FM 福岡 FUKUOKA

MORNING JAM

問題です!

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2020-06-08(月)

牛からできたものが「世界初」。

「酪農家の間では流行しない」というウワサがキッカケで

発明されました。

何でしょう?

答え:ワクチン

病原体から作られた無毒化もしくは弱毒化された抗原を投与することで、病原体に対する抗体生産を促し、免疫を獲得することで感染症を予防する「ワクチン」。
世界最初のワクチンは、イギリスの医学者、エドワード・ジェンナーが18世紀末に発明した「天然痘ワクチン」。
3000年以上前に確認され、人々におそれられてきた感染症「天然痘」。18世紀後半には「ウシの病気である牛痘に感染した人(=主に酪農家)は、天然痘の免疫を獲得し、かからない、もしくは軽症になる」ことが知られるようになってきた。この“ウワサ”を知ったジェンナーは1796年、乳絞りをしていた女性が感染した牛痘の膿を8歳の少年に植え付け、数ヶ月後、今度はウイルスにあたる天然痘の膿を接種。天然痘が発症しなかったことから免疫が獲得されていることを証明した。この牛痘の膿が史上初のワクチンである「天然痘ワクチン」となった。

・ワクチン(vaccine)という名称は、ラテン語のVacca(雌牛)に由来する。

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2020-06-05(金)

体長45センチ、

巨大なダンゴムシの親分、

深海に棲む、ダイオウグソクムシ。

ダイオウグソクムシの体には

3500個のあるものがついてます。

何でしょう?

答え:目
ダイオウグソクムシを正面から見ると、
左右に目があるのが分かる。(なかなかかっこいいです)
この目は、トンボなどと同じく、複眼になっていて、
左右あわせて、3500個の目(個眼)で成り立っている。
節足動物の複眼としては最大級。
殆ど光の届かない深海で、どんな役割を果たしているかは
よく分かっていないが、発光生物の光をとらえる役割と思われる。
・ダイオウグソクムシは、見た目はダンゴムシのようだが、
種としてはフナムシに近い。
・体を丸める事は出来ない。
・泳ぐときは、腹が上。足を動かして泳ぐ。スピードは意外と速い。
・少し小さい、10~20cmの「オオグソクムシ」は、
高知の居酒屋で食べられる。食べ方は、素揚げと味噌汁。(各1000円)

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2020-06-04(木)

北海道札幌市が一番小さく、

山形県で最も北にある遊佐町が一番大きいもの。

何でしょう?

答え:郵便番号

日本の郵便番号は7桁。
数が最も小さいのは、001-0000北海道札幌市北区で、
数が最も大きいのは、999-8531山形県遊佐町菅里。

・このように、「0」と「9」がどちらも北に偏っているのは、「0」から順につけたのではないから。
東京を起点に、「1」から始まり(100-0000は千代田区)、関東から西に向かって数字が増えていく。
九州は、北九州(800)から鹿児島曽於(899)まで「8」。
「9」は沖縄のあと、福井に飛び、北陸から東北・山形まで。
そして、「0」が北海道と北東北に割り当てられた。
・遊佐町は、山形最北の町で秋田県に接している。
日本百名山の1つ、標高2236mの鳥海山、別名出羽富士がある。
修験道の修業の場であり、山岳信仰の対象となった。

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2020-06-03(水)

クイズ!世界アリ紀行

南米に広く生息するアリ、タートルアントは、

とても頭が大きく、しかも丸くて平ら。

まるで、頭にお盆を乗せたような、ユニークな形をしています。

タートルアントは、この頭をどのように使うでしょう?

答え:巣にフタをする

先週のアロメルス・デケマルティクラトゥスと同様、タートルアントは、木の上に棲むアリ。
しかし、超攻撃的なアロメルス・デケマルティクラトゥスと対象的に、タートルアントは防御に特化したアリ。
木に穴を開け、中に巣を作った後、お盆の形の頭で入り口をぴったり塞ぎ、外敵から巣を守る。
(タートルアントのすべてがこの形ではなく、役割による。)
いわば「生きたドア」で、敵味方の識別をして、安全な時は仲間のアリを通す。

・タートルアントは、「進化のナゾ」の研究も行われている。
「進化」は通常、一方向で元に戻ることはない(A⇒B)とされるが、タートルアントの仲間は、一度捨てた形をまた取り戻す不思議な進化をしている。
(A⇒B⇒A⇒B⇒A⇒B…)
このことで、「進化は常に一方向ではなく、停滞や迷走をくり返す」ことがわかった。

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2020-06-02(火)

大人の問題です。

ひざまづいた女性と、その上に乗った男性。

男女の交わりを、1文字であらわした

小学校で習う漢字。

何でしょう?

答え:色
「色」という漢字は、小学2年生で習うが、
元々は、男女の交わり、そのものを表した象形文字。
下半分は「かがんだ女性」、上半分は「上に乗った男性」の形。
つまり、「色を好む」など、「色」は元来、そっちの意味の漢字。
「色彩」の意味は後から生まれた。
(男性から見て、「色」が「女」の意味を持つようになり、
「美しさ」を表す意味に転じ、さらに美しい「色彩」の意味を持つようになった。)
・小学生向けの漢字辞典では、「色」の成り立ちについて、
「2人の人が寄り添っている様子」
「ひざまずく人に、もう一人の人がのっている形」
など、オブラートに包んだ表現をしている。

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2020-05-29(金)

FM福岡と同じく、今年で50周年。

これまでに、1000種類以上のラインナップ。

累計販売6億7000万個。

2秒に1つ売れている物。

現在の価格は1つ450円から。

これ、何でしょう?

