FM 福岡 FUKUOKA

2023年4月のテーマ 新たまねぎ ③

この番組では、毎月様々な食材を因数分解。
歴史雑学からプロに聞く扱い方、簡単レシピを紹介していきます。
今月の食材は、「新玉ねぎ」です。


中村調理製菓専門学校 黒木晶子准教授にお伺いしました。

中村調理製菓専門学校

福岡市中央区平尾2-1-21
092-523-0411
https://chori.nakamura-s.ac.jp/

主な栄養素
新玉ねぎに多い栄養素は硫化アリルとビタミンB1です。

硫化アリルについて
硫化アリルは、玉ねぎを切った時に目に染みる刺激成分で、食べると辛味があります。
これは血液サラサラ成分で、動脈硬化や血栓の予防に良いとされています。
生で食べた時にもっとも効果的なので、サラダなどでどうぞ。
水溶性なので、できれば水にさらさない方がより摂取できます。

ビタミンB1について
ビタミンB1は、炭水化物を分解してエネルギーに変換する時に必要な補酵素です。
ビタミンB1が不足するとエネルギーが作れず、体がばててしまいます。

新たまねぎの栄養を効率よく摂る組み合わせ
一番良い摂取方法は、ビタミンB1を多く含む豚肉と組み合わせることです。
例えば、一緒に炒めたり、生ハムとサラダにしても良いでしょう。