FM 福岡 FUKUOKA

BUTCH COUNTDOWN RADIO

ザ・メシュラン

放送日:2026-06-26(金) 地域:中央区今泉

nowhere

TEL
092-600-3595
住所
福岡市中央区今泉1-13-21
フィル・パーク福岡今泉 2A
ジャンル
洋食
オープン日
2026年4月25日
席数
26席(カウンター14席、テーブル、立ち飲み有)
営業時間
17:00~23:00 (L.O. 22:00 )

定休日:不定休(月1~2回程度)
調査日
■2026年6月12日
■天候 晴れ
■時間 20時00分
URL
https://www.instagram.com/nowhere.fukuoka/

内容

今日ご紹介するのは、天神警固神社・三越前バス停から、今泉側に1本入った場所にあるビストロです。
ビルの2階にあって、店内は、入り口付近に立ち飲みスペース、
そこから伸びるカウンターの先はカウンターテーブルになり、コート掛けもあります。
一番奥にはテーブルを3卓用意していて、白壁に木と鉄を組み合わせたモダンな店内です。
料理長の鎌田さんは、福岡のフレンチレストランで3年修行後、カナダ、香港などの海外へ。
帰国後は、渋谷のミシュラン星付のジビエフレンチ「LATURE(ラチュレ)」で3年半腕を磨き、
福岡に戻って、この店の料理長に就任しました。この道14年。
この店のコンセプトは、「ワインをもっと気軽に楽しめる居酒屋」。
ワインは、グラスで660円からあり、ボトルも手頃な価格帯に設定し、
「ワインは難しい」「高そう」というイメージを取り払うことを目指しています。
また、料理は、シェフの海外、ジビエ料理などの経験を活かし、フレンチやヨーロッパ料理や
香港で学んだアジアの要素などを自由に取り入れた多国籍スタイルで、
居酒屋価格でビストロ料理を楽しめる店になっているのがポイントです。
アクセスが良い場所にあり、様々な要素を取り入れた料理を気軽に楽しめるお店です。

チェック

アラカルトとコース
コースは、6,000円から要相談。2名様から対応し、飲み放題も可だが、3日前までの予約が望ましい

お通し【ローストビーフご飯】(418円)
座ると出てきて、これが席料の代わりとなる。
ご飯とローストビーフの間には、自家製海苔の佃煮と山葵を忍ばせている。
海苔の佃煮は、店で作る海苔醤油の副産物として出る海苔と鰹節を利用して作ったもの。
海の旨味と山の旨味であるローストビーフをうまく掛け合わせていて美味しい。
和食でいう「しのぎ」のような存在でもあり、お通しでこういったものが出てくるのも嬉しい。

【サーモンと甘夏のマリネ】(1,078円)
サーモンはマリネして、軽くスモークにかけたあと、低温でコンフィする。
それをダイスカットし、季節の柑橘、今はバラバラにした甘夏と合わせて、
シェリービネガーで作ったドレッシングをかけ、ディルを散らして出てくる。
コンフィすることで生のサーモン特有の臭みが消え、繊維がほぐれるような独特の食感になっていた。
甘夏の爽やかな酸味とほろ苦さが印象的で、サーモンの脂を上品に受け止めている。
フレンチの技法を使っていて、白ワインとの相性も良いし、価格もリーズナブル。

【海老のブルスケッタ】(1個484円)
ブルスケッタとは、焼いたトーストの上に、具材をのせるイタリア料理。
一口サイズのトーストはバターで焼き上げ、赤海老は一度下味を付けてから軽く火入れ。
また、タイの調味料である「カピ」という小エビを発酵させたペーストをベースに
生クリームなどと合わせたソースを作っておく。
皿にソースを盛って、そこにトーストを縦にセット。その上に再びソースを塗り、
海老をのせ、レモンとオリーブオイルをたっぷりとかけて出てくる。
ソースを絡めると海老の旨味が非常に濃く、赤海老は火入れを最小限に留めているため、プリプリ食感。
立体的な盛り付けで、この価格とは思えない完成度があり、ワインのアテにもぴったり。

【猪鹿キーマ春巻き】(1本495円)
糸島ジビエ研究所から仕入れた鹿肉と猪肉のジビエミンチに、
数種類のスパイスを使って、キーマカレーを作る。
それを春巻きの皮で包み、揚げたもの。
ジビエ独特のクセはスパイスで上手くコントロールされていて、ジビエ初心者にもオススメ。
肉の力強さが出ていて、他のどの肉とも違う弾力があった。

