FM 福岡 FUKUOKA

BUTCH COUNTDOWN RADIO

ザ・メシュラン

放送日:2026-08-28(金) 地域:中央区平尾

寿司処そらいち

TEL
092-600-3600
住所
福岡市中央区平尾2丁目17-20
ジャンル
和食
オープン日
2026年5月13日
席数
23席(カウンター7席、テーブル、掘りごたつの小上がり)
営業時間
17:00~22:00(L.O.21:30)   
9/1からランチスタート 11:30~16:00

定休日:水曜日
調査日
■2026年8月7日
■天候 晴れ
■時間 19時30分

内容

今日ご紹介するのは、平尾北の交差点から少し入った場所にあるお寿司屋さんです。
飲食店が数軒並ぶ建物の一画にあり、木製の扉に小さく看板も出ているので、すぐに分かります。
店内は、L字型のカウンター席、テーブル席、奥には小上がりもあり、和食らしいすっきりとした内装です。
店主の織田さんは、かつて「寿司処 いずみ田」に携わっていた方で、この道33年。
織田さんの寿司との出会いは衝撃的で、「鍋処 いずみ田」に入ったところ、
親方が「寿司をやる!」と言い、連れていかれたのは、長浜の名店「たつみ寿司」。
「1ヶ月で覚えろ」という無茶な指令にもへこたれずに猛烈な集中力で寿司を学び、基礎を習得。
その後、大名や赤坂の寿司店、数をこなすために回転すし店などでも修業。
当時、福岡は高価な寿司店が多く、その時の親方の言葉
「会社帰りに気軽に寿司を食べられる店」をコンセプトに「寿司処 いずみ田」をオープン。
いずみ田は、後進に譲り、このお店でも、その精神を引き継いでいて、
織田さんの奥さまや息子さんを中心とした家族経営スタイルで、
地域に根差した一軒の寿司店として長く続けることを目指しています。
魚介類は、「いずみ田」時代から付き合いのある魚屋さんから、地物、光物を中心に、
なるべく天然物を仕入れ、大きさよりも、脂が乗っているか、身質が良いかを重視していて、
養殖でも長崎産の「ハーブ鯖」など、品質が良いものは使うようにしています。
寿司は1貫から頼めて、一品料理の種類も豊富です。
一品料理に関しては息子さんのアイデアで、これまでの寿司店にはないものもラインナップされています。
価格も居酒屋価格のものばかりで、とてもリーズナブルです。
仕事帰りにちょっと立ち寄ったり、家族や仲間など気の置けない方と自由に寿司や一品を楽しめるお店です。

チェック

アラカルトとコース
コースは6,500円からあるが、主力はあくまでアラカルト
チャージ、お通しはない

【活イワシの磯辺巻】(900円)
「いずみ田」時代から続く名物料理。
適度な厚さに引いた鰯の刺身と、鰯に長さを合わせた葱、海苔、山葵が出てくる。
鰯は変色しやすく、時間が経つと色が黒ずんでしまうため、切り方も重要で、
赤身部分がしっかり見えるように、見た目にもこだわっている。
また、海苔に負けないように通常より厚めにしているのもポイント。
海苔もあまり薄すぎない有明物で、風味を重視。しかも、鰯と海苔の枚数も合っていて親切。
鰯の脂と海苔の香り、葱と山葵の爽やかさが一体になり、とても美味しい。
酒のつまみにぴったり。

【刺盛】(1人前1,250円)
基本は、5種類プラス・アルファという感じで、魚が小さい場合は、数を増やすなど調整する。
内容は日替わりで、この日は、水ダコ(北海道)、中トロ、鯖トロ、鯛(玄海)、ヤリイカ(玄海)、雲丹、穴子。
水ダコは、しっとり柔らかく、甘味をダイレクトに楽しめた。
中トロは、サイコロ状に切っていて、旨味がしっかりしていて、適度な脂があり美味しい。
鯖は、長崎産のハーブ鯖の脂がのっている部分で、青魚特有の旨味がしっかりしていた。
ヤリイカは松笠造りにして食べやすくし、雲丹をのせていた。
穴子の刺身はコリコリした食感で濃厚な甘味が広がる。
ツマにはワカメを使い、これも良いおつまみになる。

【貝盛】(1人前1,600円)
貝だけを揃えて盛り合わせにするのは珍しく、この店での人気も高い一品。
内容は季節や仕入れによって変わるが、この日は、サザエ、帆立、つぶ貝、赤貝の4種。
どの貝も新鮮でコリコリした食感を楽しめ、帆立の貝柱の甘味も良かった。

【えび真丈の唐揚】(700円)
息子さんが担当する一品で、何度も改良を重ねていて、現在「バージョン3.0」。
海老は、ぶつ切り、粗みじん切り、すり身の3種に分けて用意し、薄口?油、味醂、塩で味付けし、
玉葱、つなぎで、卵黄と海老の殻から作った海老油を合わせて丸く成型。
片栗粉をまぶして揚げ、細かくした海老の殻を加えた塩、レモンを添えて出てくる。
衣は軽く、外側はカリッとした仕上がり。
中は、ふっくらジューシーな仕上がりで、冷凍魚のすり身を使わないので、水っぽさやモサッと感はない。
海老の存在感が強く、海老へのこだわりを感じられる一品。

