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MORNING JAM

問題です!

バックナンバー

2023-02-24(金)

落語なぞなぞ~

「や」を取っても、「お」を取っても

ごはんが食べたくなる、

落語に欠かせないものって、なーんだ?

答え:おはやし(お囃子)

「おはやし」から「や」をとると、「おはし」になって、
「おはやし」から「お」をとると、「ハヤシ」になる…

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2023-02-23(木)

江戸の小噺。

上野、不忍池(しのばずのいけ)は、弁天様の参拝客で大にぎわい。

そこで、有料の貸雪隠(せっちん)つまり、

貸トイレを作ったところ、売り上げも上々。

それを見た別の男が、ならば私も、と、同じように

貸雪隠を建てました。

この男、さらに、自分の方を使ってもらうために

あることをします。

どんな手で、自分の貸雪隠に人を集めたでしょう?

答え:相手の雪隠に先に自分がこっそり入る

江戸中期(1772)に書かれた小噺集『鹿子餅(かのこもち)』に載っている話。
上野の不忍池の小島に弁財天が祀られていて、参拝客で大にぎわい。しかも、島でトイレがないので、貸雪隠(トイレ)を作った人が大儲け。
これを見て、自分も、と考えた男。女房は今さらマネしても失敗するだけだよと止めたが、男はそれを聞かずに貸雪隠を開業。すると何故か、この男の雪隠ばかりお客が入る。女房がわけを問うと、男は「何、簡単さ、お客が来たら隣りの雪隠にこっそり入り、咳をすれば俺の方ばかり入るってものよ」

この噺には続きがあって、元々の雪隠の持ち主が腹を立て、雪隠に工作。男が入ると、板がはずれ、肥え壺に落ちた、という話。

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2023-02-22(水)

落語の起源は、安土桃山時代。

武将たちの話し相手であった

「御伽衆(おとぎしゅう)」の話だと言われています。

その御伽衆が、味方の兵に武勇伝を語る中で、

なぜ、笑える「オチ」をつける

必要があったのでしょう?

答え:(兵士たちの)眠気を覚ますため

もともと落語は、「落とし咄(ばなし)」などと呼ばれ、「落語」と呼ばれるようになったのは1887(明治20)年頃から。
その起源には諸説あるが、安土桃山時代(16世紀末)、武将の側近として彼らの話し相手でもあった「御伽衆(おとぎしゅう)」の夜話が起源だと考えられる。
御伽衆は、普段は武将の政治や軍事の相談相手役で、武芸や趣味の指南役を担っていた。また、戦の際には帯同し、特に話のうまい人が味方の兵に向かって夜通しさまざまな話を語った。兵士たちは敵の夜襲に備えるために夜通し起きている必要があり、彼らの眠気を覚ますために御伽衆は士気を高める武勇伝や武功話を語って聞かせていた。しかしそれでもやはり眠気は迫ってくるもの。そこで、思わず笑ってしまう「オチ」をつけて工夫をする御伽衆が出てきた。この笑い話が、落語の起源。
こうした御伽衆の笑い話は数十年後、江戸時代に入って、京都の僧侶・安楽案策伝(あんらくあんさくでん)によって『醒睡笑(せいすいしょう)』という書物にまとめられた。本のタイトルからも、これらの落とし話が眠気を覚ますためのものだったことが分かる。この書物は現在も読むことができ、中には現在の落語で人気の演目の原形と考えられる話も含まれている。ちなみに策伝は、豊臣秀吉の御伽衆の一人であった。
1790年以降、落とし話の人気に伴って「寄席」が生まれ、庶民の娯楽の場として急速に広がった。

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2023-02-21(火)

今年で開園40周年を迎える、東京ディズニーランド。

開園当初からある、

シンデレラ城の時計。

見たことはありますか?

時間以外に、何が分かるようになっているでしょう?

