FM 福岡 FUKUOKA

BUTCH COUNTDOWN RADIO

ザ・メシュラン

放送日:2026-04-17(金) 地域:中央区大名

晴れと日常

TEL
092-751-7788
住所
福岡市中央区大名2-9-20 B1F
ジャンル
居酒屋
オープン日
2021年12月22日
席数
37席(カウンター6席、テーブル、掘りごたつ)
営業時間
17:00~23:00 (L.O. 22:30)

定休日:日曜日
調査日
■2026年3月27日
■天候 晴れ
■時間 19時30分
URL
https://www.haretoke-fukuoka.com/

内容

今日ご紹介するのは、中央区役所の交差点から少し入った場所にある大人の居酒屋さんです。
道路に面した階段を地下に降りるとお店があり、白壁に木をふんだんに使った温かみのある空間になっていて、入り口付近にカウンターとテーブル席、奥に掘りごたつ式の小上がりがあります。
店主の原田さんは、久留米市のバールからスタートし、イタリア料理店で4年、
福岡の老舗居酒屋「雄屋」で10年、「博多ほてい屋」で6年の経験を積み、独立。
この道25年です。
料理は、旬の食材を用いた刺身や天麩羅など和風の料理が多いのですが、
食材の組み合わせやバランス、遊びの感覚など、洋食での経験を活かし、一見作れそうで、
なかなか作れない、プロの技が光る一手間加えた「非日常=晴れの日」の料理を楽しめます。
食材は、福岡、長崎、鹿児島などの九州産を中心に、
季節感を重視して、信頼関係のある業者からの仕入れています。
また、女性スタッフが活躍していて、我々が取材した時は、店主以外キッチンもホールも全て女性スタッフ。
しかも、キビキビ動いていて、とても気持ちがイイです。(バイトの方もなかなか辞めないそうです。)
天神駅からも徒歩5分ほどというアクセスが良い場所にあり、
家庭ではなかなか食べられない手間のかかる料理で、
「知っている味なのに、なぜか美味しい」という心地よい違和感を楽しめるお店です。

チェック

アラカルトとコース
コースは、料理のみで5,500円から、飲み放題付きで6,500円から。2名様からで前日までの受付

我々はアラカルトで頼んだ

お通し【しじみ汁】(440円)
座ると出てきて、これが席料の代わりとなる。
しじみは活物を仕入れて砂抜きし、水を張った鍋にしじみを入れ、アクを取りながら殻が開くまで加熱する。
ほぼ、しじみの出汁のみで、ほんの少し塩を加えて味を調え、お椀で出てくる。
一口目から旨味がダイレクトに広がり、食事のスターターにぴったりのシンプルで優しい味。

【本日の刺身盛り合わせ】(1人前1,595円)
基本的に1人前7種+雲丹を1貫ずつの盛り合わせになり、内容は日替わり。
この日は、鰆の炙り(福岡)、カマスの炙り(福岡)、鮪(長崎)、天然鯛(福岡)、鰤(鹿児島)、
胡麻鯖(長崎)、タイラギの炙り、雲丹(北海道)。
鰆は腹側部分を使って、炙ることで皮と身の間の脂の旨味を引き出している。
水分が多いカマスは、軽く塩を当てて脱水シートで水分を抜いて旨味を凝縮させ、
隠し包丁を入れて、皮目を炙っていた。
鯛は程よい厚さに切っていて、脂ものっていて美味しい。
鮪は中トロくらいで、その上に雲丹をのせているので、一緒に食べても別々で食べても良い。
鰤も腹側を使うなど、脂ののりを重視して部位をセレクト。
胡麻鯖は、胡麻ダレ系に少し味噌を加えていてタレが辛すぎない。
ツマである生わかめもシャキシャキ感があり、口直しに良い。
それぞれの刺身は、程よい厚みで食べ応えがあり、上手く素材を活かしている。
薬味で山葵の他にあおさ海苔に醤油を加えたものを添えていて、風味があって良い。
この価格で雲丹も入っているのでとてもリーズナブル。

【季節の果物の白和え】(748円)
果物は季節によって変わり、だいたい2種類使うようにしていて、この日は「苺とパイナップル」だった。
豆腐を裏ごしして滑らかにしたあと、生クリームを加えてコクを出し、蜂蜜を加えて甘味を出して生地にする。
そこにカットした苺とパイナップルを加えて和えたもの。
上に彩りで、ルッコラやミックスリーフなどを添えて出てきた。
フルーツに寄せたほんのりクリーミーな味わいでデザートぽくもあるが、
フルーツの酸味がきいているため、前菜としても振舞える一品。