【玉葱ロースト】(550円)
関西では見かけるメニューだが、福岡では珍しい。
玉葱を皮付のまま、アルミホイルで包んで160度で約2時間オーブンに入れてローストし、
一度冷やしたあとに、食べやすいように半分にカットし、フライパンで表面を焼く。
別鍋でバター、シロップ、水、玉葱の出汁を合わせてトロッとさせたものに、
その玉葱を加えて、温めて、軽く煮詰める。グラッセのような感じ。
トロトロになっていて、まるで玉葱そのものがスープになったような甘さを味わえる。
塩を添えているので、お好みで。
かなり手間がかかっていてこの価格は安すぎる。

【舞茸の天ぷら マッシュルームソース添え】(968円)
舞茸の天ぷらは、炭酸水を使ったフリット風にカリカリした仕上がりで、中はジューシー。
マッシュルームソースは、ブラウンマッシュルーム、玉葱、鶏の出汁、ポルト酒などを煮込み、
ミキサーを使って滑らかに仕上げたもの。
舞茸の香りがよく、濃厚なマッシュルームソースと合わせることで香りが倍増する。

【国産牛スネ肉のデミグラス煮込み】(1,848円)
国産牛スネ肉の表面を焼き付けた後、赤ワイン、フォンドボー、
デミグラスなどを合わせたもので、3時間半から4時間半ほど煮込んで柔らかくする。
その煮込みに使ったものをさらに煮詰めて仕上げにかけるソースにする。
皿にソースと一緒にスネ肉は大きな塊のまま盛り付け、
ジャガイモのピューレを添えて、黒胡椒を振って出てくる、
ジャガイモのピューレは、生クリームと合わせた滑らか仕上げ。
福岡では意外と食べる機会が少ないスネ肉だが、ホホ肉より縮みが少なく、
ホロホロでありながら肉の繊維感も残っていて、満足感が得られる。

【nowhereスパイシーチキングリル】(2,178円)
ありたどりの骨付きもも肉にスパイスをまぶして、一晩熟成させる。
スパイスが沁みたもも肉の表面のスパイスを落として、
酢を加えた水飴を塗って、冷蔵庫で2日乾燥させる。
それを注文が入ってから焼き上げ、スパイシーさを抑える仕掛けのヨーグルトソースと、
逆にスパイシーさが増すハリッサ(チュニジア生まれの調味料)を添えて出てくる。
ちなみに、ヨーグルトソースとハリッサを混ぜるとチキンオーバーライスのソースみたいになる。
チキンをスパイスに漬け込むのはネパールのネワリカジャの要素で、
皮をパリッとさせるのは中華の要素、焼き方はフレンチなど、
様々なエッセンスを取り入れているのが面白い。
皮はパリパリ、中はジューシーに仕上がり、スパイスの香りが広がり食欲をそそる。
ボリュームもあって、味にオリジナリティを感じる、お店の方向性を表現した一品。

【カラスミ塩レモン焼きそば】(1,518円)
食事というより、カラスミを味わうためのおつまみとしてのメニュー。
余計な味を入れないために、焼きそば麺を使って、塩と乾燥海老を絡めて炒める。
仕上げにカラスミパウダーをたっぷり振り、レモンを絞りかける。
カラスミの旨味がしっかりあり、乾燥海老の香りもよく、爽やかなレモンの酸味が全体を引き締める。

nowhereのストウブご飯【オマール・クラブご飯】(3,278円)
オマール海老の頭から取った出汁とカエシを使って、ストウブ鍋でお米を炊く。
炊き上がったら蒸らしの時に、オマール海老のほぐし身、蟹のほぐし身、蟹味噌、白葱、
オマール海老の頭の殻をのせてプレゼンテーション。
殻を外してよく混ぜ合わせ、それぞれの茶碗によそって出てくる。
日本の炊き込みご飯というより、南フランスのパエリアに近いイメージ。
魚介の旨味が凝縮されていて、約1合あるので皆でシェアすると良い。

■■攻略法■■
ワインは全般的にリーズナブル。グラス660円から6種類ほどあり、ボトルの数も多い。
スタッフに聞いて、料理とワインとのペアリングを楽しむべし。

■■チョッチュ■■
我々が座ったカウンターテーブルは、洗い場が見えてしまうので目隠しがあるといいなぁ。
福岡のお店なので、魚介類を使ったメニューがもっと増えたら嬉しいなぁ。

■■オススメ店■■
鎌田さん 福岡市南区 「Bistro Peche mignon(ビストロ ペシェミニヨン)」

■■その他■■
客単価 :  飲んで食べて 6,000~7,000円

ビールは、生605円から。
ハイボールは605円から、サワーは660円から。
焼酎は、グラス550円から。
日本酒は、660円から。
ワインは、グラス660円から、ボトル4,180円から。

人気メニュー ベスト3
3位 : 【オマール・クラブご飯】(3,278円)
2位 : 【サーモンと甘夏のマリネ】(1,078円)
1位 : 【nowhereスパイシーチキングリル】(2,178円) 

ザ・メシュラントップに戻る