答え:トミカ
現タカラトミー(旧トミー)から販売されている
ミニカーのシリーズ「トミカ」が誕生したのは、
1970年。今年で50周年。
1970年8月18日、6車種が発売された。当時180円。
(ブルーバードSSS、コロナマークⅡ、クラウンスーパーDX、
クラウンパトカー、トヨタ2000GT、フェアレディZ432)
以後、常時140車種を、毎月第3土曜日に2車種ずつ
入れ替えながら、これまでに1000車種以上を販売。
今年3月には累計販売台数6億7000万台を達成。
・これまで最も売れたのは、「日野はしご付消防車」の407万台
・「トミカ」の名前は、当時の社長、「富山幹太郎」から、carではない。

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2020-05-28(木)

計算問題です。

4マスかける4マスの正方形。

この中に、四角形は

いくつあるでしょう?

答え:100個

もちろん、1つ1つ地道に数えても解ける。
が、数学的な解き方もある。

・4マス×4マスの正方形には、5本の縦線と5本の横線がある。
ここから、縦と横、それぞれ2本ずつ選ぶ。
その数だけ、四角形がある。
5本から2本を選ぶ組み合わせは、
(5×4)÷(2×1)=10
縦、横各10通りの組み合わせがあるので、10×10=100個。

・1つ1つ数えると、
1マス×1マスが16個
1マス×2マスが24個
1マス×3マスが16個
1マス×4マスが8個
2マス×2マスが9個
2マス×3マスが12個
2マス×4マスが6個
3マス×3マスが4個
3マス×4マスが4個
4マス×4マスが1個
合計100個。

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2020-05-27(水)

クイズ!世界アリ紀行

南米・アマゾンに棲むアリ

「アロメルス・デケマルティクラトゥス」は、

木の上に生息するアリ。

罠を作って、やって来る他の虫を捕まえます。

木の上に、どんな罠を作るでしょう?

答え:枝そっくりの罠

アマゾンに棲むアロメルス・デケマルティクラトゥスは、恐ろしい罠を作るアリ。
木の上に、本物そっくりの偽の枝を作る。
この「偽の枝」は、中が空洞になっていて、自分たちは自由に移動できる。
この枝に、他の虫の足が触れたが最後、内部に潜んでいたアリが、一斉に飛び出し、足や触角にかじりつき、「偽の枝」に磔にする。
そのスピード、ほんとに一瞬の出来事。
俊敏なハエやハチも逃げられない。微動だにできないまま、じわじわと解体される。

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2020-05-26(火)

果物や野菜に含まれる

糖分の割合を表す「糖度」。

すべての農産物の中で、

最も濃度が高いもの、何でしょう?

答え:ニンニク
果物の糖度は概ね10度から20度。
バナナは20度、ブドウは16度、メロンは14度、
スイカ12度、みかん11度、レモンは10度。
一方で、ニンニクの糖度は30度以上。
中には40度を超えるものもある。
ニンニクの糖度が高くなるのは、真冬の土の中でも
凍らないようにするため。寒い場所ほど甘みが増す。
生のニンニクが苦いのは「硫化アリル」と言う成分があるため。
この刺激が強すぎるため、甘味を感じにくい。
加熱で硫化アリルは分解されるので、辛味が和らぎ、
甘味が増すように感じる。(黒ニンニクはこの状態)
・ニンニクの糖は、「多糖類」なので、体内に
吸収されるスピードが遅く、血糖値は上がりにくい。
・らっきょうも、ニンニク同様、糖度が高い。(ニンニクよりは低い)
(・糖度は、水100gに砂糖が解けている量を表したもの。
水100gに砂糖10gを溶かすと糖度10
最大で200g程溶ける(20℃の場合)

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2020-05-25(月)

ある大物芸能人の一言がきっかけで

緑が青に変わったスポーツ。

何でしょう?

答え:卓球

今や人気スポーツのひとつに成長した卓球。
卓球台の色はもともと深い緑が主流だったが、青色に変化したきっかけは、タモリさんの一言。
1980年代後半、タモリさん司会の「笑っていいとも!」テレフォンショッキングでの一幕。
ゲストは織田哲郎さん。学生時代卓球をしていたと話す織田さんにタモリさんが「あれって根暗だよねー。」と一言。
タモリさんの発言の世間に対する影響力は大きく、卓球部に入部する学生が激減するという事態が発生。
そこで卓球業界は「根暗」というイメージを払しょくするために、卓球台の色を「緑」から清涼感のある「青」へとシフトチェンジ。
ボールの色も、白が大半だった中、オレンジのボールが登場。
タモリさんの発言がきっかけとなって「明るい」イメージへと転換する改革が進んでいった。
(現在は国際大会でも青い卓球台が一般的。)

その後、タモリさんから「あの時は根暗と言って悪かった」ということで、日本卓球協会に1000万円の寄付があったそう。

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