答え:太陽や月、(星座)の位置

1983年4月15日に東京ディズニーランドが開園した時からある、シンデレラ城。シンデレラ城があるのは、世界でも、アメリカ・フロリダ州にあるウォルト・ディズニー・ワールドと東京ディズニーランドの2ヵ所のみ。
高さは51mで、遠近法を利用して実際よりも膨張して見える様式が採られている。具体的には、石垣や窓、扉などの装飾物が上に向かって段々小さくなっていくように造られている。
シンデレラ城の最も高い塔は金色をしているが、これはディズニーの生みの親であるウォルト・ディズニーが関係している。東京ディズニーランド建設中に亡くなったウォルトが、好きだった金色を目印に、「天国から東京ディズニーランドを見つけられるように」という想いが込められている。
時計は天文時計になっていて、時間だけでなく太陽や月、十二星座の相対的な位置が分かるようになっている。文字盤の他に星座を模した盤が描かれていたり、太陽や月の位置を示すための針がある。
シンデレラの舞台は平和な国だが、お城自体は攻守対策がなされた造りが垣間見える。落とし格子や、隙間窓と呼ばれる、敵が攻めてきた時に銃や弓矢を出して戦うための窓。石落としと呼ばれる、城壁を登ってくる敵に石や熱湯を落として防御するための窓などがある。

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2023-02-20(月)

生志師匠の師匠、

立川談志さん。

飛行機に乗る前に、大好きなものを

たくさん食べた結果、

その匂いで飛行機を停止させてしまいました。

何を食べたんでしょう?

答え:ドリアン

自ら落語立川流を主宰し、「家元」を名乗る七代目 立川 談志(1935年〈昭和10年〉12月2日- 2011年〈平成23年〉11月21日)。
古典落語に広く通じ、現代と古典との乖離を絶えず意識しつつ、長年にわたって理論と感覚の両面から落語に挑み続けた。テレビ番組『笑点』は談志が自ら企画して実現したもの。古典落語を現代的価値観で表現し直そうとする努力が高く評価されたが、その荒唐無稽・破天荒ぶりから好き嫌いが大きく分かれる落語家の一人でもあった。
戦中・戦後の貧しい時代が青春時代であったために食に対するこだわりも多く、特に食べ物を粗末することを嫌い、前日残った食材を朝の味噌汁に入れたり、カレーに入れたりする。楽屋にも余程のことがない限りは手作り弁当を持参し、楽屋弁当は用意させなかった。
食べ物の中でも、強烈な匂いを持つことで知られる果物・ドリアンが大好物であった。娘の話によれば、談志が大量にドリアンを食べた後に飛行機に乗った際、その強烈な匂いで飛行機を止めてしまったこともあったという。
家族で香港に旅行に行った帰り、飛行機に乗るまでドリアンを食べ貯めていた談志。座席についた談志が「ガス臭くないか?」と言い出し、CAを呼んだ。機内チェックが始まってしばらくした時に、談志がゲップをした。談志が一番自分のゲップに驚いていたが、異臭の原因が自分だったとは報告しなかった。

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2023-02-17(金)

なぞなぞぶらりーの~

今月だけ、

ぶらぶら、ぶら下がってる

楽器って、なーんだ?

答え:笛

February フェブラリーは、笛・ブラリ…

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2023-02-16(木)

一生で、2億回以上

合計65リットル。

これ、何でしょう?

答え:(一生に出す)涙

涙、といっても「泣く」だけでなく、目の保護や、ゴミを洗い流すなど、色々な役割がある。ヒトの平均寿命を70年とした時、少なくとも2億回、涙を分泌している。6秒に1回、まばたきをして、1日16時間起きてると仮定して、年に350万回、70年で2億回を超える。そして、一生に流す涙の量は、およそ65リットル。スーツケース1つ分ぐらい。人は一生のうち、1万2000時間、およそ16カ月ぐらい泣くという。

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2023-02-15(水)

単位の問題です。

大麦 7000粒

それを使って、大人1人分のパンを焼きます。

というところから生まれた単位

何でしょう?

