店で修業し、福岡へ。この道8年。
この店は、シェフが東京で培った技術をそのまま持ち込むのではなく、福岡・九州の食材と掛け合わせて再構築。
イタリアの特定の地方料理に捉われず、「素材ありき」で、イタリアや日本の旬の食材を主役に
イタリア各地の技法やフレンチの要素も柔軟に取り入れて料理。
素材の味をできるだけそのまま届けるようにしていて、イノベーティブに寄せすぎず、
何を食べているかが分かりやすいように表現しています。
また、揃えているワインは、ナチュラルワインが中心になります。
アクセスもよく、落ち着いた雰囲気で料理を楽しめ、デートにもぴったりなお店です。

チェック

アラカルトとコース
コースは、7品ほど出て8,800円。

我々はアラカルトで頼んだ。
ポーションは一皿で2人前くらいになる

【コペルト】(500円)
料理に合わせてパンが出て来て、これが席料の代わりとなる。
この日のパンは、二次発酵させないフォカッチャ風で、
砂糖、粗塩、オリーブオイルのみの味付けでオーブンで焼く。
そのままでもワインのつまみになる。
おかわり無料だが食べ過ぎに注意。

Antipasti Freddi(冷たい前菜)
【帆立とホワイトバター、ルッコラ、レモンドレッシングのインサラータ】(2,200円)
刺身で出せるくらい新鮮な北海道産帆立は、フライパンでサッと火入れ(アロゼ)。
皿にルッコラとセルバチコを広げ、その上に帆立、いくつかのホワイトバターの塊を散らし、
レモン、バルサミコ酢、オリーブオイル、塩などで作ったドレッシングをかけて出てきた。
ホワイトバターはイタリアの発酵バターで具材のような使い方をしている。
ちょっと酸味をきかせたドレッシングとセルバチコの苦味の相性がよく、
バターを塊のまま使うことで、口の中でとろけ、帆立の甘さにコクをプラス。

Antipasti Caldi(温かい前菜)
【牛シマチョウとモッツァレラのトマトソースオーブン焼き】(2,400円)
店によっては、ピザ風に煮込んだり焼いたりするので、「ピッツァイオーラ」とも言われる一品。
国産牛のシマ腸は、丁寧に下処理を行い、オーブンで焼いて表面を締め、余計な脂を落とす。
トマトソースは、トマト、ニンニク、オリーブオイル、バジル、塩で作る。
耐熱皿にシマ腸、玉ねぎを入れてトマトソースをかけ、モッツァレラチーズをのせてオーブンで煮込む。
チーズが溶け、軽く焼き色がついたら、仕上げにサルサヴェルデをかけて出てくる。
モツの旨味とトマトの酸、チーズのコクが重なり、トリッパ料理を思わせつつ、重たくはない。
ワインにぴったりな一品。

【本日のオムレツ】(2,800円)
具材が日替わりになり、この日はタラの白子と牡蠣の2種類だったが、我々は白子をチョイス。
わかりやすいようにオムレツとなっているが、イタリアの伝統料理の「フリッタータ」。
「フリッタータ」は、タルト生地を省いたキッシュのような感じで、オムレツに似ている。
卵、砂糖、塩、生クリーム、チーズを混ぜて、スキレットで一気に焼き上げて生地にする。
その上に、この日はタラの白子をのせて出てきた。
タラの白子は、血管や汚れを丁寧に取り除き、フライパンにバターと入れてアロゼ。
表面だけを火入れし、半生の状態で止める。
具材と生地を混ぜないことで味のコントラストを作りだし、
ふんわりとした塩気のある生地に白子の濃厚な旨味が絡んで美味しい。。

【蓮根のステーキ ズワイガニとゴルゴンゾーラソース】(2,200円)
蓮根は皮をむいて酢水につけてアク抜きし、大きめにカット。
薄力粉、卵液をつけ、フライパンで両面をソテーし、中はシャキッと表面は香ばしく仕上げる。
ソースは、たっぷりのゴルゴンゾーラチーズ、生クリーム、ズワイガニのフレーク、
隠し味に蟹味噌を加えて作って鍋で温めておき、提供直前に蓮根へたっぷりかける。
仕上げにさらにチーズを削りかけていた。
シャキッとした蓮根に、蟹の旨味とブルーチーズのコクが加わるが、あくまでも野菜が主役となっている。

Primi Piatti(パスタ)
【冬トリュフの田舎風 手打ちタリオリーニ】(2,800円)
田舎風とは、家庭的でシンプルな構成という意味。
パスタは細長い平打ち麺の自家製タリオリーニで、小麦粉と卵で手打ちしてカットしたあと、冷凍保存。
フライパンにバターを入れて溶かし、途中で鶏のブロード(出汁)を加えて乳化させ、茹でたパスタを投入。
最後に刻んだトリュフを加えて混ぜ、火を止めてからトリュフオイルを回しかけ、なじませる。
皿に盛り付け、さらに上から生トリュフを削る。
冬トリュフは黒いダイヤモンドと言われる黒トリュフで香りと味がとても強い。
見た目は気取っていないが、味と香りが抜群で、この店で一番人気のパスタというのもうなずける。

Secondi Piatti(メイン)
【穴子のマルサラバターソテー】(3,600円)
対馬産の穴子は、骨切りしていないが、全く骨を感じさせない質の良さがあった。
開いた穴子を食べやすい大きさにカットし、薄く粉をまぶしてフライパンで皮目から焼き、
パリッと焼き色がついたら返して身の方にも火を通して、一度取り出す。
フライパンに残った穴子の脂に、マルサラ酒、黒バルサミコを加えて煮詰め、
バターを加えてモンテ(乳化させ、風味ととろみをアップさせる)。
皿に穴子、一緒にソテーした万願寺唐辛子をのせ、ソースをかけて出てくる。
甘味のあるマルサラソースが、穴子の旨味を引き立てていた。

お土産
毎回、帰りに頂くお土産がある。この日は、フィナンシェだった。

■■攻略法■■
ポーションが2人前を想定しているので、2名以上で行くべし。
我々のように、アラカルトで冷菜、温菜、パスタ、メインからチョイスしていきシェアすると良い。
メニューで迷ったらスタッフに相談。親切に教えてもらえます。
ナチュラルワイン初心者も遠慮なく聞くべし。

■■チョッチュ■■
こだわったメニューが多いので、もっと説明してもらえたら嬉しいなぁ。
聞けば丁寧に教えてもらえるけど、「本日のオムレツ」は
具材を選べるならメニューに書いていてもらえるといいかなぁ。

■■オススメ店■■
永島さん 中央区白金 「vinoria BASSO(ヴィノリア バッソ)」

■■その他■■
客単価 : 飲んで食べて10,000円前後

生ビールは700円から
ハイボールは900円から、サワーは1,000円から
ワインは、グラス1,000円から、ボトル6,000円から。

人気メニュー ベスト3
3位 : メイン【牛肉のロースト】 この日は、「黒毛和牛のロースト(150g)」(4,800円)
2位 : 温前菜【本日のオムレツ】(2,800円) この日は、白子と牡蠣があった
1位 : 冷前菜【ブッラータチーズとフルーツを使った冷前菜】フルーツは季節によって変わる
この日は、「ブッラータチーズといちご、ヘーゼルナッツ」(2,600円)
番外:パスタなら、【トリュフ系パスタ】 この日は、「冬トリュフの田舎風 手打ちタリオリーニ」(2,800円)

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