FM 福岡 FUKUOKA

MORNING JAM

問題です!

バックナンバー

2020-07-01(水)

もし、実現すれば、ギネス記録になりそうなもの。

今年の12月31日、大晦日にスタートして、

720時間、つまり30日間で終わる予定のもの。

世界一長い、何でしょう?

答え:映画

現在、ギネス記録として認定されている「最も長い映画」は、1987年にシカゴで一度だけ公開された『The Cure for Insomnia』で87時間。
俳優が自作のポエムを延々と朗読する、という内容。
そして、スウェーデンのアーティスト、アンダース・ウェバーグが現在制作中とされるのが、『Ambiance』という720時間の映画。
2016年には、7時間20分の予告編が発表されていて、YouTubeでも見られます。
今年、12月31日に全世界同時公開予定。公開を終了した後は、フィルムは破棄されるとのこと。

答えはこちら

2020-06-30(火)

2002年に、ノーベル物理学賞を受賞した

東京大学の小柴昌俊特別栄誉教授。

小柴先生は、高校の物理の臨時講師として

招かれた際、こんな問題を出しました。

「この世の中から摩擦が無くなったら

どうなるでしょう?」

この問題に、小柴先生が用意していたユニークな答えは

何だったでしょう?

答え:白紙のまま答案用紙を提出すること
小柴昌俊先生は、1926年生まれ(現在93歳)。
1987年に、自らが設計を指導したカミオカンデで
ニュートリノの観測に成功。
2002年にノーベル物理学賞を受賞した。
大学院生時代、神奈川の栄光学園に
物理の臨時講師として招かれる。
そこで、「この世に摩擦が無ければどうなるか」
と言うテストを出題。
この質問に対して、記述で説明するのは不正解。
摩擦が無いと、鉛筆の先が滑って答案はかけないはずなので、「白紙のまま」が正解、という問題だった。
・小柴先生は自分の研究だけでなく、後進の教育にも熱心で、
「私の研究を受け継いだものの中から、後2人は、
ノーベル賞を受賞する」と発言。
実際に愛弟子の一人、梶田隆章さんが2015年に受賞している。(ノーベル物理学賞)

答えはこちら

2020-06-29(月)

「右」は、仙台

「椰子」は、甲府

「岩」は、金沢

では、「肥後」は、どこでしょう?

答え:神戸

2つの言葉のセットは、都道府県名の「最初と最後の文字をとったもの」。
そして、その都道府県の「県庁所在地」を表している。

「右」⇒宮城⇒仙台
「ヤシ」⇒山梨⇒甲府
「岩」⇒石川⇒金沢
ということで、「肥後」⇒兵庫⇒神戸

答えはこちら

2020-06-26(金)

なぞなぞではありません。

昼間の空が赤く、

夕焼けが青く見える場所、

どーこだ?

答え:火星
・そもそも地球で昼の空が青いのは
波長の短い、青い光が空気にぶつかり
散乱するのが見えるため。
一方、夕焼けが赤いのは、光が通ってくる
そうの距離が長く、青い光が散乱しきってしまい、
青い光だけが残るため。
・ところが火星は、大気が薄く、砂ぼこりが多い。
この砂ぼこりの影響で、赤い光が散乱して、
地上に届くため。昼の空は赤い。
それが夕方になると、地球で青い光が届きにくくなるのと
同じメカニズムで、赤い光が届きにくくなる。
そこで、太陽光から赤い光を差し引いた、青い夕日になる。
・つまり、昼の空の色の違いはあるが、夕日のメカニズムはそっくり。

答えはこちら

2020-06-25(木)

・人間とのハーフです。

・本名はペケペケ。

これは、パプアニューギニアの言葉で、

トイレの大っきい方(大便)の意味。

・作者の、一番お気に入りのキャラクターでした。

これ、誰でしょう?

答え:(ゲゲゲの鬼太郎の)ねずみ男

「ねずみ男」は、鬼太郎の悪友で、トラブルメーカー。
水木しげるが創作したキャラクター。
・人間と妖怪の間に生まれた半妖怪。
・本名は「ペケペケ」で、これは、水木しげるが戦争で出兵した、現パプアニューギニア・ニューブリテン島の言葉で「大便」の意味。
・普段は、金と女性と食べ物のことしか頭にない。
・俗っぽく、人間味あふれるねずみ男は水木しげるの一番のお気に入りだった。
「鬼太郎は馬鹿でしょう。正義の味方だから。スーパーマンみたいなものだから、金や幸せについて考えない。だからねずみ男を出さないと物語が安定しないのです。」
・ねずみ男は、妖怪ウォッチの映画版に登場したことがある。

答えはこちら

2020-06-24(水)

クイズ!アリとともに生きる

最も古い記録は、紀元前1000年頃のインド。

その他、アフリカや南米など世界各地で、

アリが医療目的で使われてきました。

アリを、何に使うのでしょう?