【名物 う煮たまご】(748円)
卵を半熟に茹で、鰹、昆布、椎茸などでひいた出汁に、
醤油、たまり、味醂、砂糖などを合わせた漬け地に漬けこみ、煮卵にする。
それを半分にカットし、大きなレンゲの形をした器に盛り、たっぷりの飛子といくらの醤油漬けをかけ、
雲丹をトッピングし、山葵を添えて出てくる。
やや甘めになった煮卵と魚卵の塩気でバランスをとり、濃厚なのに重たくなっていない。
それぞれの旨味と、ねっとりやプチプチなどの食感が多層構造で押し寄せてくる。

【カラスミ餅】(583円)
餅を焼きながら、風味付け程度に醤油を薄く塗り、
薄くスライスしたからすみと一緒に板海苔にのせて出てくる。
からすみの塩気を餅の甘さが中和し、磯の香りもよく、からすみの旨さを存分に楽しめる一品。
まさに究極の酒の肴。

【はまぐりと芽キャベツの酒蒸し】(1,628円)
砂抜きしたハマグリとお酒、出汁、ほんの少し薄口醤油を鍋に入れ、
ハマグリの口が開いたら芽キャベツを加える。
ハマグリから出た出汁と春野菜の苦味がよく、季節感の塊のような一品。
ハマグリの身はもちろん、出汁もお酒のつまみになる。

【すき焼き風コロッケ】(803円)
牛肉のミンチ、細かく刻んだ玉葱を炒め、
マッシュしたじゃがいもと一緒に丸く成型し、衣をつけて揚げ、コロッケにする。
コロッケを半分に割って器に盛って白髪葱をのせ、
茹でた春菊と卵黄を添え、割下ベースの餡をかけて出てくる。
見た目はコロッケだが、甘辛い味付けが完全にすき焼きで、卵黄を絡めるとまろやかな味になる。
手軽にすき焼き風を楽しめるのが良い。

【イカ焼売 桜海老のあんかけ】(2個 630円)
イカミンチなどで作ったタネに細切りした焼売の皮を張り付けて、蒸す。
蒸し上がったら、和風出汁ベースの餡をかけ、乾燥した桜海老をトッピングして出てくる。
餡掛けにしているのは珍しく、海老の風味がよく、イカの甘味と旨味に餡の旨味が重なり美味しい。

天ぷら
天ぷら粉には、米粉も混ぜて使い、米油で揚げる、軽い仕上がりの天ぷら。
ほとんどが単品になり、基本的にそれぞれが2人で丁度良い量になっていてる。
天つゆも出てくるが、味を付けて出てくるものはそのまま頂く。

【カマンベールの天ぷら 蟹味噌乗せ】(693円)
カマンベールチーズを食べやすい大きさにカットして衣をつけて揚げ、たっぷりの蟹味噌をトッピング。
熱してトロッとなったチーズと蟹味噌が、口の中でよく絡んで、良い相乗効果を生んでいる。

【福岡産 さわらの天ぷら 梅肉醤油】(748円)
大型の鰆の身をある程度の塊のまま衣をつけて揚げ、人数分にカット。
梅肉醤油と山葵をのせて出てくる。
衣なサクッとしてるが、中はレアな仕上がりでしっとり。
脂がのった鰆は美味しく、梅で後味が引き締まる。

【海老の天ぷら エビ塩添え】(693円)
大振りの海老に衣をつけて揚げ、桜海老をすり潰して塩に混ぜたエビ塩を振って出てきた。
海老の香りがとても強く、身もプリプリで海老を食べた充足感がある一品。

【おまかせ野菜の天ぷら4種盛り】(1,265円)
この日の野菜は、アスパラガス(福岡)、白石蓮根(佐賀)、出汁炊きごぼう(青森)、株舞茸(群馬)。
アスパラガスと蓮根は軽く皮を剥いて食べやすい大きさにカット。
ゴボウは斜め切りして下茹でしたものを出汁に漬けておく。
群馬産の株舞茸は、とても大きなもので香りが強く、食べやすい大きさにカット。
それぞれ、衣をつけて揚げ、塩が一緒に出てくるのでお好みで。
シンプルに素材の味を楽しめるようになっていて、舞茸の香りは抜群だった。

■■攻略法■■
焼酎の飲み切り2合は、きちんと2合入っていてお得なので、呑み助は頼むべし。

■■チョッチュ■■
天ぷらなどの揚げ物が豊富なので、口直しに良いスティックサラダなどの生野菜系があるといいなぁ。

■■オススメ店■■
原田さん 中央区大名 「雄屋」

■■その他■■
客単価 : 飲んで食べて6,000円から6,500円くらい

ビールは、生600円から、瓶748円から。
ハイボールは495円から、サワーは495円から。
焼酎は、グラス495円から、飲み切り2合2,200円から。
日本酒は、グラス550円から、1合量り売り、熱燗もあり。
ワインは、グラス770円から、ボトル4,620円から。

人気メニュー ベスト3
3位 : 【福岡産 さわらの天ぷら 梅肉醤油】(748円)
2位 : 【本日の刺身盛り合わせ】(1人前1,595円)
1位 : 【名物 う煮たまご】(748円)

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