【ズッキーニと酒盗のチーズ焼】(750円)
およそ他のお寿司屋さんでは見ることがないだろうという、こちらも息子さんが担当する一品。
ズッキーニを輪切りにスライスし、その上に酒盗とチーズをのせてサラマンダーで火を入れる。
皿にズッキーニを並べ、パルミジャーノレッジャーノを削りかけて出てくる。
生と違って火を通したズッキーニは、甘みや旨味が引き出されていた。
そこに、酒盗の塩気、チーズのコクが加わり、お酒のアテにはぴったりな仕上がり。

【穴子の天ぷら】(980円)
対馬産の穴子の天ぷら。
衣は軽めで、サクサクしていて、身はふっくらとした仕上がり。
塩とレモンを添えているので、お好みで。

【ヅケの揚出】(900円)
鮪の赤身を醤油漬けし、ほんのり小麦粉をまぶして、高温、短時間で揚げる。
火を通しすぎるとパサついてしまうので、火加減は重要。
また、サイズ感にも意味があり、食べやすく、中心部には火を通しすぎない大きさになっている。
温かな和風出汁の中に揚げた鮪を加え、大根卸を添えて出てくる。
弾力のある鮪には、ほんのりと醤油の香ばしさがあり、出汁の旨味をまとって美味しい。
大根卸で後口はさっぱりとしている。

寿司
握りは20種類くらいあり、1貫150円から550円で楽しめる。
単品の他に、8貫セットもある。
シャリは米酢を使い、江戸前寿司のような強い酸味ではなく、九州らしい、やや甘めでスッキリ。
細巻きは、1本400円から10種類ほどあり、好みで具材を組み合わせるなども可能。
ちなみに、6貫落としではなく、12貫落としなど、切り方の注文にも柔軟に対応する。

【旬の握り8貫】(2,500円)
おまかせで8貫出てくる。単品よりもお得。
苦手なもの、アレルギーなどは事前に確認してくれるので、申し出ること。
「ヒラメ」 : 玄海の天然物。噛むほどに口に広がる甘味と旨味が良い。
「ハーブ鯖」 : 長崎産。食べ応えがないと美味しくないということで、やや厚めに切っていている。
コリコリした食感と青魚独特の香りが良い。
「ヤリイカ」 : 松笠造りしていて、塩をつけているので、そのまま頂く。塩でイカの甘味が引き立つ。
「赤身」 : コクと深い旨味があり、ほのかな酸味ですっきりとした味わい。
「赤貝」 : 貝好きには人気のネタ。コリッとした歯ごたえと磯の香りがたまらない。
「海老」 : 茹でた海老で、甘味があり、身は大きくプリプリの食感。
「中トロ」 : 網目状に細かく脂が入った中トロ。口の中でとろける。
「穴子」 : 煮穴子で、煮詰めを塗り、粉山椒を振り、山葵をのせていた。身はフワフワ。

【白鉄火】(550円)
「いずみ田」時代からの人気ネタで、長崎名物。通常、鉄火巻きというと、
鮪の赤身を使うことが多いが、長崎では白身を使うことが多く、「白鉄火」とも言われる。
仕入れによりカンパチやヒラスを使っていて、あっさりした味わいで、おつまみに丁度良い。

【シンコ】(400円)
シンプルに刻んだ沢庵を巻いたもの。
大きな1本ではなく、細かく刻んでいるのがポイントでシャリとのバランスも良い。
ホッとする味。

■■攻略法■■
【旬の握り8貫】(2,500円)はお得。足りなければ、好きなネタを追加すると良い。
大将と仲良くなるべし。その日の良いものを色々教えてもらえます。

■■チョッチュ■■
アラカルトが豊富で自由度が高いのは良いのですが、「本日のおすすめ」などが分かるマークがあると この店の初心者には親切かなぁ。注文を迷う客にはありがたいです。
寿司のセットが【旬の握り8貫】のみではなく、並、上、特上のように3段階くらいあるといいなぁ。自由に選べる良さを残しながら、初めての方でも選びやすい入口になると思います。

■■オススメ店■■
織田さん 中央区大名 「鮨おおしお」

■■その他■■
客単価 : 飲んで食べて 6,000円くらい

9/1(火)からスタートのランチはちょい飲み仕様になります
おつまみは300円から、寿司10貫セット1,400円、ドリンクはハッピーアワーで割引になります

ビールは、生780円から、瓶800円から。
ハイボールは650円から、サワーは650円から。
焼酎は、グラス500円から、2合1,800円から。
日本酒は、850円から。

人気メニュー ベスト3(寿司以外)
3位 : 【えび真丈の唐揚】(700円)
2位 : 【キスの天ぷら】(900円)
1位 : 【貝盛】(1人前1,600円)

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