答え:ポンド

イギリスやアメリカで、重さ(質量)を表す単位ポンド。この単位は、「大人1人が1日に食べるパンを焼くのに必要な大麦の量」から決められた。
大麦1粒表す単位は「グレーン」でおよそ0.065g。メソポタミア文明の頃に「グレーン」が生まれ、人間1人が1日に消費する食糧の単位として「ポンド」ができたが、単位としてはまだ定まっていなかった。(1ポンドが何グレーンか、時代で変化した)
それが、1758年、イギリスで、1ポンド=7000グレーンと定められた。1ポンドはおよそ453g。

※ちなみに、イギリスの通貨単位のポンドは、1ポンドの純銀から生まれた。(この1ポンドは5760グレーン≒373g)

(※映画『シャイロックの子供たち』のモチーフとなったのは、シェイクスピアの『ヴェニスの商人』に登場する高利貸し、シャイロック。自分自身の肉1ポンドをカタに、シャイロックから金を借りるという話。)

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2023-02-14(火)

美味しいチョコレートの科学。

湯せんで溶かしたチョコレートを

氷水につけて冷やします。

そして、25度まで温度が下がったところで、

あることをしなければ、チョコレートは美味しくなりません。

何をするでしょう?

答え:再び温める

チョコレートの口どけのヒミツは「カカオバター」という成分にある。20℃くらいで溶けてしまうバターと違い、チョコ(カカオバター)は、、20℃くらいではしっかりとした固形。結晶化している。温めると、30℃で結晶が融解し、33℃で完全に液化。これが、36℃の口の中でとろけるメカニズム。
しかし、カカオバターの結晶の状態は6種類あり、このうち「5型」という「程よく不安定な結晶」にする必要がある。そのために必要なのが「テンパリング」(=焼き戻し)という作業。
溶かして、液体になったカカオバターを氷水につけ、混ぜながら冷やす。この時、冷えすぎると、「6型」というボソボソの結晶になってしまう。そこで、25℃(~27℃)ぐらいで、もう一度、少しだけ加熱。30℃~32℃まで上げて、また冷やすと「5型」結晶となる。

※33℃を超えたらアウト。また1からやり直しとなる。
※古くなったチョコが白くなるのは「6型」になった状態。チョコは早めにどうぞ。

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2023-02-13(月)

「こんな苦いお薬、飲めませんわ。」

こう言ったマリー・アントワネットのために、

オブラートの代わりに

液体だったものを固形にした、

っていうエピソードの食べ物。

何でしょう?

答え:チョコレート

チョコレートの起源は中央アメリカの真ん中、メキシコ南部〜ホンジュラスあたり。アステカ文明やマヤ文明といった古代文明が栄えた土地。紀元前2000年頃からカカオの利用があったという記録がある。当時、カカオは通貨や神様への捧げ物、そして飲み物として使われていた。甘みをつけることは少なく、とうもろこしや香辛料と混ぜ合わされたスパイシーな飲み物だった。
ヨーロッパに上陸したのは16世紀。スペインの王族に飲み物として初めて献上されて、貴族の間で好評を博し、庶民にも広まった。その後ヨーロッパに広まる中で、特有の苦味を打ち消すため砂糖や牛乳を加え、唐辛子の代わりに手に入りやすいコショウやシナモンを使うようになった。
フランスには1615年、スペインの王女とルイ13世の結婚がきっかけで伝わったと言われている。特に逸話が残されているのはマリー・アントワネット。1770年代にマリーが病気になった時、苦味が気になって薬が飲めない場面があった。ホットチョコレートが好きだったマリーが、薬をチョコレートに混ぜて飲みたいと要望したところ、王室の薬剤師がチョコレートを固形にして薬を包むことを考案。それを気に入ったマリーは、そのチョコをフランスの古い硬貨を意味する「ピストル」と名付けた。この時の薬剤師・ドゥボーヴはのちの1800年にチョコレート専門店「ドゥボーヴ・エ・ガレ」を創業し、現在パリで一番歴史を持つチョコレート店になっている。そして現在も「ピストル」の名前でチョコが販売されている(日本でも東京またはオンラインで買える)。

・日本では18世紀(1797年)、長崎出島の文献にオランダ商人から持ち込まれたチョコレートの記述が残っており、それがチョコレートの歴史のはじまりと言われている。

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