FM 福岡 FUKUOKA

2023年11月のテーマ 蕪 ②

この番組では、毎月様々な食材を因数分解。
歴史雑学からプロに聞く扱い方、簡単レシピを紹介していきます。
今月の食材は、「蕪」です。


プロも頼る「たべごろ百旬館」の青果部門 山口さんに教えて頂きました。

たべごろ百旬館



福岡県福岡市中央区渡辺通1丁目11-16
TEL:092-731-3014
通常営業時間 8:00 - 21:00
http://100.co.jp/tabegorohyakushunkan/
https://www.instagram.com/tabegorohyakushunkan/


福岡県のかぶ

福岡県内では様々な場所で作られていて、北崎や金武、和白、糸島、そして、宗像、久留米などでも生産されています。
主な品種は「白かぶ」、「赤かぶ」、「あやめかぶ」などで、「赤かぶ」では最近、八女の「もものすけ」が有名です。
「あやめかぶ」は、中くらいの大きさで、茎近くが紫色で根に向かって白いグラデーションになっているものです。
大きさは、親指大で間引いたものから、小かぶ、こぶし大など、様々で、料理によって使い分けると良いそうです。

良い蕪を選ぶポイント
持った時にずっしりと重みを感じるものです。
蕪は霜が降りるようになると水分を蓄え、甘味が増してきます。
だから、重みがあるほうが甘いというわけです。

蕪を保存する方法
根と葉に切り分けてください。
根と葉はどちらも濡れ新聞、ラップで包んで、空気に触れないように冷蔵庫で保存です。ただ、長くはもたないのでなるべく早く食べてください。

山口さんが好きな食べ方は、「蕪の甘酢漬け」だそうです。