FM 福岡 FUKUOKA

MORNING JAM

問題です!

バックナンバー

2021-05-07(金)

日本の話です。

一番重い場合100トン、

一番軽い場合10kg、厚さは1m。

価値は全く同じです。

これ、何でしょう?

答え:1億円

1億円を国内の通貨で用意した時の最大と最小の重さ。

1円玉…1g×1億枚=1億グラム=100t(10万kg)
5円玉…3.75g×2000万枚=75t
10円玉…4.5g×1000万枚=45t
50円玉…4g×200万枚=8t
100円玉…4.8g×100万枚=4.8t
500円玉…7g×20万枚=1.4t
1000円札…1g×10万枚=100kg
5000円札…1g×2万枚=20kg
10000円札…1g×1万枚=10kg

そして、1万円札100枚(100万円)の束の厚さは1cmなので、1億円分(100束)で100cm=1m。
ちなみに、1円玉(厚さ1.5mm)を1億枚積み上げると、高さ150km、宇宙空間に達する。(宇宙は高度100km以上)

答えはこちら

2021-05-06(木)

シンデレラ、といえばガラスの靴。

ですが、元々は違う素材でした。

ガラスになったのは、17世紀のフランスの詩人、

ペローの勘違いによるもの。

ペローは、何をガラスの靴と勘違いしたんでしょう?

答え:リスの毛皮

童話シンデレラに似た話は紀元前から存在していて、元々はサンダルだったり、少しずつ形を変えて、世界中に広まっていた。それを今の「ガラスの靴」の話にしたのは、17世紀のフランスの詩人、シャルル・ペロー。
当時のフランスで知られていた話は、「Vair(ヴェイル/リスの毛皮)の靴」。そして、ガラスを意味するのが、つづりの違う「Verre(ヴェール)」。リスの毛皮であったものを、ペローが、勘違いしたのか、あるいは、写植の時に間違えたのか、ガラスの靴に変わってしまった。(ただし諸説あり。ペローが意図的に変えた可能性も否定できない)

シャルル・ペローは、他に、『赤ずきん』『長靴をはいた猫』『眠れる森の美女』などの作品も残している。(いずれも民間伝承をまとめたもの)

答えはこちら

2021-05-05(水)

ありがたい問題です。

沢山の手があって、

手と同じ数だけ目があります。

1本の手と1つの目で、25の世界を救うもの。

なーんだ?

答え:千手観音

千手観音菩薩は別名、「千手千眼観音(せんじゅせんげんかんのん)」。
千本の手のそれぞれのてのひらに、眼を持っていて、その目で悩み苦しむ衆生(生きとし生けるもの)を見つけ、手を差し伸べる。実際に千本の手があるものは少なく、大体42本の手。胸の前で合掌する2本の手と、その周りに40本の手。この手1本につき、25の世界を救うとされ、25×40=1000を同時に救うことができる。

ちなみに京都の三十三間堂には1001体の千手観音像がある。(手と目の数は、42042、救う衆生の数は100万)

答えはこちら

2021-05-04(火)

肺で呼吸する生き物は、

空気から直接、酸素を取り込みますが、

エラで呼吸する生き物は、

水に溶けた酸素しか、吸収することができません。

では、エラでしか呼吸できないけど、

水を体にためることで、何時間も

地上で活動できる生き物、何でしょう?

答え:カニ

カニの呼吸法はエラ呼吸。なので本来、水の中でしか呼吸できないはずだが、地上の水がない場所で何時間も活動できる。
(種類によっては8時間平気)
それは、体内に、水を貯めこんでいるから。脚のつけねにある取水孔に、水を貯め、その水から酸素を取り込んでいる。ただ、くり返し同じ水を使っていると、段々と粘り気がでて、泡になってしまう。それが、あのカニの吹く泡。
泡になると、空気中の酸素が水に溶けて、やや酸素を取り込みやすくなるが、そもそも、泡になるのは、酸素不足の状態。早めに一旦、水の中に戻る必要がある。

答えはこちら

2021-05-03(月)

白い紙に塗料を塗って作られる折り紙。

しかし、金色の折り紙だけは

違う方法で作られています。

何色の紙に、何色を重ねて作られるでしょう?

答え:銀色の紙に、オレンジを重ねる

日本伝統の遊びの一つ、折り紙。
上級武家が和紙で物を包むために用いていた折形(おりがた)、折形礼法から礼法部分がなくなり、庶民へ遊戯用に広く発展・普及したもの。
実は、金色の折り紙は銀色の紙から作られる。銀色のアルミにオレンジ色のインクを塗って作られている。実際に銀色の折り紙にオレンジ色のマジックで色を塗ってみると、金色の折り紙になる。

答えはこちら

2021-04-30(金)

なぞなぞです。

いろんな虫が、お庭でバーベキュー。

焼く担当の虫は

キラキラ光っています。

この虫、なーんだ?