答え:(外科手術の)縫合

アリは、古くから外科手術の縫合に利用されてきた。
アリの中でも「軍隊アリ」と呼ばれる種類のアリは、とても強いアゴを持ち、一度かみつくと離さない。
その習性を利用して、傷の両側をまたぐ向きで、アリにかみつかせ、アリの胴体をねじり取る。
すると、傷口は縫い合わされた状態になり、傷がふさがる。
アジアやアフリカ、南米など、世界各地で近年まで行われてきた。
最も古い記録は、3千年前、紀元前1000年頃のインド。
衛生上の問題はあるが、現在外科手術で使われる縫合用ホチキスと似たような仕組み。

答えはこちら

2020-06-23(火)

茎の産毛に含まれる粘液で

虫を捕まえたり、

葉っぱから毒ガスを出して虫を捕まえたり。

その虫を肥料にして、根っこから養分を

摂って育つ「野菜」。

何でしょう?

答え:トマト(じゃがいも)
植物の中には、虫を捕まえて消化して養分にする
「食虫植物」と言う種類があるが、
直接消化しなくても、虫を捕まえて養分にしている
植物がある。
その一つがトマト。
・トマトの茎には沢山産毛のような細かい毛が
生えていて、粘液を含んでいる。
羽虫など、小さな虫はこの毛に絡めとられ、
死ぬのを待って地面に落とされる。
最終的に土の養分となる。
・虫がトマトの葉をかじると、その痕から毒ガスを発射。
これが合図となり、周りのトマトも一斉にガスを発射して、
周囲の虫は全滅。これも土に落ちて分解され、養分になる。
この様な性質はトマト以外に
トマトととても近いジャガイモや、ナス、キャベツなども持っている。
(間接的に虫を摂取しているが、自分の体内で消化するわけではないので、
「食虫植物」には含まれない。)

答えはこちら

2020-06-22(月)

縁日などで売られている、

空気より軽い「ヘリウム」入りの風船。

でも、1日経つとしぼんでしまいます。

そんな「ヘリウム入り風船」の中に、

「空気で膨らませた小さい風船」を入れます。

時間が経つと、どんな状態になるでしょう?

答え:中に入っている小さい風船が膨らむ

ヘリウムを入れた風船が時間が経つとしぼむことから、ヘリウムは空気に比べて風船の膜を簡単に通り抜けることができる。ヘリウム風船の中に入っている、小さい風船の膜に対しても同じ。小さい風船の中には空気しかないので、ヘリウムがとても入り込みやすい。一方、空気が風船の膜を通り抜けるのは、ヘリウムほど簡単ではないので、小さい風船の中は、空気とヘリウムとでどんどん膨らんでいく。

答えはこちら

2020-06-19(金)

なぞなぞです。

全く泳げない

漢字の部首って、

なーんだ?



(原案:T&Yなぞなぞサイト)

答え:うかんむり

「うかんむり」は、浮かん、無理...

答えはこちら

2020-06-18(木)

現存する日本で最も古いものは、

奈良時代、751年に作られた、

「田んぼ」に関するもの。

現存はしていませんが、奈良時代の僧・行基が

作ったとされるものは、その後、

江戸時代まで使われていました。

これ、何でしょう?

答え:地図

・現存する日本最古の地図は、東大寺正倉院に保管されている、「東大寺開田図」(751年)。
東大寺が開墾した田んぼの状況を記録したもの。
このような田んぼにまつわる地図は、645年の大化の改新後、班田収授(田んぼの収穫にもとづく租税)のために作られるようになったとされる。
・日本で最も古い「日本地図」は、行基(668-749)が作ったとされる「行基図」。(だが、現存はせず、本当に行基が作ったかは不明)
これが、日本地図の原型として模写・転用され、江戸中期に伊能忠敬らが測量で地図を作るまでは、ずっと「行基図」が使われていた。(現存する最古の「行基図」は、1305年、鎌倉時代のもの)
・行基は、仏教の布教が禁じられた時代に、寺院だけでなく、ため池や堀、橋などのインフラを各地で整備した人物。
朝廷から度々弾圧を受けたが、民衆の圧倒的な支持を得た。最終的には聖武天皇の信を得て、東大寺建立の実質的な責任者となった。

答えはこちら