(原案:T&Yなぞなぞサイト)

答え:蚊

「蚊が焼いていた」ので、キラキラと「輝いていた」…。

答えはこちら

2021-04-29(木)

「私は、天命を受けて王になった。

 私を食べることは、天に逆らうことになる。

 ウソだと思うなら、後ろをついて来なさい」

 と言われてついて行くと、皆、恐れをなして道を開けた…

 このエピソードから生まれた「ことわざ」

 何でしょう?

答え:虎の威を借る狐

強いものの力をかさに着て、イバる人を例えたことわざ「虎の威を借りる狐」。
元々は、中国、戦国時代の書物『戦国策』に書かれた故事。虎が狐をつかまえると、狐はこう言った。
「私は天命によって、百獣の王になった。私を食べることは天命に逆らうことになる。ウソだと思うなら、私のうしろからついて来なさい」
虎が狐のうしろをついて行くと、他の動物は恐れをなして道を開けた。虎は、皆が恐れているのが自分だとは気づかなかった。というエピソード。

(これは、江乙(こういつ)という人物が楚の国の王(宣王)に言った話。
「楚は強い国だが、あなたはそれをすべて宰相にまかせている。宰相の力を周りの国は恐れているように見えるが、それはあなたの兵を恐れているだけ。(つまり、宰相は狐にすぎない。虎はあなたですよ)」
江乙(こういつ)は、親切に、楚の宣王に教えた、ようにみえるが、実は、江乙(こういつ)は、敵の「魏」の国からの使者だった。魏が、強い楚を混乱させるためだった…)

答えはこちら

2021-04-28(水)

歴史の問題です。


 7人が、同じ役職、同じ呼び名。

   頼房(よりふさ)、綱條(つなえだ)、治保(はるもり)、

   斎脩(なりのぶ)、斎昭(なりあき)、慶篤(よしあつ)。

 苗字はすべて「徳川」です。


あと1人は誰でしょう?

答え:光圀(みつくに)

「水戸黄門」というと、徳川光圀公のこと、と思いがちだが、全部で7人いる。「黄門」は中納言という役職のこと。水戸藩の中納言職に就いた人はすべて「水戸黄門」であり、その役職に、7人が就いた。

初代水戸藩主、徳川頼房(よりふさ)
第2代藩主、徳川光圀。
 (幕末に、物語が書かれ有名になったため、一般的に「水戸黄門」と言えば光圀となった)
第3代 綱條(つなえだ)、第6代 治保(はるもり)、第8代 斎脩(なりのぶ)、第9代 斎昭(なりあき/徳川慶喜の父)、第10代 慶篤(よしあつ/慶喜の兄)の7人が中納言となった。

(ちなみに現在放送中のNHK大河ドラマ『青天を衝け』で、徳川斉昭役を、竹中直人さんが演じている。)

答えはこちら

2021-04-27(火)

哺乳類で、最も移動のスピードが遅いのは、

時速200メートルの、ナマケモノ。

一方、魚で一番遅いのは時速1.5メートル。

何でしょう?

答え:タツノオトシゴ

タツノオトシゴは温帯から熱帯の浅い海に生息。見た目は魚っぽくないが、立派な魚の一種。尾ビレがなく、小さな背ビレをパタパタと動かして移動。そのスピード、秒速0.4ミリ、1時間がんばって1.5メートル。

・タツノオトシゴはオスの腹部に育児嚢(のう)という袋があり、オスが出産することで知られる。
・肉食で、意外に獰猛。甲殻類を、激しく吸って食べることもある。
・「遅い魚」というと、「ニシオンデンザメ(西隠田鮫)」というサメの一種も遅い。(北大西洋に生息)
 体長は最大7.3メートルもあるが、泳ぐスピードは時速1キロ。ヒレが小さく、ずんぐりした体型。スピードはのろいが、アザラシを襲うこともある。

答えはこちら

2021-04-26(月)

・日本に3人しかいません。

・たった4色のペンキから全ての色を作り出します。

・2~3年に1度、描きかえが必要です。

この職業、何でしょう?

答え:銭湯(ペンキ)絵師

銭湯の壁画にペンキ絵が描かれるようになったのは、1912年、大正元年のこと。明治17年に現在の東京都千代田区に開業した銭湯「キカイ湯」が、大正元年の増築の際に、「子どもたちにも喜んでほしい」という思いから、浴室の壁にペンキ絵を掲げたのが始まり。ペンキ絵は蒸気などにより剝がれてきてしまうため、2~3年に一度描きかえられる。
現在、銭湯ペンキ絵師は日本全国にたった3人だけ。使用するペンキは黄・赤・青と白のみ。この4色を調合して様々な色を作り出す。元の絵を白く塗りつぶすのではなく、元の絵の上にそのまま色を塗っていく。また、銭湯が定休日のたった1日で描き上げる。

答えはこちら